学力テスト


1961(昭和36)年 文部省は部分的に実施していた学力テストを中学2・3年を対象に全国一斉に実施した。しかしながら、文部省と日本教職員組合に対立を生じ、激しい論争と抵抗運動があった。

2007年度から小学6年生と中学3年生の全員を対象として、43年ぶりに全国学力テストを算数(数学)と国語で行う。これは2004年の文部科学相の中山成彬が学力低下の対策として導入したもの。
ほとんどの自治体が参加したものの、愛知県犬山市のみが不参加であった。犬山市が反感を抱く理由として、中山相がこのテストの実施にあたり「競争意識を高める」「競争していく環境づくりが必要」と発言したことにある。
犬山市教育委員会は「勉強することの動機を、『競争』にするべきだろうか。
最終更新:2007年04月20日 17:49