WW2外交講座

初心者の陥りやすい外交上の注意点

よくありがちなミスなのですが、同盟国と協力して戦争に勝ったとします。
そこで、この人は信用できると考えてしまいがちですが、その前にちょっとマップを確認しましょう。
よく見てください、共通の敵対国が消えたことで、利害が対立するようになっていませんか?
必ずそうなるとは限りませんが、利害が対立するようになることはあります。
この時下手に信用していると裏をかかれます。
そう言うわけで、協力したからと言って友情を感じるようになれば、一度冷静になってください。


初心者用基本的外交(基本中の基本編)

昔の人は言いました。「遠交近攻」と。「基本的」にはこれは当てはまるでしょう。
しかし、近攻ばかりしてると相手国にマークされまくりますし、遠交は近隣国の奇襲で話す暇もなく滅ぶ場合はまったくもって役に立ちません。
逆に、近国でも共通の脅威がある、あるいは遠国でも到達能力があり、また利益もあるのなら、遠攻近交実行も可能行動となりえます。

ですが、遠攻近攻なんてやったら一瞬で「敵」判定を喰らい国土が廃土となることはほとんど確実です。
逆に遠交近交だけなら害はないので静かなゲームをすごせるでしょう。

であるからに(前置き長すぎすいません)、基本的に外交では基本的に多くの国と連絡を保つ事が大事です。
しかし、すべての国と連絡を保つのは非常に大変。世界戦場ならともかく、小国ありとなれば、不可能といっても良いでしょう。

と言う事で基本的にどこの誰と交渉するべきかをリストにしてみます。(小国ありとして)


交渉推奨国リスト

  • 国境を接する国
説明は要らないでしょうが、一応説明を。
これらの国家は貴方の仮想敵国となるべき国々です。交渉は怠らないようにしましょう。
また、近隣国は国によっては頼もしいパートナーとなりえます。
その事も考慮に入れることを忘れずに。これらの国との連絡は絶対絶ってはなりません。
  • ちょっと遠い近隣国
これも説明は要らないでしょう。
国境を接する国を制圧するためには必要な軍です。
しかし忘れてはなりません。
これらの国は他国制圧時強大な仮想敵国となって帰ってくるかもしれません。
交渉時、自国に6:4から7:3有利にするように心掛けましょう。
連絡は近くで動きがあったら連絡してみる程度で。
  • 強国
小国プレイならば大国との同盟は安全保障の面にて大切です。
それほど数はいりません。
一、二国で十分。連絡は重要な事件ごとでいいです。
大体この人たちは忙しいので。

国によりますが合計でだいたい六から八カ国くらいになりますかね。
まあ、気楽に話しかける事が大事です。


交渉事項目安

初心者にとって悩みの種となるのは他国との定期連絡です。
どのようなことを話せばいいのか、どのような事で連絡すればいいのかです。
なにもないのに連絡するのは決して嫌われているわけではありませんが、あまりなれられしいのも疑問です。
と言う事で、連絡、交渉、相談するための目安の物事を書いてみます。

  • 同盟、条約、連合締結
まあ、基本です。
同盟は乱発して回り全部同盟国で固める人と慎重に相手を選ぶ人が居ますが、基本的に初心者は相手を選んだほうがいいでしょう。
''ベテランそうな人についていけっ。''
大抵のベテランさんはやさしいので手取り足取り教えてくれます。
逆に相手から同盟を申し込まれた場合はほいほいとついていってかまいません。
ですが、重要項目として同盟は簡単に破られます。
それほど神聖視しないほうがいいです。自分で破るつもりなら別ですが。
  • 仮想敵国の同盟締結
要注意事項として連絡しておくのが吉でしょう。
「あのねーロシアさーんトルコさんがねードイツさんと同盟しちゃったのーオーストリーどーしよー」
「うーんそれは危険だなーよーしわれわれも同盟を組むかー」
みたいなのが理想的です。
また、どうみても''目標が貴方な場合先手は絶対にとってください。''
  • 仮想敵国攻略の打ち合わせ
話の種が尽きればこの方向に持って行っていいでしょう。
「何ターン後には行動がこんだけで…」
「その間こっちを攻められないようにこの国と同盟して…」
「空軍はこれだけあれば足りて…」
みたいな話になるでしょう。
後、今しかないなら強引に今しかない今しかないをつぶやくべきです。
「俺だけでもやるっ今からやるっ俺の亡骸はアンタが拾えっ」
ってくらい強引に行くべきです。
間に合わずに後で涙目になるよりはよっぽどいいです。


