子宮体がんは、欧米に多い病気です。 最近になって、日本でも子宮体がんにかかる人は増加しており、子宮がん全体のおよそ半分を占めています。 子宮体がんになる原因としては、「エストロゲン」「プロゲステロン」などの女性ホルモンが関係しています。 エストロゲンとは、子宮内膜を増やすように働くホルモンです。 月経の終わるころに分泌が増えます。 プロゲステロンは、子宮内膜が増えないように抑制する働きをするホルモンです。 プロゲステロンは、妊娠してない場合は剥がれ落ちます。 これを「月経」と呼びます。 2つの女性ホルモンのバランスが乱れるとエストロゲンは、過剰となり子宮内膜を増殖させます。 その状態のところに、遺伝子のなどの異常が加わることで、子宮体がんが起こるとされています。 子宮体がんが多く見られる世代は、女性ホルモンのバランスが乱れやすい閉経前後の50?60歳代の人に多く見られます。...
最終更新:2013年06月17日 14:52