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仮面ライダーW『シン総合クロススレver』-01

メサイアの宙域において、二機のMSが戦闘を行っていた。
一機はアスラン=ザラが駆る『無限の正義』の名を持つ、インフィニット・ジャスティス
そしてもう一機は『運命』の名を持つデスティニーに乗るシン=アスカであった。
シン「くそっ、何でアンタは・・・、この力をミネルバにいた時に使わなかったんだよ!」
アスラン「もうやめろ、シン!過去に囚われたまま戦うのはだめだ!」
アスランの乗るジャスティスにはリフターの半壊しか損傷は見当たらない。
デスティニーの武装のほとんどはジャスティスによって、壊されており、残っているのはフラッシュエッジ一つと
ソリドゥス・フルゴール、そしてパルマ・フィオキーナだけである。
シンは既に満身創痍な状態だが、アスランの声を聴いた瞬間、心の中の『ナニカ』が弾けた。
シン「過去に囚われるな?ふざけるな。俺はもう二度と、マユやステラのような人を増やしたくないから戦っているんだ。
   過去に囚われているのは、アンタの方じゃないか。いきなり戻ってきたと思ったら、またあのアークエンジェルに
   戻って、仲間になって、結局アンタはZAFTで何がしたかったんだよ!」
アスラン「議長の思い通りの人形になるな!思い出せ、シン!お前が欲しかったのは本当にそんな力かっ!
     おまえは本当は、何が欲しかったんだ!」
アスラン自身はシンを説得しているのだろうが、いまのシンにそんな戯言が通じるはずがない。シンに聞こえるアスラン
の説得は耳障りに他ならなかった。
シン「俺が欲しいのは、争いのない平和な世界だけだ。戦争で家族を失ってしまう子供や、兵器として扱われる人を
   創らせない世界が欲しいだけだ!そういうアンタはどうなんだよっ!いったいアンタは・・・、アンタ達は何が欲しいんだよ!」
アスラン「俺たちが欲しいのは自由に生きれる世界だ!そのために議長を、ZAFTを討つ!」
その言葉を聴いた瞬間、シンの心が急激に冷めた。この男は『ZAFTを討つ』と言った。
議長から恩をもらいながら、裏切ったこの男から。
シン「アンタは・・・、アンタって人はっー!」
シンはデスティニーの背にある光の翼を展開し、スラスターを全開にする。C.E最速の速さで、インフィニット・ジャスティスに迫る。
しかし、そこにもう一機のMSが二機の間に入る。それはシンの同僚、ルナマリア=ホークが乗るインパルスであった。
ルナマリア「シンっ、アスラン、もうやめて!」
二人を止めようとするルナマリアだったが、既にデスティニーはパルマ・フィオキーナを撃つ体制に入っていた。そうなれば、
直撃コースにいるインパルスは・・・
シン「・・・ッ!やめろっー!」
止める事ができず、インパルスに当たる瞬間、インフィニット・ジャスティスのビーム・サーベルがデスティニーの右手を破壊し、
足のグリフォンブレードで左の足を破壊した。
シン「うわぁぁーっ!」
その衝撃で吹っ飛ばされ、月に向け、落ちたデスティニー。
シン「畜生、アイツに・・・アイツに勝てなかった」
コクピットの中でシンは呟く。自分を責めるように、自分を嘲るように。
シン「もう・・・、疲れた」
目を瞑った瞬間、シンの意識は途絶えた。


インパルスが駆け寄り、デスティニーの近くで着地させ、シンの安全を確認するルナマリア。
ルナマリア「シンっ!無事!だいじょ・・・う・・・」
ルナマリアは唖然とした。本来そこにいたであろう、シン=アスカはそこにいなかった。さっきの衝撃でデスティニーから弾き出された
のかと思ったが、ハッチは閉まっており、脱出した形跡もなかった。ルナマリアはメサイアが崩落するまで、動けなかった。
メサイア崩落後、月周辺がくまなく捜索されたが、シン=アスカは見つからず、MIAとされた。
このC.Eで、シン=アスカの存在は消えた。

そして、
???「・・・っ?」
???「どうしました、お嬢様?」
13歳ぐらいの青い髪の少女が指を指す場所にいたのは、パイロットスーツを着た黒髪の少年だった。
少年はその少女の物語を変える。
少女たちは少年の運命に涙し、その心を癒す。
そして、少年は再び思う。人を守りたいと。
この世界、『ハルケギニア』で。

仮面ライダーW『シン総合クロススレver』
to be continued?




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最終更新:2009年09月11日 21:42
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