掛け算の導入例
獲得目標「掛け算とは何かを知ること」
先生「は~い、じゃあ授業はじめま~す!!今日から掛け算について勉強していきましょう。」
生徒「・・・掛け算??難しそうだなぁ」
生徒「先生!!足し算と引き算なら知ってるよ~!!」
先生「そうだね、実は、今日勉強する掛け算は今まで勉強してきた足し算と関係があります。
みんな、足し算はもうできるよね。
生徒「できま~す」「かんたんかんたん!!」
先生「じゃあ、みんなに早速問題です。
(板書)
ここにりんごが3つずつ入った袋が4つあります。では、りんごは全部でいくつでしょう?」
生徒・・・「はい!」「はい!」
先生「はい、じゃあリエちゃん」
生徒「12個です」
先生「よくできました!ちなみにどうやって考えたのかな?」
生徒「3+3+3+3=12だからです」
先生「はい、そうだね。じゃあ、次の問題、
りんごが4つずつ入った袋が8つあったら、りんごは全部でいくつになるかな?」
生徒・・・「式がすごく長いね!!」
「足し算が大変だよ」
先生「できた子はいるかな?・・・マイちゃんはどうかな?」
生徒「32個です」
先生「よくできました!!そうだね、これもさっきみたいに
4+4+4+4+4+4+4+4=32って計算ができるね。」
生徒「先生、こんなに式が長くちゃ面倒だよ~」
先生「そうだね~・・・でも、みんながやったこの計算が掛け算なんだよ。」
生徒「え!!!!掛け算って足し算と同じなの!?」
「こんなに大変なの!?」
先生「正確には、
掛け算っていうのは、同じ数を何回も足すことを簡単に短くあらわしたものです。
だからやってることはみんなの言う通り足し算と同じだね。
さっき先生は「簡単にあらわしたもの」って言ったんだけど、今の問題を掛け算の式の表し方にすると
4×8=32。掛け算の記号は×」
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生徒「じゃあ、やっぱり足し算はしなきゃだめなんだね」
生徒「足し算と同じなら難しくないね」
先生「じゃあみんな、
りんごが9こずつ入った袋が9つあったら今度は全部でいくつになるかな??」
生徒「・・・」
生徒「9+9+9+9+・・・・」
先生「計算をするのが大変だよね。じゃあ次の授業から掛け算、つまり同じ数の足し算の繰り返しをもっと簡単に
計算する方法、九九の勉強に入りたいと思います。
とりあえず、今日のところは大丈夫かな?」
生徒「なんだー、簡単に計算できるのか~」
生徒「掛け算は同じ数の足し算をいっぱい繰り返すことなんだね。わかった~!!」
生徒「九九ってなんだろう?楽しみだなぁ」
先生「・・・大丈夫そうだね。じゃあ今日はここまでにします。」
生徒「ありがとうございました!!」
最終更新:2007年05月19日 22:49