メタルマックス同人もどき

メタルマックスの同人なんてしっかりしたものは書けないので
同人もどき
です。

書きはじめです。
日本語力のなさが明白に出ています。
この作品はまだラフスケッチの段階です。
読んで批評してやろうって方だけどうぞ。


山岳部の中を走る道路を戦車三台とそれに随伴する歩兵が行軍していた。
戦車随伴歩兵がついてこれる速度を維持しながら戦車は前進していく。

彼らは山岳地帯の谷間にある商業の集積場だった土地の駅前を目指している。
南側の元主要幹線道路だった土地から侵入し、目的地は駅前の広場。
ビルの谷間という言葉はこのためにあるのだろう。
駅前に近づくにつれてビルが高くなっている。
彼らは射線の通らない土地を通るときの独特の不安感と安心感がないまぜになったものを感じながら前進している。
歩兵は左右の視界を遮るビルのほうに視線を回す。
あのビルの陰に敵の姿が見えるのではないか?
突然空から現れて仲間や自分が何人かやられてしまわないか。
ビルが壁になって遠くからの狙撃は少ない。
随伴している歩兵たちにとってこの思考は本能のようになっている。
誰かがふとつぶやく。
「情報通りなら今回の任務は敵に有利だ」
「ああ、射線が通らない」
「噂によると敵は近接攻撃が得意で、敵は空をヘリより自由に飛んでいたな」
「俺も見た戦車にとっては最悪だな」
「だが戦車砲でないと奴の装甲は貫けない、どうしようもないな」
会話はそっけない。

話の始まりはこうだ。
この土地の駅に貨車が何両か残っている。
その貨車の一つにレアメタルが積まれているのを発見されたのが4日前の話だ。
見つけたのは線路だった土地を歩いて旅をしていたトレーダ。
彼は徒歩で旅をしていたのでレアメタルを全部を持って帰ることはできなかった。

だが街についた彼が少量のレアメタルを証拠にこの話を市場でした。

トレーダは町長に呼ばれトレーダ教会の名に懸けてこの話に信憑性があると証言した。
町ではレアメタルを回収しようという話が持ち上がる。
回収用のトラックが用意されたが問題もあった。

ノアの生み出した化け物がこの地区を縄張りとしていたのだ。
そいつは直径4mほどの緑の球体で柔軟な体を持ち空を飛ぶらしい。
数年前から縄張りにしていて、その化け物の被害が出てからというもの土地の物ならその化け物のテリトリには近づかない。
人間を見つけると戦車の装甲をも溶かす溶液をはいて襲い掛かるそうだ。
表面は分厚く丈夫なゴムのようで機銃の弾丸程度では貫通しない。
ヘリや戦闘機の維持できない時代であったが戦車や車は維持できた。
会議が開かれ、戦車砲を当てて倒そうという話になった。

町長が近隣のハンターを集めた。
ハンターチーム鋼鉄のタカが呼ばれ。
彼らは3台所有している戦車をかってこの化け物を倒すことになった。

敵は駅前周辺を縄張りとしており、時折空を飛んでいるのが遠方の山頂から目撃される。
この2、3日遠方から監視した結果、常時飛んでるわけもないようだ。
どこかに巣があるはずだ。



鋼鉄のタカは駅前につく。
敵はこちらの戦力を図ってるのか姿を現さない。
随伴歩兵に貧乏くじをひかせることとなった。
駅前の見晴らしのいい駅前広場に3台の戦車を陣取らせる。
戦車は互いの上空をカバーできるように散会させた。

廃墟となった建物に歩兵を侵入させていく。
歩兵には敵を見つけたらすぐに逃げ帰るように言っている。
が。
この大破壊の時代。
自分の身は自分で守るのが必定。
守れないものには死あるのみだ。

戦車の車内には無線を通じて、歩兵からの報告が来る。

「こちらアーノルド建物E-11敵影なし」
「チャーリー建物W-7敵影見えず」

敵は体の形を柔軟に変えて狭いところにも潜り込む。
この地区で襲われた集団の生き残りからそういう話を聞いている。
小さな建物でも油断はできない。

「駅前広場前S1屋上、観測班金(キム)陣取りました、敵を見つけ次第場所を報告します」
「大通り17-4視界は良好観測班矢上陣取りました、敵を見つけ次第場所を報告します」
その後何件か報告が来た。

観測班には高いところから敵の位置を知らせる役目を課している。

今回は見習いにこの任務を割り当てた。
重要だが危険性は低いと考えているからだ。
新人を危険な目にあわすわけにはいかない。
鋼鉄のタカのリーダーは非情なリーダーではない。
最終更新:2015年04月17日 17:33