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フェーステート - (2013/10/06 (日) 23:01:46) の編集履歴(バックアップ)


フェーステート


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投稿先:『GDW』投稿用BBS(消滅)
更新日:2013/10/06 Sun 23:01:46



名前 フェーステート
種族 不明(人為起源が示唆される)
体格
主な能力・地位 憑依能力
親族関係
主要活躍宙域
スペック Gex14超(ただし憑依先が行使する)
活躍年代
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プロフィール


 宇宙を彷徨っている、闇の力をもつ空族だが、既に元となる空族が分からない。(オーディエル銀河系のヴィクシオーヴ精霊族との関係が指摘されている)
 一説には、メルゴール同様、神々の黒歴史の中で生み出された「空族(精神生命体)の生物兵器」(「使い回しのきく生物兵器」として憑依型が作られた、言わば人造神魔融合体製造システムである)であり、メルゴールとお互い知っているらしい。

 最初からGex14と言う、「無茶苦茶以外の何物でもない」出力を持っている。ただし、空族の素体のままではそれを使うことができない。
 代わって、ネルシリオンに近く憑依能力を持つ。こちらはネルシリオンのように存在場欠損を埋めて出力を上げる(その意味で比較的無理が少ない)タイプではなく、そのまま「自身の持っている出力を、取りついた個体を触媒とする」形で使わせるのだ
 取りつかれた個体が力を行使する場合は、2対の黒い羽根を生やす。(このため、メルゴールと彼女の縁を示唆する見解も外部にある)
 そのため取りつかれる素体に対しての負担は破壊的に大きい。取りつかれて更にその力に溺れた個体は大概死に至る。高等神族のさらなる高位体でも見つけてとりつければ別だが、そう言う種族は憑依現象にはガードが堅い上、そうでなくとも数的にほとんどいない。

 「力を与えては殺す」悪魔のような宇宙精霊のように思われていることが多く、ディガスですらも警戒する、宇宙の魔獣の一体と思われているのだが、本当の所、次々と何らかの知性体に憑依しなければそのままでは生きていけないし、憑依する相手を選べない(本当は憑かせる相手を選ばれたのだが、黒歴史の中で神々がいなくなり、よい相手をつけてもらえなくなった)、一旦ついたら憑依から離れられない、自殺はできないように作られ、空族故非常に長命、という非常に厄介な性質を持たされている生物兵器である故のことである。
 自分から憑依した個体を焚きつけたことは一度もなく、取りつかれた個体が理性未発達であればあるほど(Gex14となれば24大戦神クラスでもめったに生まれない高位体である)、勝手に力に溺れてすぐ自滅するタイプが多い(宇宙に存在する生命体の多くが開発者未満であるのが運のつき)のだ。ディガスや星間連合などが存在に感づいても、先に死んでしまってまた別の所に飛んでしまうのである。
 力を行使しないままに一生を終える憑依主もいるが、戦神種族でもなければGex14を越える強大な出力を体内に抱えたまま生きていくことは難しい(ある程度の放出は素体を守るためにも本来は必要)ため、多くは1年と持たず、あっという間にといってもいいほど早死にしてしまう。

 悪魔のような銀河社会での評判と裏腹に、本人はそんな自分の存在を大変悲しんでおり、自殺機能があったらとっくに自殺していたと言われる。
 一方でもはや疲れ果てて諦観しか抱けないようになっている。数少ない知り合い、銀河社会への復讐に生きることを決めたメルゴールを正直なところ羨ましくも思っているらしい。

 クロイティス銀河大戦において、フェーステートの最後の憑依先となったのは、奇しくも自身と同じ境遇のメルゴールの娘、ケオーウィであった(そもそもケオーウィ自身、メルゴールがフェーステートを呼び寄せるために作った個体と言われる)。
 この大戦で最後に力をふるった彼女は、寿命を閉じる方法を見つけて寿命を閉じた。

デザイン・プロフィール:モチーフ元は「魔法少女リリカルなのは」に登場した「闇の書」とその管制人格「リインフォース(初代)」。黒羽根天使だったため、メルグリアとも考えたものの、このまま行くとメルグリアから「サディスティックな魔族らしさ」が取れてしまうし、憑依という特性の方が説明がつけやすいため、もはや元種族も分からない空族という設定を採用。
取りつかせる相手は長らく未定だったが、やっと決めたのは、メルゴールの娘の一人、ケオーウィ。まだ具体的因縁は未定であるが、手塩にかけたエピソードを用意する予定である。


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