「秋ですよね、ここは私がお茶を点てますよ」
「茶室でか本格的だな…」
「はい、正座して、シンくん」
「は、はい言葉」
コポコポコポ…
「それではお茶を点てますよ」
(いかん!足がしびれてきた…情けない)
「はい、お手前ですが、どうぞ」
「あ、はい」
(…!に、苦い…!!)
「あの、シンくん顔引きつってますが・・・大丈夫ですか?」
「う、うん…(お、味わってみるとなかなか馥郁と風味が広がって…いいな)おいしいよ」
「そうですか、それでは、おはぎをどうぞ」
「ん!おいひい(いかん、喉に引っかかった!)」
「どうしたのですか?」
(そ…そんなににじり寄らなくても…うー足がしびれて逃げられない…)
「んんん…」
(いかん!バランスが崩れた!)
「きゃっ…こ…こんなところで…いけません!!」
「はにもひないから(なにもしないから)、あひがひひれれ(足がしびれて)らんともないろ(なんともないよ」
「わ…わかっています…足の痺れが納まるまでこのまま待っています」
「るぐにるごぐから(すぐに動くから)らいろうぶらよ(大丈夫だよ)」
(いかん!押し倒したままじゃないか…こんなのいけないよ…)
「あっ…そんなにしないで…胸が苦しい……あっあ…」
「ろめんろめん(ごめんごめん)るぐにななれるから(すぐに離れるから」
「う…動かないで…胸が押されて…」
「らっらっらっ(わっわっわっ胸を押しつぶしているよ…)」
それ以来正座の練習に励むシンであった。
最終更新:2009年02月27日 01:20