みっきゃら等とブリカマ定食を食った後、 自転車をすいすいとこいで行くと、 メキメキとパンクしだした。 したがって自転車を押して帰る事になった。
本駒込付近から、やけに小さな女性が前方に目に入った。 カツカツカツカツ。 我が輩は付いていくはめになった。 当然女性は後方を不気味がる。
ストーカーだと思われたら、 何事もないかのようにすっと抜いていってやるのがマナーだ。 いや、何事もないのだけど。 しかし、当然ながら女性は足を速める。
したがって、我が輩が暗い道を歩くと熾烈な心理戦が始まる。 「この女、フェイントしやがる・・・」 「この男、上り坂に強いみたいね・・・」 そんなこんなで、白山手前でやっと抜き去ってやった。
白山通りに出ると、トンカツ屋から出てきたいい感じのオッサンが前方に付いた。 カツを食っただけあって、腹がぶーぶー言っている。 速効でぶち抜く。 疲れたので、つたやに入ろう。
レンタル屋でCDを見ていると、 たいてい同じような趣味の女性が近くにいて、 動いても動いても、同じような時間スケールで同じようなCDの棚へと移動する。 これは決してストーキングではない。
我が輩、決してストーカーされたくない人ではないので、 しかも外見オッケーの女の子なんかだと、 「ちょっと近くに行っちゃおっかなぁ」なんて事も思うわけだけど、 したがって、両方が密かに思っていると、自然と同じ棚に居続けてもおかしくない。
店から出るのも一緒だったし、自転車だったので、 こいつは運命。。などと期待していると、自転車がパンクしていたのを思い出した。 女の子は雑踏にまぎれていった。はぁ。 やがて巣鴨を過ぎて、暗い道に。
十文字学園あたりで洗面器を抱えたジャージを着たお兄さんの後を追うことになった。 お兄さんは明らかに意識してこちらを見てきた。 きもいので、ちょっと遅めに歩くと、このお兄さんも遅かった。 すいすいとパンクした自転車で追い抜いてやった。
巣鴨新田の駅を越えると、はげおやじが200m先くらいでフラフラ歩いていた。 妙なメロディーが奏でられていた。 なんの歌だろう??? どうやら口笛らしい。
フラフラのはげは、やっぱり遅くてぐんぐんと視界に入ってきた。 口笛は、しかも音痴だった。 何かわからんけど、気持ちよさそうだ。 第2TMビル側で追いついた。
かーらーすーなぜなくのーー。 ふと、ピンと来た。 もっと楽しく人生すごそうよ。 寂しいじゃん。それじゃあ。なんでからすなの?なんで耳に残ったの?