精神ちゃん    別名 パニック、強化人間

( ^ω^)WiiやDSなどの任天堂ハードでは任天堂のゲームしか買わないことを誓っているお
(;^ω^)…なんでここにいるお?

得意分野
 緊張 悪夢 無口 妄想
結局は周囲のゴタゴタにより、シルフィーモンからも有力な情報は得られなかった。
クラッシュについて明日後日再び話し合うことにし、一同は帰宅した。

次の日の朝。
ユガミネーナが目を覚ますと、果物の臭いが部屋を支配していた。
気にしつつも万年床から体を起こし、部屋のカーテンを開ける。
日の光がまぶしく手でさえぎる。
「さて、愛しき等身大美少女フィギュアを愛でにリビングに行くか」
そう思い、ドアの前に立った瞬間。
手をかけようとしたドアノブに、透明な液体が付いていた。
「なんじゃ?この液体は?……果汁か」
不思議な感覚が頭をよぎる。
すぐさまドアを開け、リビングへ向かった。
美少女の描かれたポスターが貼ってあるドアを勢いよく開けたその先にはなんの変化も無い。
しかし、いつも漂っている特有の臭い(※教育的指導)はなく、リンゴの臭いが漂っていた。
「なんだか自分の家って感じがせんの…」
次に向かうのはトイレ。
階段を全速力で駆け降り、アニメイトの袋につまずきそうになる。
しかし、それをこらえトイレへ急ぐ。
年齢とオタク特有の貧弱っぷりのせいか、少しの行動に汗が頬を流れた。
トイレのドアの前。
「ん、なんじゃこれは?」
足元に、真っ赤なリンゴが置いてある。
ゆっくりと視線をドアへ向ける。
恐る恐る、ドアを開いたその先───。

「マンマミーヤァ!!」
ユガミネーナの叫び声は家中に響き渡った。
少し目に涙が浮かんでいる。
「あ、あれ?こ、ここは寝室か……今のは夢だったのか」
夢の中の汗も、現実のものになっていた。
「ううむ、あんな夢か現実かわからんリアルな夢を見るとは」
ユガミネーナは布団を離れ、眠り酔いを醒ますため、腰に手を当て右手を大きく振り上げ雄叫び上げた。
「えーりん!えーりん!」

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最終更新:2010年11月04日 13:16