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可変式I=D「灼天」 - (2009/03/22 (日) 18:26:56) の最新版との変更点

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*宰相府藩国開発可変I=D「灼天」 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/001-3.jpg) #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/001-1.jpg) **概要  本機体「灼天」は宰相府藩国により開発された人型と航空機の特性を変形機構により併せ持つ可変式のI=Dである。  帝國宰相は過去の戦訓を元に降下能力と降下した先での戦闘能力を持つ機体を求め、ミラーコートの開発により、宰相府に開発工廠を与えられたシュワに開発を依頼することになった。  新たに宰相府の設計局長になったシュワは、同時に依頼された帝國共通機、また土場藩国の藩王である弓下嵐により提唱されたシュワの開発機であるフェザーワルツの人型戦車への改造命令を受け、これらの開発をT14のうちに全て完了させる[[プロジェクトT14]]体勢を整える事になる。  本機体「灼天」はその中で宰相府藩国(秘書官)専用機として開発され、航宙機・航空機に大きなオドバンテージを持つ帝國軍にとって最適な能力を持つように設計・開発され、フェイク3に続き帝國の旗機として、ニューワールドの宇宙と空を守る事を期待された機体なのである。 **運用思想  灼天は人型兵器と航空機の性能を可変構造の採用により両立し、なおかつ宇宙空間での使用と宇宙から地上への降下能力を全て実現するべく開発された機体である。  機体の性能からすれば各々に特化した機体を揃えた方が効率的であり、コスト面でも安価に準備できるが緊急時にその全てを予め準備してある事は稀であり、また各々を別個に開発する事も難しかった。  これらの問題を解決する為に全体的な能力の低下は見込まれても一機種で複数の機能を持つ万能機が望まれ開発が行われたのがこの灼天である。     **可変機構 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/002-3.gif)  この灼天は基本構造をミラーコートと同じフレーム素材を使用し、他機種とは一線を画するフレーム強度をもち、このフレーム強度により人型形態と航空機形態の可変を実現した機体である。  本来、人型というだけでも関節各部に多大な負担がかかるものであるが、さらにそれに別の形態への変形機能を持たせるということはそれだけで設計が破綻しうるものであり安易に行うべきものではなかったが、ミラーコートにより確立したフレーム技術はこの無茶を実現した。このフレーム構造はそれほどまでに強度を持っていたのである。  しかし、それでもなお関節にかかる負担は大きく、開発者であるシュワはシロ宰相にこう漏らしたと伝えられている。「可変機ってだけでTLOですよ・・・」と。  それでもなおこの機体はTLOに抗い続けたシュワにより徹底した対策が行われ、安定した運用を行えるように開発されたのである。 ***人型形態 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/003-1.JPG)  灼天の人型形態時はこの期待が持つ速度を生かした強襲戦闘を主眼に置かれて設計された。この場合の速度とは最高速度ではなく航空機形態との変形による敵の予測を上回る移動速度と、その機体が持つ陸上戦闘能力なのである。また、新型フレーム構造と駆動モーターの使用による機体の運動能力の向上はそれに一役買った。  人型形態時の灼天はまさしく設計者であるシュワの開発機の流れであるフェザーワルツの流れを汲む機体であり、プロダクトネームとしてはフレイムフェザーワルツとされていた。  これは機体背部に背負ったエンジンユニットにミラーコートと同じエンジンを使用し、機体を小型化(全高は約13m)することにより比推力を上昇させる意図であったが、エンジンの出力が大き過ぎ余剰パワーが全身から噴出し、天を焦がすという現象が観測されたからである。  この現象は設計改良により対処が行われたが、過度の負担がかかる状況での再発が不安点として指摘されている。 ***航空機形態 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/004.JPG)  灼天の航空機形態は完全な垂直離着陸機(VTOL機)として開発され、発艦・着艦時に取り回しに自由が利くように設計された。(航空機形態時の全長は20m)  これは人型への可変性能を持つ機体としての運用を視野に入れたものであり、脚部をそのまま地上への着陸時に使用できると言う利点を生かし、着地後直後に人型への変形を行う事により戦術上の自由度を得る事を目的とした。  また、その為に方向可変式ノズルの採用や主翼と尾翼を可変式とすることにより、航空機形態時でも機体の運動性能をコントロールすることを設計の主眼に置いたのである。  