日本の軍国主義が、太平洋戦争(1941年開始)につき進んでから、兵員不足を補充するため、徴集を猶予されていた大学生などを大量に徴集し、戦地におくった措置。
1943年(昭和18年)9月、法文系学生の在学中の徴兵猶予制を停止し、戦闘に参加させた。
10月「在学徴集延期臨時特例」公布され、理工系・医学系などを除いた大学・
高等専門学校等在学者にたいする徴兵延期が認められなくなり、該当学生が軍隊に徴集されることになった。
12月1日、第一陣入隊。
同時に徴兵適齢19歳となる。
※学徒出陣する一方では、学校に残る学生・生徒を勤労動員し、未婚の女子を女子挺身隊に編成して需要工場などに動員した。
また、数十万人の朝鮮人や占領下の中国人を日本に連行し、鉱山などで働かせた。
最終更新:2007年05月04日 18:19