「俺さ、昨日からずっと考えてて、それでもわかんなくて、でも、さっき思った。
やっぱり、ミラーワールドなんか閉じたい。戦いを止めたいって……。
きっと、すげぇ辛い思いしたり、させたり、すると思うけど、それでも、止めたい。
それは、正しいかどうかじゃなくて、俺も、ライダーの一人として…」
「アっ……」
「かなえたい願いが、それなんだ」
「ああ、だったら生きてその願いをかなえろ。死んだら、終わりだぞ」
「そうなんだよな。蓮、お前はなるべく、生きろ」
「お前こそ生きろ、城戸。死ぬな、死ぬな!!」
「お前がおれに、そんな風に言ってくれるなんてな。ほんと………」
「おいっおいっ」
「やっと……」
「ぐっ(泣くなっ、俺ッ!)」
「それにしても、今日は天気が、悪いね、五郎ちゃんの顔が、見えないよ」
「先生、何か美味いもの買ってかえります」
「なぜだっ、なぜだっ、なぜだっ……。ウオアァァァァァァァァッ!」
「うっ、うっ(なっ、泣いちゃ駄目だっ!)」
「お前は、きっと拒む
拒み続ける。
また駄目なのかユイ。
また、ウアァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
「最後のライダーはッ、お前だッ…」
「これが、新しい命ッ?」
「この戦いに、正義は、ない。そこにあるのは、純粋な願いだけである」
「……蓮、そんなところで寝てると、風邪引いちゃうよ?」
「その是非を問えるものは……」
「あゥ、あっ、アアっ……(泣くなっ、泣くのは彼らに失礼だッ!)」
◆◆◆
「あ、あの、シン君、喉、渇いたでしょう?
私、熱い紅茶でも入れますね」
『なんだか、手に力が入らなくてさ』
『熱い紅茶でも入れますよ』
「うっうっうっ……ウワーっ」
最終更新:2009年02月27日 20:46