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ドイツ観念思想

ドイツ観念思想

ドイツ観念論

認識論的・思弁的・内省的・唯心論的哲学

ドイツ理想主義

人生論:倫理思想・世界観的
日常的・功利的現実価値ではなく、それを越える理想の実現
つまり人格価値に努力目標をおく立場(人格主義)⇔功利主義
エックハルト(神秘主義) → カント → フィヒテ・シェリング → ヘーゲル

カント

認識論:人間は現世界にのみ生きる 人間の有限性 古き形而上学を否定
実践論:自由と道徳法則を自覚した人格の主体者
宗教・芸術論:最高善の境地を求めんとした
ピエチスムスの母(敬虔主義)をもつカント 秩序と調和をもった宇宙の背後に創造者の意志・目的を認める
従来の合理論は自然を越えた形而上学の世界に超経験的な神の実在を云々していた → 合理論は独断論であった
イギリス経験論での「経験は古い形而上学を否定する」という考え → ヒュームに至り認識は単なる主観的な観念
自然科学も形而上学も学の成立の根拠を疑われる
「真の認識の成立は、経験と理性(悟性)による」
「道徳的自由とは理性的存在者としての人間が、
一時の誘惑や感性に負けることなくそれに打ち勝って自ら従う自由のことである」

カントの感性

対象から刺激を受けて材料を提供する

カントの悟性

感覚や経験によって与えられた材料を整理し、法則を与える
「概念なき直観は盲目であり、直観なき概念は空虚である」

カントの道徳法則

自然界に自然法則があるように、道徳に道徳法則があるべきと主張
人間の価値の根拠を「善なる意志」 善意志の発動=義務の声
善意志に基づいて義務からする行為が道徳 義務にかなった外面的な行為は非

無上命法

絶対無条件なものが真の道徳 「何をしたか」ではなく「いかにしたか」を問う
動機説(人格主義)⇔ 結果説(功利主義)

カントの根拠論

「自由は道徳法則の存在根拠であり、道徳法則は自由の認識根拠である」
人間性の根拠に自律的自由 人間はお互いに尊敬し決して手段視してはならない
人格は「目的存在」であり「もの」の「価値」と異なり「尊厳」を有する

→ 理想の精神的共同体の構想 → 世界平和論『永久平和論』 → 国際連盟

フィヒテ

人間が人間であるための最高の徳は道徳的な努力であり、
最大の悪は現実の状態に満足するところの怠惰である
カントの理性の代わりに自我をおき、非我を無限の努力によって克服しようとする
倫理的観念論と呼ばれる

シェリング

ドイツロマン主義 様々な対立する世相の根底に無差別同一性
(自己と他人・人間と自然・主観と客観など)「同一哲学」
絶対的なものは芸術的直観によって把握される
「絶対者は芸術的活動の中に自己を啓示し、あらゆる対立を越えたその根源を解き明かした」

へーゲル

弁証法:世界の根源である絶対的精神が自らに帰る過程を段階を経て認識する
カントがプラトン的ならばへーゲルはアリストテレス的
「現に今あるものが正しい」 → 「世界史的個人」「理性の狡智」
国家論:市民社会は「欲望の体系」 法は「自由の実現」 家族 → 市民社会 → 国家
自由は国家において完全になる

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最終更新:2007年11月15日 07:18