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シンと??? +K

魔理沙『んでさぁ、どうにもならなくってしょうが無しに焼いて食ったら旨いのなんのって。なんだったかねーあの茸』
アリス『へー、そうなの? どんな形だったの、今度見つけて肴にしたいから……ってぇ、ちょっとお、シーンー! おつまみ遅いわよー!?』

シン「今やってるよ! ったく、人使いの荒い……上海達には甘いくせしてさぁ」
キラ「まあしょうがないんじゃないかな。黙あって、作るのさーシぃンー。おとこだーかぁらぁぁぁぁ(ジュッアヅーッ!?」
シン「なんスかその海が青いブルーになりそうな歌は」

キラ「君は、君こそ! フライパン指に押し付けるとか何なの、死ぬの!?」
シン「死ねよ」
キラ「残念、僕じゃなくても死なないよ!」
シン「ああうぜぇうぜぇ。つーかキラさんなんでいるの?」
キラ「存在しちゃダメですか?」
シン「……はははっ」

キラ「いや何その笑い。帰れって? じゃあお茶漬けちょうだいよ」
シン「帰れ。アンタにはお茶漬けはもったいないよ」
キラ「じゃあ何ならもったいなくない?」
シン「…………土?」
キラ「せめて食べ物でお願いします、できれば幼女がいいな」
シン「あ、もしもし四季さん? ちょっと変態がいるんですけど」
キラ「違うよ変態じゃないよ、例え変態だとしても紳士という名の変態だよ!」
シン「要するに変態だろ。ああ、すいませんこちらで処理しますんで。ええ、はい。夜分スイマセンでした。はい……はい、それじゃあ」
キラ「危機は去った……あれ、どうしたのシン。その手に持ってる包丁はなぁに?」
シン「処理します」

キラ「いやいやいや、ちょっと生々しいよその得物は」
シン「ほぼ毎日アリスが振り回してますが、なにか」
キラ「………まあ大方君が悪いんだろうけど」
シン「悪くないですー朝は和食がいいってだけですーアリスがわがままなだけですー」
キラ「語尾伸ばさないでよ、いい年して」

シン「キラさんにだけは言われたくない。つーかさぁ、実際アリスは(ボムッッ」
キラ「シンの頭が火を噴いた!?」


アリス『は よ し ろ !』
霊夢『落ち着きなさい、あんたの家が焦げ臭くなるだけよ』


シン「髪の毛爆発させやがったあの女……まあこれ以上は命がヤバいし真面目に作るか」
キラ「慣れてるねぇ……んで、何作ってるのさ」
シン「ん、たこ焼きの……たこの代わりに鳥の軟骨刻んで入れてみた。なんか屋台で食ったら旨かったんで」
キラ「へーへーへー。型も無しによく作るよ……あ、もう結構できてるんだ」
シン「ええまあ。食べてみます?」
キラ「あ、いいの? じゃ出来立てのやつを」

シン「仕方ないなぁ……はい、アーン」
キラ「………あのさぁ、そういうことは女の子にやろうよ。君、僕とフラグ立てたいの? 僕ヤダよ、これ以上アスランが増えるのは」
シン「奴を変態の代名詞みたいに言うのもどうかと。っていうか考えすぎでしょ、アーンぐらい男同志でも普通にやりますよ」
キラ「それは君だけだと思うなぁ。じゃちょっと手の平に乗せて……いただきまーす(パクッ モニュモニュモニュ こ、これはッ!」

キラ(べちゃりとした表皮、その下に包まれたドロドロとした食感、ネギの青臭さと紅ショウガの辛さがベストマッチせずに不協和音を奏でている。極めつけは軟骨だ、ゴリゴリとしていてなおかつ血なまぐさい……これは、これは、これは………)

キラ「生だこれー!? うぉおおお、口の中が不快感に満たされるぅ!?」
シン「わあ大変だ、キラさんこれ飲んで」
キラ「酢! さらっと出してるけどそれ酢でしょ!?」
シン「チッ」

キラ「謀ったね、謀ったねシン!」
シン「ええ量りました、量りましたとも! この計量スプーンでなぁ!」
キラ「スプーン、スプーン! そんなもののために、僕らの未来はっ!」
シン「大さじが一杯!」
キラ「たどり着いた未来が、僕らにっ!?」
シン・キラ「「うぉおおおおおおお!!」」

魔理沙『あははっ、本当にアリスは馬鹿だなぁ。私ならそんなことしないぜ』
アリス『な、なによぅっ、しょうがないじゃない、うっかりぐらい誰にでもあるでしょ!?』
霊夢『そうそう、魔理沙にだけは言われたくないわよ』
魔理沙『な、なんだよー。いいじゃないか別にっ。最近ツッコミが厳しいぜ、霊夢』
霊夢『あらそう? むしろ甘くしてたんだけど……じゃ、お言葉に甘えて厳しく行こうかしら』
アリス『ふふっ、墓穴掘ってるわよ魔理沙?』
魔理沙『あううっ』


馬鹿「……………」
キラ「やめよう、空しい」
シン「ソデスネ」
キラ「にしても、向こうはいいねぇ華やかで。むしろ百合ん百合んっていうか」
シン「そですね……つーか、嫌そうですねキラさん。喜びそうなのに」
キラ「あーうん……なんつーかね、あの凸を思い出して」
シン「あ、ああ……うん、なんか分かる」
キラ「あ、分かってくれる? なんていうの? 悪人じゃないだけ余計タチ悪いっていうかさ」
シン「そうそう、そんな感じで」


アリス『で、でも私! そんな魔理沙がす、す、す、す、す、す…………すっぺらぴっちょん!』
霊夢『何あんたコロッケでも作る気?』


キラ「……いやー、にしてもホントアリス、魔理沙が好きなんだねぇ」
シン「みたいですね、まったく人の気も知らないで」









シン「よっし、完成ー」
キラ「うぇ!? いやちょ、君今なんて」
シン「んじゃ俺持ってくんで。ああ、後2、30秒したらその鍋の蓋とってリビングに持ってきてもらえます? ソース入ってるんで」
キラ「え、え、え、え、いや、そうじゃなくて君今とんでも無いことを」
シン「ホイホイお前ら待たせたなー」


魔理沙『いやいや待ってない……ってふぉおお、おいしそー!』
シン『ああもうちょい待て、ソースが来るから』
アリス『また和か……あんたここが洋館だってこと分かってる?』
霊夢『まあいいんじゃない? 私は和のほうが好きだし』
魔理沙『おいしそうならなんでもいいよ。細かいなぁアリスは』
アリス『魔理沙がそう言うんなら……もうちょっと空気読みなさいよシン』
シン『へいへい、悪かったでーすーねー。ああこら、一人で食おうとするな蓬莱。上海、オルレアン、ちょっと蓬莱抑えといてくれ。お前らの分もあるから』
魔理沙『おお、有能家政夫!』
シン『ほっとけ。あ、コラ、アリス、散々好き勝手言っといてお前は何勝手に食って』
アリス『ふーんだ。んー、なんだおいしいじゃない。やっぱあんたに任せて正解ね、うんおいしいおいしい』
シン『…………そりゃどーも。あ、ちょ、だからお前らソースがくるまで待てと』




キラ「………………………………………………え?」

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最終更新:2010年08月08日 16:12
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