みうらとありそん

・・・。⌒∇⌒

街中をおさんぽしてたら変な人に出会ったゾ。
名前は『ありそん』っていうらしいゾ。
外国人かな?

MURくん、どう?聖杯戦争の方は順調?⌒∇⌒

この人はオレが聖杯戦争に参加していることを知ってるらしいゾ。
なんで知ってるのかは知らないけど、こんなにニコニコしている人が悪い人じゃないと思ったし、正直に答えることにしたゾ。
「まだはじまったばかりだからよく分からんゾ。でも頑張って勝って、絶対本物のポッチャマを手に入れてみせるゾ!」

その意気込みいいねぇ!その調子で頑張って、どうぞ。ぼくも応援しているからね!⌒∇⌒

応援されるだなんて、気持ちがいいゾ~これ!
元々頑張る気だったけど、もっと頑張る気になったゾ!

・・・あっ、ごめん用事ができちゃった。今日はもうお別れだね。じゃあまたね~⌒∇⌒

「おっ、バイバイゾ~」
ちゃんと手を振ってバイバイしたゾ。
俺偉いゾ。

「あーもう!こんなとこにいたのか!」
MURのサーヴァント、アサシンがMURに駆け寄る。

「あ、アサシン。そんなに息切らしてどうしたんだゾ?」
「どうしたもこうしたもないでしょ!?MURくんが僕のこと置いて走っていっちゃったんでしょ!?」

「・・・そうだったかゾ?」
「そうだよ!(怒濤の正論)」
実はMURはアサシンと外を歩いていたが、MURは途中で猫を見つけて勝手に追いかけていってしまったのだ。
猫より池沼である。

「それよりアサシン。はだかんぼで大丈夫かゾ?寒いしおまわりさんに怒られるゾ?」
「いやだから、サーヴァントだから寒さとかあまり感じないし、気配遮断でMURくん以外には僕のこと気づかれないって説明したでしょ!?」

「・・・あ、そっかぁ。じゃあオレも脱ぐゾ^~」
「いやなんで!?」

もうあったまきた!!とアサシンは怒りを叫んだ。
しかしその叫びは気配遮断によって周囲の人々には届かず、マスターであるMURにさえその池沼さのせいで脳にも心にも届かない。

ただ一人、先ほどまでそこにいた『モノ』を除いて。

その光景を見ていたALISONはノンケのように無邪気で、それでいてホモのようにゲスゥイ笑みを浮かべていた。

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最終更新:2016年04月21日 22:44