トンプソン

オートオードナンス社が開発した短機関銃。
 最初に量産されたモデルは、1921年に開発されコルト社で委託生産されていたM1921である。軍用として売り出すも、非常に高価な上、射程の短さなど欠点ばかりが取り沙汰され、採用には至らなかった。かくして大量の在庫を抱えてしまったオートオードナンス社は、余剰部品を利用して民間用にセミオート限定のM1927を発売する。映画等でよく登場する50発入りのドラムマガジンを装備した銃はこれである。フルオートへの改造が容易であることから当時シカゴマフィアの間で絶大な人気を誇り、地元警察やFBIにも採用され、独特の発射音から「シカゴタイプライター」「シカゴピアノ」とよばれた。「トミーガン」の異名もよく知られるが、こちらは設計者トンプソンに由来するとか、いち早く本銃を採用していた英軍の蔑称「トミー」に由来するなど、諸説ある。

M1928 876mm 5.21kg .45ACP 10/20/30/50/100 700発/分 S/F

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年02月25日 20:09
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|