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2日目 167・169

コトコト

トントントン…
包丁の音が鳴り響き、やがて美味しそうな味噌とご飯の香りが部屋中に立ち込める。

「ねぇ、言葉ー…まだ怒ってるの?」

トントントン…

「…だからルナとは何でもないんだって」

カチャッ

「さぁ、食べましょうか(ニッコリ)」

もぐもぐ

「……………………」

「…言葉、昨日の事だけど…」

「別に気にしてませんよ。シン君が夢の中で誰と会おうと誰の名前を呼ぼうと私には関係の無い事です。」

(…めっちゃ気にしてるじゃん…)
(まいったなぁ、何とか許して貰わないと…)

「あのさー、言葉」

「洗濯機終わりましたね」

「あの、言葉」

「さてお掃除しちゃいましょうか。ガーガー」

「あの」

「今日の夕ご飯は何にしようかしら」

「………」

立ち上がり、台所へ向かおうとした瞬間
言葉はシンが読み散らかしたジャンプを踏みバランスを崩す。

「きゃっ」

「危ないっ!」

ガシッ!

シンは素早い動きで後ろから言葉の胸を支え自分の方へ引き寄せた。

「…大丈夫?」

「…はい、あ、ありがとう。もう大丈夫ですから離」

「あっ、ああの、言葉!…少しでいいから、話聞いてくれ」

「…………何ですか」

「あのっ、ルナとは本当に何でも無いんだ!むしろ昨日の夢は悪夢というか…
 とにかく今は言葉だけ!…っあ、あの、えっと……そのつまり………可愛いと思うのは言葉だけなんだ。
 傍にいると幸せだなぁと思うし、夢に出てくるとすげー嬉しい!…あの、だから…」

「…………別に怒ってないよ。最初からそう言ってるでしょ。シン君」

胸にあるシンの手に自分の手を重ね、きゅっと握ると
頬を赤くしながら上目遣いではにかむ言葉。

「あっ、……言葉!ありがとう、言葉ぁー…」

シンは言葉の肩に顔をうずめ、後ろからぎゅーっと抱きしめた。
…胸に触れる手もついでにちょっとぎゅっとしてみた。

パシッ

「それとこれとは別です。(ニッコリ)」

トントントン…
トントン…
トン…

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最終更新:2009年02月27日 00:40
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