月の満ち欠け
獲得目標「月は太陽の光によって形が変えられる」
先生「今日からは月について勉強したいと思います。みんなは夜、月を見たりするかな？」
生徒「みる～」「みません」（さまざまな返答）
先生「見る子も見ない子もいるね。みんな、前に太陽の観察をしたのを覚えているかな？月も、太陽と同じようにみんなに観察してきてもらいたいと思います。先生が紙を用意したから、今日から１時間おきに観察して書いてきてください。」
生徒「はーい」
観察
※高度測定器を使用する
次の時間・・・
先生「じゃあ月を観察して、どんなことに気がついたかな？発表してみましょう！！」
生徒「時間によって見える場所が違いました！！」
生徒「月も動いていました！！」
生徒「高度を測ったら太陽みたいに扇型に移動していることがわかりました。」
先生「方角についてわかった人はいるかな？」
生徒「東から南、西に動きました」
生徒「あれ？太陽と同じだ」
先生「はいそうです、よくできました。みんなしっかり調べてありますね。ではここで、ビデオを見たいと思います。月の移動についてのビデオをみてみんなで確認しましょう。」
※半月の移動、満月の移動、三日月の移動などをみせる
先生「どんな形の月も同じように移動しているのがわかったかな？」
生徒「先生、月にはなんで形がいろいろあるの？満月とか、三日月とか・・・」
生徒「月は太ったり、細くなったりするのかな？」
生徒「太陽は丸いままだったのにね」
先生「では、さっそく月の形が変わって見えるのはなぜか、実験してみましょう！！」
実験
先生「じゃあ、まずライトをここに置きます。次に、みんな１人ずつ、ボールをもって正面に立ちます。このボールは月、ライトは太陽、そしてみんなは地球を表しているよ。これから４つ方角を向いてもらってそれぞれみんなは、見えた形を観察用紙に書いてね。」
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先生「かけたかな？この実験からどんなことがわかったかな？」
生徒「月は光によって見え方がちがうんじゃないかな？」
生徒「太陽の光の当たり方で形が変わって見えると思います」
先生「そうですね！！この実験から太陽と月の関係についてわかったね。ちなみに、月の形にはちゃんと名前があります。新月→上弦の月→満月→下弦の月そしてまた新月になります。」
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生徒「先生？月は地球の周りにあるってこと？」
先生「そうだよ、月は地球の周りをまわっているんだ。これを公転っていうんだよ」
生徒「じゃあ、地球の向きも変わらないといけないよね」
先生「そうだね、じつは地球はその場で回っているんだよ。それを自転といいます。」
生徒「そうなんだ～」
先生「それから、太陽と地球と月の大きさについて触れておくと、実は、太陽は地球よりおよそ１０９倍の大きさです。そして地球は月の４倍の大きさです。」
生徒「そんなに太陽は大きいの！？！？」
生徒「でも、地球から見たら月も太陽も同じ大きさにみえるよね？」
先生「そうですね、それは距離のちがいによるものです。みんな、遠くにあるものは実際の大きさよりどんなふうにみえるかな？」
生徒「小さく見えます！！」
先生「そうだよね、ということは、太陽は地球からとっても遠く、およそ１億５千万キロメートル、月は地球からおよそ３８万キロメートのところにあるんだよ」
生徒「とってもとおいね！？！？想像つかないや！？！？」
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先生「それでは、月の勉強のまとめをします。
①月の動きは太陽と同じように東から西に動く
②月は太陽の光によって形を変える。太陽は自分で光を放っているけど、月は太陽の光に照らされている
だったね。」
先生「ではしっかりおさらいしておきましょう。これで授業は終わりです」
最終更新：2007年05月29日 13:31
