家族がいらないゲームを処分するというのでファイナルファンタジータクティクスアドバンスド2をもらった。
基本は四角いマスでユニットを動かして敵と戦うSRPG。
ユニットは人間と人間以外の種族と各種族が選べる職業の組み合わせで表現される。
物語中盤まで難易度ノーマルで遊んだ感想としては。
雑感としては
遊べる面白い。
ドット絵があり得ないほどきれい。
難点
職業の数を増やしすぎ。
各職業が差別化するように技や魔法が割り当てられているのだが、
職業が多すぎて割り振りできる技や魔法が足らず各職業がどれも中途半端な性能になったり、明らかに弱いだけの死に職業もでている。
敵もいろいろな職業やモンスターと地形の豊富な組み合わせによってバトルごとに戦いの戦略性が変わるのだが。
敵CPUがいろいろな職業の利点を生かせるほど賢くない。
というか持ち味である敵の職業組み合わせの多様性によって毎回バトルの戦略性が変わりますよという売りが
職業の組み合わせが複雑になりすぎて、任天堂DSのCPUごときでは敵が賢い戦略をとってこない。
そのため、難易度ノーマルでは敵が間抜けすぎて戦闘がちとつまらなくなっている。
もう少しCPUが賢こかったら面白いと思うのだが、そのためには複雑さを低減して職業の数を減らしCPUの賢さを引き上げることに尽力すべきだったのではないかと思う。
CPU側の物量やステータスを挙げることでCPUの思考力の弱さをカバーし難易度をあげることもできるが(大抵のゲームはそうなっている)。
このゲームではそれをあまりしてこない。
だからCPUがある程度賢くないから手ごたえが感じられないという次第。
敵はたぶん周囲のキャラとの連携は考えてなくて、いくつかの他キャラのパラメータやHPなどは参照するがどの個体も基本自己一人の判断で動いてる。
チームを統括する総合的な戦略もないし、敵同士が連携するということもない。
基本どの敵も自分に与えられた役割を遂行するだけのスタンドアローン。
その組み合わせだけでもそれなりに面白いのだがチームワークがないためにCPUが弱い。
CPU側のユニット物量を増やせば思考を改善しなくともバランスはとれるが、このゲームのシステムでそれをやると敵の行動が増えすぎて戦闘中ユーザが暇な時間が増える。
敵を増やすにも限界があるわけだ。
かといって賢いCPUは作りづらい。
システム面でできることをやりつくして、もうやることがなくなってすたれるしてすたれたゲーム分野じゃないかなこのゲームは。
最終更新:2016年05月23日 17:06