1.国語 問題 2010/2/4



問1.次の文は国語科の目標である。空欄に適切な語句を補充しなさい。
 (『小学校学習指導要領解説 国語編』2008)
 国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、(伝え合う力)を高めるとともに、思考力や想像力及び(言語感覚)を養い、国語に対する(関心)を深め国語を(尊重する)態度を育てる。

問2.次の各文は各学年の目標である。第何学年の目標か答えなさい。
①目的や意図に応じ、考えたことや伝えたいことなどについて、的確に話す能力、相手の意図をつかみながら聞く能力、計画的に話し合う能力を身につけさせる。(第5学年、第6学年)
②経験したことや想像したことなどについて、順序を整理し、簡単な構成を考えて文や文章を書く能力を身に付けさせるとともに、進んで書こうとする態度を育てる。(第1学年、第2学年)
③目的に応じ、内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付けさせるとともに、幅広く読書しようとする態度を育てる。(第3学年、第4学年)
④相手や目的に応じ、調べたことなどについて、筋道を立てて話す能力、話の中心に気を付けて聞く能力、進行に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、工夫をしながら話したり聞いたりしようとする態度を育てる。(第3学年、第4学年)

問3.次の文は伝統的な言語文化に関する事項である。第何学年のものか答えよ。
(ア)親しみやすい古文や漢文、近代以降の文語調の文章について、内容の大体を知り、音読すること。
(イ)古典について解説した文章を読み、昔の人のものの見方や感じ方を知ること。
(両方とも第5学年、第6学年)

問4.空欄に適切な漢字を書け。
①おさめる―
成功を(収)める。
税金を(納)める。
国を平穏に(治)める。
学問を(修)める。

②ツイキュウ―
責任を(追及)する。
利益を(追求)する。
真実を(追究)する。

問5.次の中から意味の異なる誤った組み合わせを選べ。
(同意語)
  • 紺屋の白袴=医者の不養生
  • 提灯に釣り鐘=月とすっぽん
  • 暖簾に腕押し=豆腐にかすがい
・流れに棹さす=泣きっ面に蜂

問6.次の各文に合った意味を下のア~カから選べ。また読み方を( )の中に書け。
  • 杞憂   (イ)
  • 塞翁が馬 (オ)
  • 朝三暮四 (ウ)
  • 羊頭狗肉 (エ)
ア.最初は勢いが盛んだが、最後は勢いがふるわないこと。
イ.しても仕方のない心配。
ウ.口先で人をごまかすこと。見かけの違いにごまかされても結果は同じであること。
エ.見かけだけ立派で中身が伴わないこと。
オ.人生の幸、不幸は予測できないものであるということ。
カ.一度してしまったことは取り返しがつかないということ。

問7.三大和歌集について次の空欄に適切なことばを語群から選んで入れよ。
     (コ) (キ) (ク)
 成立  8世紀(奈良時代) 10世紀(平安時代初期) 13世紀(鎌倉時代初期)
 編者  (ア)らといわれる (カ)らといわれる (ウ)ら
主な歌人 (オ)、山部赤人、山上憶良、額田王ほか 小野小町などの六歌仙ほか 西行、式子内親王ほか
 歌風  五七調多く、力強く素朴 七五調が多く、優美で繊細 七五調が中心。感覚的で幻想的
 特色  現存する最古の和歌集。天皇から、防人、農民まであらゆる階層の歌を収録 醍醐天皇の命令により作られた、(サ) 後鳥羽上皇の命令によって作られた、第8番目の勅撰和歌集

<語群>
ア.大伴家持 イ.柿本人麻呂 ウ.藤原定家 エ.藤原道長 オ.在原業平
カ.紀貫之 キ.古今和歌集 ク.新古今和歌集 ケ.山家集 コ.万葉集
サ.最初の勅撰和歌集 シ.第3番目の勅撰和歌集 

こばやし作成
最終更新:2010年02月07日 19:54