虚構「ラッパのかなで」
砂漠を越えて鳴り響くラッパの音。
空気を震わせ周囲の砂に少しずつ音がしみこんでいく。
ラッパの音は一つの世界。
その世界は砂漠に立つテントから響く。
木を格子に組屋根を黒ヤギの毛で覆ったテント。
中には豊かなひげを蓄えて部族の長老。
私は彼に頼まれて一曲吹いている。
響きは砂に吸い込まれる。
昨日はなく明日もない砂漠の日々。
テントの日蔭にはラクダ達。
彼らは生まれてから死ぬまで砂を踏みしめて進む。
この砂漠では次の一歩は前の一歩であり、昨日の一歩は明日の一歩だ。
響が終わると長老たちは称賛の言葉を流す。
酒をもらいのどを潤すと。
私は本題に入ることにした。
ってこんなのクオリティを維持しながら書けないな。
最終更新:2015年02月05日 21:20