シン 「言葉の淹れてくれた茶は美味いな」
言葉「ありがとうございます、シンくん」
シン 「やっぱり、言葉と一緒に飲んでるから美味いのかな~?」
言葉「わ、私も……シンくんと一緒にお茶が飲めて、嬉しいです……」
シン (こうやって言葉と一緒に過ごす時間は本当に幸せだ。
MSに乗って戦った硝煙臭いあの時間すらも遠い昔に思える。
このまま言葉と一緒に居たい。言葉とともに在りたい。言葉と生きたい。
でも、戦争とは言え人を殺めた俺なんかが、言葉と一緒に居ていい筈がない。
言葉は――自分の世界に、あたたかでやさしくて平穏な世界に戻るべきなんだよな。
それこそが言葉の幸せなんだよな……)
言葉(シンくんと一緒に居るととても幸せです。
いろんなことがあって悲しい思いをしたことも今ではとてもちっちゃいことに思えます。
とてもやさしくて、あたたかく私の心を包んでくれて、穏やかな気持ちにさせてくれます。
でも、シンくんは私にやさしすぎて、指一本触れてくれません。
一緒に寝てますけど、それはベッドが一つしかないからです。
たまにキスされたり、稀に胸を触られたり、よく裸を見られちゃったりしますけど、
それは全部偶然の事故で、シンくんは申し訳なさそうに私に謝ります。
シンくんにならいいのに、と私は思うけど、恥ずかしくてそれを伝えられません。
シンくんはやさしいから、何時か来るお別れの時に私が悲しい思いをしなくていいように――
指一本触れてくれません。
私もシンくんを困らせたくないから――この想いをシンくんに伝えられません)
シン 「言葉、お茶のお代わりもらえるか?」
言葉「はい、シンくん」
シン (せめて、今――言葉と一緒に居られる時間を大切にしないとな)
言葉(せめて、シンくんのお世話をできる――今、この瞬間を大切にしないといけません)
シン 「言葉の淹れてくれた茶は美味いな」
言葉「ありがとうございます、シンくん」
最終更新:2009年02月27日 02:52