組織の形成

組織の形成

植物の組織

単子葉植物には形成層がなく維管束が散在、道管は死細胞より成る 師管は生細胞

動物の組織

上皮・筋肉・神経

核分裂

染色体・紡錘体の形成を伴う有糸分裂

減数分裂

二段階 二価の染色体が仁・核膜を消失すると共に染色体が半減する

染色体の研究

おしつぶし法

生殖

種族を維持する為に自己と同じ種類の新しい個体を生じること

生活史

生物個体が生まれてから次の代をつくり、死ぬまでの過程

世代

生活史のうち、独立生活をする過程

世代交代

多くの植物では有性世代と無性世代が交互に規則正しく繰り返す事

核相交代

減数分裂と受精によって核相が変化する事

発生

受精卵が分裂を開始して多数の細胞となり、しだいに組織や器官を分化しながら複雑な成体ができあがる変化

卵割

発生の初期に見られる細胞分裂の事 不等割・盤割・表割

独立生活の出来ない幼体の事

ウニの発生

プリズム胚 → プルテウス幼生

蛙の発生

脊椎動物の発生

のう胚 → 神経胚(外:脳、 中:体節・生殖腺・腎臓、 内:呼吸・消化・膀胱)

前成説

卵あるいは精子の中に将来新個体となる小動物が存在し、それが大きくなるとう説
1881 ルーの実験 蛙の2細胞期に半分を焼き殺す → 半分の胚

後成説

卵や精子の中に決まったものはなく、しだいに形成されて新個体が生まれて来るという説
1891 ドリューシュの実験 ウニの2細胞の分離 → 完全な胚

予定胚域

フォークトの染色実験 分化の過程を調べる
シュペーマンの予定胚域 のう胚初期には胚に器官形成調節機能があるが、後期には既に器官が決定されている

形成体(オルガナイザー)

胚の一部にあり他の部分に働きかけ一定の器官形成を行わせる

誘導

他の部分に働きかけて特定の分化を促す作用

動物の発生

胚が完成して成体になる

植物の発生

全ての細胞にホルモンやアミノ酸・ビタミンによる調整能力があり分裂・培養をくりかえし個体となる

遺伝

メンデル 親の特徴(形質)をその子孫に伝えてゆくこと

対立形質

同時に発現しない2つの形質を対立形質という

メンデルの法則

優性・分離・独立の3法則
遺伝現象の中には対立遺伝子の数や相互作用の為、
一見メンデルの法則に従わないように見えるものもある

中間性遺伝

赤と白が不完全優劣であれば、中間のピンクが生まれる

致死遺伝子

組合せによっては死に至る2種の遺伝子の組合せ

捕捉遺伝子

2種の遺伝子の組合せではじめて発現する遺伝子がある
ニワトリのトサカ スイートピーの花

同義遺伝子

同じ形質に対し2種以上の遺伝子を必要とする

複対立遺伝子

3つ以上の遺伝子 血液など

連鎖

一つの染色体に多数の遺伝子がのっている事

交鎖

減数分裂で対合した相同染色体がよじれ、そのまま一部が互いに交換した状態で分裂する事がある

伴性遺伝

性染色体上に形質を決定する他の遺伝子がある場合
人の色盲・血友病 潜在遺伝は女子だけ

染色体地図

モウガン 三点検定交雑

DNA

デオキシリボース(糖)・リン酸・塩基より成るヌレオクチド
アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)
A−T G−C の結合は水素結合 複製タンパク合成

RNA

チミン(T)の代わりにウラシル(U) DNAを複写 一重螺旋構造 細胞質や仁

伝令RNA

タンパク合成 A → U、 T → A、 C←→G
この結果のRNAを伝令RNAという まず核外に出てリボゾ−ムへ

運搬RNA

細胞質中には、特定のアミノ酸だけと特異的に結合する運搬RNAがある

タンパク合成

3つの配列の伝令RNAに対応して運ばれる
このアミノ酸がペプチド結合をしてタンパク質・酵素となる
DNAの命令通りに作られたタンパク質は、酵素タンパクとして特定の化学変化を支配し特性の遺伝形質を発現させる

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年11月15日 07:27