教育心理 5.学級集団 問題
問1.次の文の説明に当てはまる語句をあとの語群から選べ。
①説得した直後よりも、後になってからのほうがかえって説得力が上がり、相手の行動が変化していくこと。
②周囲に自分と同様の作業を行う人が存在する方が、一人で行うよりも作業量が増大する現象。
③強く説得しようとすればするほど、相手の態度が説得の意図とは逆の方向に変化してしまうこと。
④ある個人の判断の基準を提供するような、その人にとって大変重要な意味を持つ集団のこと。
<語群>
ア.天井効果 イ.ブーメラン効果 ウ.
準拠集団 エ.成員集団
オ.スリーパー効果 カ.集団的促進 キ.
社会的促進
問2.次の文のうち、
個別指導の長所の記述をすべて選べ。
①同じ
カリキュラムと教材に基づく指導のために、比較的均質な資質を養うことができる。
②協議、討議、討論等を通して、思考力や判断力、創造的な態度を育てやすい。
③学び手の学習状況・学習力に即して学習内容や方法を選択でき、その子に応じた指導・支援が行いやすい。
④情報を同時的に多数の学び手に伝達することができるなど、教師主導のため、指導過程の制御が容易で一定の目標を達成しやすい。
⑤学び手の学習スタイルや学習ペースの差異に対応しやすく、その子なりの納得のいく学習への具体的な支援が行いやすい。
問3.次の言葉と関係の深い人物の名前を語群から選べ。
①学級の人間関係の構造として、多数分離型、分団分離型、
一部集中型、分団結合型、統一統合型があることを見出した。
②『大教授学』の著者で、
一斉指導の原理を提唱した。
③集団の成立の仕方に着目して、集団を
インフォーマル集団とフォーマル集団とに分けた。
④
PM理論の提唱者。集団のもつ機能として2つあげ、Pは目標達成、Mは集団維持。
問4.次の文の空欄を埋めよ。
精神科医の( )が考案したソシオメトリックテストは個人の好きな相手、嫌いな相手の名前を書かせることにより、集団の構造を客観的にとらえる方法である。選択・排斥関係、孤立、下位集団の存在や様相を明らかにし、図的にあらわすことができる。その図を( )と呼ぶ。記号を用いて一覧表にしたものは( )と呼ばれる。
こばやし
最終更新:2010年02月21日 21:58