因果性・法則性の追求・累積的発展・体系化への志向
客観的検証の可能性・実験による検証 数学的・論理的推論 技術との結びつきの可能性
17世紀に物理学を中心に成立
アプリオリな原理から出発する自然学で原理の確実さ・真理性の根拠を追究すれば
それを保証するものとして何らかの絶対神を持ち出すほかない
ホイヘンス『光についての論考』
数学における証明では、確実で異論の余地のない原理から論理的・一義的に証明されるのに対し、
物理原理は、それから引き出される結論によって逆に証明される
Newton力学が論理的に発展され、解析力学の体系が作り上げられる
Daniel Bernoulli (1700-82), L.Euler (1708-83), A.C.Clairant (1713-65), J.le Rond d'Alembert (1717-83), J.L.Lagrange(1736-1813)
D.Diderot (1713-84) 『百科全書』
自然を形作るものは受動的な死んだ物質ではなく、それ自身のうちに動因を持ち、自ら生成・発展する物質である
G.Buffon (1708-88) 『博物誌』第2巻
数学的真理は結局、定義又は過程の正確な繰り返しに過ぎず、かつ定義は任意のものだから、そこから導かれる結果は任意で相対的なものである
自然学的真理は、決して任意でなく事実の上にのみ支えられている 同じ事件のたびたびの繰り返しや不断の継起が本質となる
1778年には『Des epoques de la nature』で地質学や古生物学の材料によって地球の歴史を考察している
カント (I.Kant, 1724-1804) 『一般的自然史と天体の理論』 太陽系進化論
ラプラス (P.S.de Laplace, 1749-1827) 摂動法によって三体問題を解き、Newton力学の普遍的な妥当性を示す
さらにBuffonによる惑星の太陽起源説をくつがえし、太陽系のガス塊起源説を述べた
それぞれの現象を担う仮想の”流体”の概念を導入することによって現象の数量的取り扱いに道を開く動きがあった
電気・磁気・熱などの現象理解へ
17世紀 Gueriche 『しんくうについてのマグデブルクの新実験』
摩擦によってイオウ球を帯電させる装置
Hauksbeeはガラス球による同様な実験
E.G.von Kleist (-1748), P.van Musschenbroek (1692-1761) ライデン瓶の発明
S.Gray (1736) 電気的引力及び伝導の発見
J.T.Desagulies (1683-1744) 導体の発見
C.F.du Fay (1698-1739) 正負の発見
B.Franklin (1706-90) 電気の実体化に理論的表現を与える
あらゆる物体は重さのない電気流体を適正量含んでいる
遠隔作用論の糸口が得られた
R.Symmer (-1763) 二流体説
逆二乗則(Coulombの法則)の発見
重力と電気力との類似性が一層認識される
J.Michell (1724-93) 『人口磁石論』 磁極間に働く力にも逆二乗則が推定された
フランスの技術将校であったC.A.de Coulomb (1736-1806)は、電気的・磁気的引力が逆二乗法則に従うことを確立した
やがて数学解析に問題に帰着され、S.D.Poisson (1781-1840), C.F.Gauss (1777-1855), G.Green (1793-1841)らによってポテンシャル論として発展していく
熱流体の概念の誕生 18世紀
光・火・熱の三者を明確に区別
H.Boerhaave (1668-1738) 熱素説
J.Black (1728-99) 熱理論・熱容量
熱平衡とは、単に温度が均一だというだけでなく、物体間の流れが相殺して結果としてなくなった状態
G.D.Fahrenheit (1686-1736) 温度計
R.A.de Reaumur (1683-1757) 水の氷点と沸点の間を80分割
A.Celsius (1701-44) 100分割