しかし、エンジン推力はともかく上記のような設計にする事により、同世代の航空機と比較して最高速度の低下を否めなかった。しかし、この問題を同時期に宰相府で開発が行われていたピンポイントバリアを機体先端部に使用し、バリアの展開による空力抵抗の低減によって速度低下を補う事としたのである。  また、このピンポイントバリアは宇宙から大気圏への突入時に大きな役割を果たすことになる。 **兵装 ***固定式小口径レーザー砲 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/005.jpg)  機体に内蔵された固定式のレーザー砲。  固定式故に小口径にせざるを得なかったが、出力を調整する事により短時間ではあるが白兵戦用のレーザーソードとしての使用が可能である。 ***中口径レーザーライフル #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/006.JPG)  宇宙空間での使用を主眼に置かれて開発された長距離用レーザーライフル。  機体の運行速度により優位な位置へ移動し、そこからの狙撃が主な使用方法である。 ***サブマシンガン #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/007.JPG)  人型形態時での使用を前提にした実体弾型サブマシンガン。  降下作戦などの強襲戦闘に効果を発揮すると考えられている。 ***装甲  ミラーコートで使用されたものと同種の複合積層装甲。  灼天の開発当初は装甲を極力減らす事を考えられていたが、人型形態時の性能向上を視野に入れて全面的に採用された。 ***その他  灼天は近年、無名騎士藩国に設立された技術学校での交流に参加したシュワ設計局の人員により開発が行われ、その技術交流のフィードバックとして、宰相府で開発された機体の装備も搭載可能になっており、フェイク3で使用されたブースターやミサイルなどの使用も実現するべく開発が行われたのであった。 **技術協力  灼天を開発するに当たり、航空機としての性能を向上させるために以下の藩国に協力を依頼した。  他国の技術協力を得るに当たって、所属国・人種・各国の規格などでの問題はあったが、無名騎士藩国に設立された技術学校での交流を生かし、円滑な技術協力が行われたのである。 ***越前藩国  ・人型と航空機形態の機体を扱う機体制御の基本ソフトウェアの開発。  ・防空レーダーの情報提供による敵領域侵攻時の隠蔽性能の向上。 ***星鋼京  ・航空機特性を持つI=Dの情報提供。  ・過去の航空機特性を持つI=Dの開発履歴。
*宰相府藩国製可変式I=D「灼天」 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/001-3.jpg) #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/001-1.jpg) **概要  本機体「灼天」は宰相府藩国により開発された人型兵器と航空機の特性を変形機構により併せ持つ可変式のI=Dである。  帝國宰相は過去の戦訓を元に降下能力と降下した先での戦闘能力を持つ機体を求め、ミラーコートの開発により、宰相府に開発工廠を与えられたシュワに開発を依頼することになった。  新たに宰相府の設計局長となったシュワは、同時に依頼された帝國共通機、また土場藩国の藩王である弓下嵐により提唱されたシュワの開発機であるフェザーワルツの人型戦車への改造命令を受け、これらの開発をT14のうちに全て完了させる[[プロジェクトT14]]体勢を整える事になる。  本機体「灼天」はその中で宰相府藩国(秘書官)専用機として開発され、航宙機・航空機に大きなアドバンテージを持つ帝國軍にとって最適な能力を持つように設計・開発され、フェイク3に続き帝國の旗機として、ニューワールドの宇宙と空を守る事を期待された機体なのである。 **運用思想  灼天は人型兵器と航空機の性能を可変構造の採用により両立し、なおかつ宇宙空間での使用と宇宙から地上への降下能力を全て実現するべく開発された機体である。  機体の性能からすれば各々に特化した機体を揃えた方が効率的であり、コスト面でも安価に準備できるが緊急時にその全てを予め準備してある事は稀であり、また各々を別個に開発する事も難しかった。  これらの問題を解決する為に全体的な能力の低下は見込まれても一機種で複数の機能を持つ万能機が望まれ開発が行われたのがこの灼天である。   **可変機構 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/002-3.gif)  この灼天は基本構造をミラーコートと同じフレーム素材を使用し、他機種とは一線を画するフレーム強度をもち、このフレーム強度により人型形態と航空機形態の可変を実現した機体である。  本来、人型というだけでも関節各部に多大な負担がかかるものであるが、さらにそれに別の形態への変形機能を持たせるということはそれだけで設計が破綻しうるものであり安易に行うべきものではなかったが、ミラーコートにより確立したフレーム技術はこの無茶を実現した。