忘却曲線


 横軸に経過時間、縦軸に記憶の保持の程度(節約率または保持率)をとり忘却の程度をグラフ化したものを忘却曲線という。
記憶は記銘直後が最も最大であり、時間の経過とともに減少していく。エビングハウス(1885)の無意味語綴りを用いた忘却曲線が有名であり、節約率は(「前回の学習時間」-「今回の学習時間」)÷前回の学習時間で表すことができる。
 また、節約率が0になることはないことから、記憶したものをきれいさっぱり忘れるということはなく、それは検索の失敗としてとらえることができる。

最終更新:2008年02月05日 01:28