外れた歯車はどこへいいく

ナンセンス詩の練習

華かおり絢爛豪華、装飾過多。
貴方を飾る日々に埋もれている。
今日もCPUのなか退屈に世界を救う。
逃れられない縁起。
人は自動機械。
花魁の涙に人生の無常を見るか。

書を捨て街にでよ。
貴方も周りも自動機械。
くるくるまわる環状線。
ビルの谷間を歩く哲学的ゾンビ。
まわりまわるなら歯車は欠ける。
そこからあなたの人生は始まる。
進め、荒野の果て水平線を。
壊れた歯車は機械のしがらみを外れて大地を進み始める。

あの空の向こうに答えはあった。
地球が回れ。
大地を踏みしめる。
そして故郷が待っている。

壊れた歯車はどこへいく。
荒野のレストランに一時の安住を見つける。

砂埃も雨もあなたから一時離れる。

いくは星の海か、海の底か。
人の心か。












ただ飛びたかったんだ。
ふわり。
ビルの屋上。
僕は。
地面にむかって。
重力が導くまま。
だって。
君が僕の声を聴いてくれなかったから。

地面が迫る。
アスファルトの粗目が見えた。
ふわり。

だって僕は
一人では生きていけないから
全てが巻き戻る。
ビルの上。
吹き抜ける風と入道雲を見上げていた
そうだ彼女に言うべき言葉
そう
風がかき消した

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年12月29日 06:43