このフレーム構造はそれほどまでに強度を持っていたのである。  しかし、それでもなお関節にかかる負担は大きく、開発者であるシュワはシロ宰相にこう漏らしたと伝えられている。「可変機ってだけでTLOですよ・・・」と。  それでもなおこの機体はTLOに抗い続けたシュワにより徹底した対策が行われ、安定した運用を行えるように開発されたのである。 ***人型形態 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/003-1.JPG)  灼天の人型形態時はこの機体が持つ速度を生かした強襲戦闘を主眼に置かれて設計された。この場合の速度とは最高速度ではなく航空機形態との変形による敵の予測を上回る移動速度と、その機体が持つ陸上戦闘能力なのである。また、新型フレーム構造と駆動モーターの使用による機体の運動能力の向上はそれに一役買った。  人型形態時の灼天はまさしく設計者であるシュワの開発機の流れであるフェザーワルツの流れを汲む機体であり、プロダクトネームとしてはフレイムフェザーワルツとされていた。  これは機体背部に背負ったエンジンユニットにミラーコートと同じエンジンを使用し、機体を小型化(全高は約13m)することにより比推力を上昇させる意図であったが、性能試験中にエンジンの出力が大き過ぎ余剰パワーが全身から噴出し、天を焦がすという現象が観測されたからである。  この現象は設計改良により対処が行われたが、過度の負担がかかる状況での再発が不安点として指摘されている。 ***航空機形態 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/004.JPG)  灼天の航空機形態は完全な垂直離着陸機(VTOL機)として開発され、発艦・着艦時に取り回しに自由が利くように設計された。(航空機形態時の全長は20m)  これは人型への可変性能を持つ機体としての運用を視野に入れたものであり、脚部をそのまま地上への着陸時に使用できると言う利点を生かし、着地後直後に人型への変形を行う事により戦術上の自由度を得る事を目的とした。  また、その為に方向可変式ノズルの採用や主翼と尾翼を可変式とすることにより、航空機形態時でも機体の運動性能をコントロールすることを設計の主眼に置いたのである。  しかし、エンジン推力はともかく上記のような設計にする事により、同世代の航空機と比較して最高速度の低下を否めなかった。しかし、この問題を同時期に宰相府で開発が行われていたピンポイントバリアを機体先端部に使用し、バリアの展開による空力抵抗の低減によって速度低下を補う事としたのである。  また、このピンポイントバリアは宇宙から大気圏への突入時に大きな役割を果たすことになる。 **兵装 ***固定式小口径レーザー砲 #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/005.jpg)  機体に内蔵された固定式のレーザー砲。  固定式故に小口径にせざるを得なかったが、出力を調整する事により短時間ではあるが白兵戦用のレーザーソードとしての使用が可能である。 ***中口径レーザーライフル #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/006.JPG)  宇宙空間での使用を主眼に置かれて開発された長距離用レーザーライフル。  機体の運行速度により優位な位置へ移動し、そこからの狙撃が主な使用方法である。 ***サブマシンガン #ref(http://www27.atwiki.jp/shuwamemo/pub/001/FTP%97p/007.JPG)  人型形態時での使用を前提にした実体弾型サブマシンガン。  降下作戦などの強襲戦闘に効果を発揮すると考えられている。 ***装甲  ミラーコートで使用されたものと同種の複合積層装甲。  灼天の開発当初は装甲を極力減らす事を考えられていたが、人型形態時の性能向上を視野に入れて全面的に採用された。 ***その他  灼天は近年、無名騎士藩国に設立された技術学校での交流に参加したシュワ設計局の人員により開発が行われ、その技術交流のフィードバックとして、宰相府で開発された機体の装備も搭載可能になっており、フェイク3で使用されたブースターやミサイルなどの使用も実現するべく開発が行われたのであった。 **技術協力  灼天を開発するに当たり、航空機としての性能を向上させるために以下の藩国に協力を依頼した。  他国の技術協力を得るに当たって、所属国・人種・各国の規格などでの問題はあったが、無名騎士藩国に設立された技術学校での交流を生かし、円滑な技術協力が行われたのである。 ***32:越前藩国  ・人型と航空機形態の機体を扱う機体制御の基本ソフトウェアの開発。  ・防空レーダーの情報提供による敵領域侵攻時の隠蔽性能の向上。 ***42:星鋼京  ・航空機特性を持つI=Dの情報提供。  ・過去の航空機特性を持つI=Dの開発履歴の情報提供。

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