同盟、条約、連合

大体序盤にて行われます。

開始一週間以内の内に締結される同盟は大体の場合は基本的に
  • 第一条 不可侵
  • 第二条 国益を尊重
  • 第三条 交戦援助
  • 第四条 三条無理なら中立
  • 第五条 24時間有効
の項目からなります。はっきり言って信憑性は紙程度とお考えください。
全条目はたいていの場合片方の国の一方的な破棄&奇襲で終わります。

ただし序盤より後の同盟、条約、連合は結構な信憑性のものとなります。
基本的にこれらは攻撃のためにあり、防御も積極的自衛権の行使の使用とされます。
攻撃は最強の防御。鉄則です。

特にWW2は攻撃有利なので同盟などは攻撃するときのみのものとお考えください。
また、人によっては条約なんて発表せず、でもちゃっかり近隣国の協力を得て貴方を襲ってきます。日ごろから国境警備には用心を。

条約や連合は防御的なものも多くありますが、これらは大抵ベテランから発せられます。
発表されたら「やぁやぁ僕もそれに加盟しててもいいかなー」みたいな感じで行きましょう。

  • 同盟を破棄したくなったとき・・・
約束をキャンセルしたくなった場合皆さんなら、どうしますか?
普通の人間ならば、理由を言って納得してもらってお帰り願いますよね。
これは、この世界の同盟にも当てはまります。
同盟や条約を破棄したくなった場合は理由を見つけましょう。
例えば、通信不良、最後通牒を突きつける、他国との同盟を利用する・・・等です。
一方的な破棄は敵国を作るだけですよ。


初心者お勧め国家

■多人数編

  • 世界戦場多人数
長いですがそのぶんベテランさんを質問攻めする機会が増えます。
気楽にやらないと集中力が持ちません。
◇お勧め国家(印象から)
オランダ、アルゼンチン、タイ、ブラジル、スペイン、スウェーデン
個人的には多人数はやる気満々の初心者にはすすめません。途中であきますから。
他のゲームの片手間でどんなもんかためしでやるのをおすすめします。

  • WWI世界戦場多人数
長い。これも片手間で。特に片手間で。ほぼ確実に三ヶ月を越します。
◇お勧め国家
イラン、エチオピア、アルゼンチン、タイ、スウェーデン
まあ、世界と似たような理由。

  • 冷戦戦場
その戦場の超大国プレイヤーの戦略によってゲームの長さが変わります。
奇襲電撃作戦をやるソ連首脳もいれば、ノルマンディー上陸作戦から
一瞬のうちに奇跡かの如くソ連本土を制圧するアメリカ首脳もいます。
その時々で、超大国プレイヤーの実力をはかっってしまいましょう。
◇お勧め国家
フランス・イギリス・ポーランド・ユーゴスラビア
基本的に中堅国がやり易いとお思います。

■中人数編
  • 欧州戦場
基本的にそれほど難しくもなく、また、一、二ヶ月で終わるのもいいです。
マップがコンパクトなのも吉。
◇お勧め国家
オランダ、ベルギー、北欧四国、スペイン、ポルトガル
どれもそこそこ生産はあり、また、がんばれば覇権を握れる国家です。
それと、東欧にくらべ火種が少ないと言う事も吉ですね。

  • 太平洋戦場
一ヶ月で終わる手軽な戦場です。
◇お勧め国家
中国共産党、ソ連、タイ、フランス、オランダ
基本的に他戦場なら中、強国の分類ですが、この戦場ではどこも似たようなものなので良いでしょう。
また、十二カ国しかないのも初心者としては心地よい広さかと。

■少人数編
初心者は避けたほうが無難です。
多人数戦場、中人数戦場で慣れたころに参戦を考えると良いでしょう。


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最終更新:2009年10月16日 15:19