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源流思想

源流思想

ギリシャ思想

神話ミュートス→自然フェシス
ミレトスを中心としたイオニヤ学派→南イタリアのエレヤ学派
宇宙=擬人的な神々の活動→自然そのもの

自然哲学の発生

宇宙観・自然観が神話から分離し、自然をそれ自体の内部の原理によって動くものとして捉える
古くは中国の道教(陰陽五行説)にて見られる。
自然と社会に共通する法則性を予感した時代

ターレス

「万物の根源は水である」
ギリシャの植民都市ミレトスのThales(B.C.625-546)による言葉
大地をはじめ全ての物体は、神の力ではなく自然自らの過程によって生じた。

〜の精神

万物の始源(アルケー)を問い、生成変化(ロゴス)を探求、テオーリヤの精神

ポリス

前5世紀頃 自然→ノモス(人為や社会) アテナイでのポリスの隆盛

デモクリトス

Demokritos(B.C.460-370)
<原子論の祖>宇宙は、究極的には空虚な空間と分割不可能な原子のみで成る。
相互の衝突により渦を生ずる→エピクロス(B.C.342-271)→ルクレティウス(B.C.94-55) 『物の本性』
→科学=無神論として制圧を受ける時代が近代までつづく

ソフィスト

現実的で功利主義 プロタゴラスの人間尺度論 道徳の退廃

ソクラテス

「哲学の出発点は、かかる無知の認識に始まる」
常に自らを謙虚に省みることの大切さを説き、人間性に潜む傲慢さ(ヒュブリス)を戒めた。
真理追求を自然学から、現実的な関心をソフィストから学ぶ(パトス的な人生観)

パイデイア(人間形成)

人間形成とは善き魂=徳(アレテー)を磨く(カタルシス)

知行合一

善く生きるとは、理性的な魂(ロゴス)の働きに従う事(真の知・徳は知なり)
=美しく生きる事=正しく生きる事、善美(カロカガトス)

プラトン

(シチリヤ) 知の探求、イデア論
霊魂の三分説(理想国家・理想のポリス・哲人政治)『国家』
四元徳(知恵・勇気・節制・正義)

イデア論

真の実在は理性(ヌース)によって把握される
イデアは永遠の真実化、「感覚的な生成消滅の時空的世界」と区別

アリストテレス

プラトンのイデア論を批判、現実主義のペリパトス学派
イデアは現実を超越している(イデア内在論)、事物は質料(ヒュレー)と形相(エイドス)
万人が求める最高善を幸福(エウダイモニア)『ニコマコス倫理学』
ポリスの倫理として、正義(ディケー)・友愛(フィリア)を重んじる
正義とは、「ポリスの法を守る事」と「公平である(配分的・調整的)事」

アリストテレスの自然学

イデアの尊重とは反対に経験を重視
個物の変化を通して同一性を保ちつづける実体が存在し、それらの現象・変化は、この実体の属性がその実体の本性によって潜在的な状態から現実的状態に移ることとして説明される
本性は質性因と形相因によって規定され、変化は作用因と目的因によって生ずる
彼の自然学は目的論的であり、近代科学で見られるように過程の因果的進行を明らかにしようとはしない

固有の場所

各物体が階層的な宇宙の中に安定して静止の状態を続けることが出来る場所。
物体は自然的運動によって固有の場所へ戻ろうとする。他に強制的運動も定義される

アリストテレスの主張

不完全さによって特徴付けられる地上の事物は、経験を離れた抽象的なイデアを扱う数学による扱いを本質的に受け付けない

アルキメデス

Archimedes(B.C.287-212)
原子論と並んで、アルキメデスの齎した数学ことギリシャが近代科学へ残した偉大な遺産である

数学

明確に定式化された公理と定義を出発点として、厳密な論理の運びによって次々に新しい命題を導いていく論証的学問

中庸(メソテース)

両極端の中点を選ぶように努力し、習慣となれば幸福である(中庸の徳)

ヘレニズム

(⇔ヘブライイズム) アレキサンダー大王による東方遠征によりもたらされる。キュニク派ゼノン・ストア派マルクス
ポリスの崩壊→コスモポリスの思想(社会逃避の個人倫理)→真の個人意識の自覚
コスモス(宇宙)は自然則により支配され秩序づけられている。アパティアの境地→禁欲主義

ストア派

平等が強調される キリスト思想やローマ法(万民法)へ影響

エピクロス

精神的快楽を理想 エピクロスの園で隠れて生きよ

ユダヤ教

唯一神ヤーヴェの信仰 モーゼの十戎 選民思想(旧約)神の民はイスラエルに住む

イエスの思想

隣人愛が中心 神を愛とし神への愛と信仰により差別のない平等がもたらされる
「汝がしてもらいたいことを他人にも施しなさい」『マタイ伝』 Golden Rule(黄金律)
ペテロ→パウロへと引き継がれる。

アガペー(愛)

神が人間を無差別に愛す(自己犠牲愛)⇔エロス(価値のあるモノを愛す・上昇愛)

レギリオ(両結)

神と人間のレギリオ→religion 選民思想に反する為処刑される

sin(根源罪)

人間が人間であるかぎりにおける根源罪を認めよ

教父哲学

プラトニズムの援用 信仰・希望・愛=徳(三元徳)

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最終更新:2007年11月15日 07:22