シン 「なあ、言葉」
言葉「なんですか、シンくん?」
シン 「この雛飾り立派だよなぁ」
言葉「そうですね、シンくん」
シン 「でも、3月3日が過ぎたらすぐに片付けないといけないのって勿体無いよなぁ」
言葉「そうですね」
シン 「こんなに立派なのに、一年のうちにわずか数日しか飾ってもらえないなんてなぁ」
言葉「そう言われると、ちょっとかわいそうですよね」
シン 「俺の作ったMGデスティニーは365日飾ってるのに、この雛飾りは仕舞わないといけないなんて……なんだか申し訳ないなぁ」
言葉「シンくんはやさしいですね」
シン 「そうなのかなぁ?」
言葉「はい、そうですよ」
シン 「……なあ、言葉」
言葉「なんですか、シンくん?」
シン 「この雛飾り、もうちょっとだけ飾っておいてやらないか?」
言葉「はい、そうですね。もうちょっとだけ……私たちを見守っていてもらいましょうか?」
シン (言葉を誰にも――嫁にやりたくないなんて考えてる俺は……やさしくはないさ)
言葉(シンくんとずっといっしょに居たいですから、嫁入りは――ここから出るのは――遅くなったほうがいいですよね?)
シン (いっそのこと俺の嫁に――なんてできたらいいんだろうなぁ……)
言葉(もし……今の状態がシンくんのお嫁さんなのだとしたら、雛飾りを仕舞うのが遅くなっても問題ないんでしょうか?)
最終更新:2009年02月27日 03:02