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2話「      」


研究者「ことばの勉強だ」


しっぱいさく「はーい」


研究者「飽きた、入知恵やめよう」


しっぱいさく「むう」


研究者「俺より賢くなられちゃ困る」


しっぱいさく「わたしおばかさんのままでいいー」


研究者「それはそれで困る」


しっぱいさく「ゆーじゅーふだんめー」


研究者「誰に教わった?」


しっぱいさく「ひげもじゃー」


研究者「ひげ・・・?」


哲学者「やぁしばらくメガネ」


研究者「勝手に入ってくるなよ」


哲学者「よーう、嬢ちゃん」


しっぱいさく「よーう」


研究者「おい」


哲学者「私は本日定休日なもんで」


研究者「いつもだろう」


哲学者「君もだろう」


研究者「はい、仰るとおり」


哲学者「いやぁ、暇を殺してる暇は1秒たりとも無いのだがね」


研究者「修道女さまはご一緒じゃなくて?」


哲学者「お祈りだと」


研究者「狂信者の戯れか」


哲学者「で、だ。」


研究者「?」


哲学者「なぜ造った」


研究者「病人のため」


哲学者「落ちた空は治らない」


研究者「いや、こいつは大失敗。いわば」


哲学者「安楽死用」


研究者「残念ながらご名答」


哲学者「何一つ背景を見ないな。君は」


研究者「白と黒で十分でしょう」


哲学者「・・・」


研究者「もやの中で生きてるあんたとは訳が違う」


哲学者「『答え』を急ぐ必要は」


研究者「あるね」


哲学者「また失うぞ」


研究者「もう、何も無いだろ」


しっぱいさく「ねーねー」


研究者「ん」


しっぱいさく「ごはん」


研究者「なっ!悪い席外す」


研究者「・・・ミネラルが・・不足・・・」


哲学者「維持も馬鹿にならないだろう」


研究者「なぁに・・・なんと・・かなる・・・」


しっぱいさく「まだたりなーい、こっちこっちー」


研究者「あぁ、どうも・・・限界は・・いつも目の前でうろついてる・・みたいだ」


哲学者「その前に、君は生き物を造った罪を償うべきではないのか」


研究者「化合物だろ」


哲学者「化物だな」


研究者「あれをどう育てるかによって、今後の未来が」


哲学者「明るくならないに900円」


研究者「俺も」


哲学者「賭けにならんじゃん」


しっぱいさく「おそとー」


研究者「今日は駄目、寝てろ」


しっぱいさく「アハハハハ」


研究者「どうぞ、出て行きなさい」


しっぱいさく「わーうわーう!」


研究者「だが人に対して絶対鳴くな吠えるな冒すな」


しっぱいさく「あいしー」


研究者「駄目かもわからんね」


しっぱいさく「いってきます、めがねさーん!」


研究者「あぁ、頑張れ」


哲学者「名前は教えてないのか?」


研究者「教えると『出会った』事実を消せなくなるからね」


<お外>

しっぱいさく「おひさまこんにちはー」


おひさま「・・・」


しっぱいさく「いつもしらんぷり・・・」


おひさま「・・・」


<教会>

しっぱいさく「こんにちはー」


修道女「はいはい」


しっぱいさく「こんにちは」


修道女「うるさい」


しっぱいさく「!・・・アハハハハハ」


修道女「おっと」


しっぱいさく「アハハふがふが」


修道女「口もっと増やして生まれてこいっての」


しっぱいさく「ふがふが」


修道女「侵蝕はやめような、な。


しっぱいさく「ふがふが」


修道女「駄目だ、かわいい」


修道女「ほれ、マスク」


しっぱいさく「ふがふが」


修道女「…もう喋れるだろ」


しっぱいさく「しぼーのかたまりー」


修道女「グラマーといいなさい」


しっぱいさく「ぐらまーってなにー」


修道女「・・・お前の家のメガネに聞きな」


しっぱいさく「めがねおばかさんだからわかんないよ」


修道女「あいつ馬鹿なのか?」


しっぱいさく「うん」


修道女「そいつは残念」


しっぱいさく「めがねはざんねんなこ!」


修道女「お前が一番残念なんだけどね」


しっぱいさく「なんかいったー」


修道女「気のせい気のせい」


しっぱいさく「ふがふが」


修道女「・・・何故ここに?アンタは誰?」


しっぱいさく「知らないけどきたー、わたしだれー、あなただれー」


修道女「・・・そうかい、私は・・名前なんて無いよ」


しっぱいさく「おんなしだー、わーうわーう!」


修道女「さて、めがねが心配してるんじゃないか、帰った帰った」


しっぱいさく「これー」


修道女「やるよ。似合ってるし」


しっぱいさく「あーとー、ななしぐらまー」


修道女「あぁ、それでいい・・・またな」


しっぱいさく「じゃーねー」


修道女「めがねによろしく」


しっぱいさく「またあうひまでー」


―――





修道女「夢…じゃない…?」





―――


<お外>


しっぱいさく「おひさまさよならー」


おひさま「然様なら」


しっぱいさく「!」


おひさま「・・・」


<家>


しっぱいさく「ただいまー」


研究者「おかえり」


しっぱいさく「ひげもじゃー」


研究者「モジャさんは帰ったよ、ふひひ」


しっぱいさく「ますく、もらったー」


研究者「良かったな、って誰に?」


しっぱいさく「ぐらまーななしー」


研究者「理解に苦しむ俺かっこいい」


しっぱいさく「ぐらまーってなにー」


研究者「君は知らなくていい遠い言葉だ」


しっぱいさく「アハハふがふが」


研究者「マスク万歳!」


<教会>


修道女「おかえり」


哲学者「ただいま」


修道女「私の妹来てた」


哲学者「形に囚われるな」


修道女「前より綺麗な笑顔だった」


哲学者「止めろ」


修道女「祈りが通じたんだ!だからもう一度この世に」


哲学者「止めてくれ!」


修道女「・・・」


哲学者「化物が皮を被っただけだ」


修道女「でも」


哲学者「『関わり』だけは絶対止めろ、別の生き物として見るんだ。冒されてからでは遅過ぎる」


修道女「・・・見る、話すのは構わない?」


哲学者「あぁ、だが名前は付けるな」


修道女「・・・」


哲学者「やはりこの世はうまくいかないわけだ」





―――

しっぱいさく「わーうわーう!」


研究者「そうだ・・・ちょっとカムヒア」


しっぱいさく「んー」


研究者「・・・髪の色変えるか・・・」


―――



 
最終更新:2008年01月10日 01:29