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ある息子の愚痴

【ある未来の可能性~ある息子の愚痴~】
~ある喫茶店~
カラン、カラン……。
よ、お待たせ。
「……!(遅れたのを非難している)」
あ~……、ごめん、ごめん。
いやぁ~、遅れた理由なんだけどさ……って、
君には話したっけ?
俺の家族の話。
「……?(いきなり降られた家族の話にどう反応したらいいか困っている)」
世間では色々と英雄扱いされたりして羨ましがられたりしているけどさ、
実は父さん、昔から色々な女性に言い寄られたりして大変なんだ……。
特に元機動六課の人達なんかは母さんが居る目の前で堂々と、
[離婚して私と結婚してほしい]って言ってくるから本当、始末に悪いよ。
「……!(驚いている)」
世の中の人達が知ってる元六課のメンバーと言ったら、
正に[英雄]とか[アイドル]って単語しか思い浮かばないだろうけど、
実際、逢って解った彼女達に似合う単語は、[策謀]や[混沌]だね。
「……。(唖然としている)」
でも、不思議と元六課のメンバーを見てもなんとも思わないんだよ……って、遅れた理由だよな?
実は、今朝も来てたんだ。
……元六課の人達が。
おかげで朝から部屋中大騒ぎで大変だったんだ。
最初は、一緒に住んでるゲンヤお爺さんも父さん達の様子を見て笑ってたけど、
父さんがはやてさんって人に抱きつかれた時位からお爺さん、
ゆっくりとだけど部屋から逃げようとしてたんだ。
「……?(どうして?と聞く)」
……だって、抱きつかれた父さんの後ろに、
怒りのオーラを身に纏ったうちの母さん、
ギンガ・ナカジマがバリアジャケットを着て立ってたんだよ……。
おかげでキレた母さんがうちの父さん、
シン・ナカジマ(父さんは婿養子なんだ)ごと、
はやてさん達に殴りかかっちゃったもんだから、
医務室からシャマル先生呼んだりして大変だったんだ。
だから、遅くなったんだ。
……ごめん![両手をあわせて頭を下げる]
「……。(理由を知り同情しつつ許そうとしている)」
……本当?(よし!……後少しで許してくれそうだ。)
けど、最近俺は思うんだ……。
うちの家族って、なんで今だに現役でしかも最前線に居るんだ?って。
父さんと母さん、更にはお爺さんと、
うちの家族は俺と妹以外全員現役で働いて居るんだ。
それにスバル叔…、いや、
スバルさんに母さん、お爺さんに父さん。
街の人達に聞いたら、四人の内誰か一人には必ず知られているし。
本当、その時思うよ。
ナカジマ家って凄いんだな~って。
「……。(いい人と目をうるませる)」
(……よし、よし!上手くいった)けど、うちの父さんは、
そろそろ前線から離れるみたいだけど、
うちの母さん、今だにバリアジャケット着て前線に居るつもりなんだ。
本当、いい歳なんだし息子として恥ずかし……、
???「……誰が恥ずかしいんです?[息子の名前]。」
へ?[後ろに振り向き顔が青くなる]……げっ! かっ、母さん……。
ギンガ「……全く、何時も何時も貴方は何でこうして訓練をサボってばかりいるんです!
今日と言う今日は、許しませんからね!」
そ、そんな~、この前の試験、成績良かったんだし許して~!
「……。(私帰るね。 と店から出ていく)」
あ、ちょっと!……あ~、後少しでデート出来たのに~!
ギンガ「まだそんな事言ってるんですか!
さぁ、家に帰ったら、お説教の時間ですからね!」
はっ、離してくれ~!
ギンガ「(……貴方には、早く私が[前線から離れられても]、
安心出来るだけの一人前になってもらわないといけませんからね。
……そうしないと、[私が]あの人と幸せな夫婦生活が満足に出来ないから。
だから、……頑張って一人前になりなさいね?[息子の名前])」
それから数年後、管理局に新しいナカジマ家の青年が、
つい数日前まで青年の母親、ギンガ・ナカジマが働いていた部隊に配属される事になる。
それとほぼ同じくして、ギンガ・ナカジマ、シン・ナカジマ両名が管理局からの引退を表明して、
衝撃が走るが、二人の子供達(兄より遅れて一年に妹も入局した為)の活躍により、
その衝撃もすぐに止む事になる。
現在、二人は夫婦水入らずの生活に時々水(yagamiなど昔からの仲間達による冷やかしなど)をされつつ、
幸せな人生を賑やかに過ごしている。




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最終更新:2009年10月02日 19:40
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