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多作品小ネタ-23

1


8月某日

「皆様。本日は猛暑の中、お集まり頂いてありがとうございます。」
「会長、前書きは良いのではじめなさいよ。」


ここは都内にある国立学園、「国立総合クロス学園」
その学園の高等部が保有する生徒会室
暦どおりならば、学生は皆、夏休みと言う夏季休暇に入っている。
この学園の生徒達も例外ではない。
……が、ここには極一部だけ、例外がいた。
その部屋には学園指定の夏服の制服を纏った生徒達が集まり、
部屋に設置された縦長の机に置かれている椅子に座っている。
なお、そこに集まっていたのは高等部だけではなく、服装から見ても下級生の中等部、小等部。
上級生の大学部に属している生徒達もいる。
そんな生徒達を纏めているのは「会長」と言う名称で呼ばれ、
縦長の机の前には肩まで伸びた長い金髪の男子生徒、レイ・ザ・バレルがいた。
彼に意見するかのように普段はツインテールに纏めた橙色の髪の女子生徒、ティアナ・ランスターが言う。
ティアナに同意するかのように数人の女子生徒達が「そうだそうだ」と意見する。


「お前達と言うのは、落ち着きと言う言葉を知らないのか、そんなんだから
 何時まで経っても、フラグを立てようとしてもバシバシ圧し折られるんだ。」

レイは女子生徒達にとっては禁句とも言える言葉を並べ、図星だったのか、それとも気にしていた事なのか。
女子生徒達は次々と席から立ち上がり、反抗する。

「なぁんですって!?アンタ、私達が一番気にしている事を!」
「ふぅん、図星だったか。だが、気にするな。俺は気にしてない。」
「あからさまに怪しい目でシン君を見ているあなただけには言われたくありません!!」

更に声を荒げるのは、芙蓉楓。
同学年の男子生徒達には人気で学園内ではマドンナと呼ばれ、
ファンクラブまで存在している女子生徒であった。
マドンナと呼ばれた彼女もシンが絡むと攻撃的になり、言いたい事をズバズバと言う。

「そもそも、レイ!ホモパワーMAXの変態野郎のアンタだけには言われたくないわよ!!」
「誰が変態だ!ルナマリア!中学時代にシンとくっ付き、その果てに振っておいて、
 まだ未練がましくシンを追いかけている貴様だけには言われたくない!」

赤毛のショートカットの女子生徒、ルナマリア・ホークはレイにとって、禁句の中の禁句をぶちまけ、
レイもクールなボーカーフェイスを崩し、感情のままに声を荒げ、ルナマリアは事実なのか顔を顰める。

「うぐ……悔しいけど、否定はしないわ。あの時は成り行き上だったし、どうせならちゃんとした形で……」
「ちゃんとした形で……何や?」
「シンとくっ付いたとか聞いたけど……それで何処までやったの?言え!言えなの!!」
「言わないと……ぶっ○すよ?」

ルナマリアが顔を上げると目の前には般若とも言えるような恐ろしい表情をした女子生徒達のバーゲンセールであった。
仕方のないことであろう、この場に集まった女子生徒達(一部、男子生徒も含)は何れ、意中の彼とそのような関係になりたいと望んでいるのだから。

「ゴホン……皆様、静粛にして頂きたい。」

レイは軽く咳き込み、パンパンとてを叩くと場を落ち着かせる。

「では、話が脱線しましたが、今回の「運命を愛し隊」の集会を開始します。」

「運命を愛し隊」……それはある生徒のファンクラブでもあった。
シン・アスカ、現在高等部に属する男子生徒で、各学部内でも良くも悪くも噂が絶えない生徒で一種の有名人でもある。
ここには、そんなシン・アスカをある者は恋し、ある者は慕い、ある者は憧れを持った生徒達が集まっている。
ファンクラブの規模はこの部屋に集まった生徒達だけではなく、
彼女達はそれぞれの代表として集まっていると言っても過言ではない。
そんな学年内の何割を占めているか分からない程の多くの会員達を纏めているのが、会長ことレイ・ザ・バレル。

「皆様に集まっていただいたのは他でもありません。「運命生誕戦日」まで一月を切りました。」
『………』

ここは真面目なのか、誰もが物音一つ立てずにレイの言葉に耳を傾ける。

「誰がどのような贈り物をするかは各々自由です。しかし、これだけは念入りに頭に入れて頂きたい。」
『……(ゴクリ)』
「フライング…抜け駆け行為は禁止とします。これは「運命を愛し隊」条例第14条「抜け駆けは万死に値する」に相当します。行った場合は厳罰を受けて貰います。」
「会長、それこそ。暗黙の了解、愚の骨頂なのでは?」
「念のためです。行き成り何をとち狂って、フライング行為をする輩がいましたからね。」

レイは過去の出来事を苦虫を潰すような顔で思い出す。

「それでは皆様。「運命生誕戦日」…9月1日に再びお会いしましょう。
 これにて集会を閉会します。各代表者は各々、他の会員達にお伝え下さい。」

2

シン「とうとう13スレ目かぁ。思えば遠くまで来たもんですね」
キラ「うん? まあうん、そうだね……はぁ」
シン「どうかしました? なんか元気ないですけど」
キラ「いや、ないって言うかね……ほら、僕嫌われてるじゃない? ここに限った話じゃないけど」
シン「そうでしたっけ? よう知りませんけど」
キラ「だからさー。どうせこのスレでも死ねぇっ! とか、全滅だ! とか言われそうで言われそうで」
シン「いやその言動はおかしい」

キラ「いつ何時ボロクソに言われるか分かったもんじゃないしね、正直複雑っていうか……まあ察してよ」
シン「ふぅん………まあ大丈夫ですよ」
キラ「う、うん、まあね、僕もね、そうは思いたいんだけど」
シン「もしもの時は、俺がアンタを守りますから」
キラ「………………………………………」
シン「だからそんな心配するこたぁ」

キラ「君は、何故君はっ! そんなに僕が憎いって言うの!?」
シン「………えーと。なんかアンタの思考が愉快なことになってますね。あはは、笑える」
キラ「どうして……なぜ、こんな………どこで死亡フラグを立てたっていうの……?
   あれかな、昨日アスランにジュースおごったから」
シン「いや聞けよ人の話」
キラ「落ち着け………落ち着くんだ、キラ・ヤマト。KOOLになれ………!」
シン「ダメですから! それむしろHOTですから!」
キラ「ふふ………フレイ、こんなに早く君に会うことになるなんて。
   君は、笑うかな? それとも怒るかな?」
シン「遠くを見ないでください、なんか明日にも死にそうなんですけど!?」
キラ「君のせいじゃないか!?」
シン「意味が分からねぇよ!! 順を追って話してくれ、頼みますから!」


キラ「いやさあ。そんな、なんで守るとか言うの? 僕のこと嫌いでしょ、君」
シン「そんなこと言った覚えも無いですけど……まあアンタは戦いたくないって言ってるし守る対象かなぁとは思ってますが」
キラ「う……やめて、そんな真っ直ぐな目で僕を見ないで。じゃなくて、僕に対してそんなこと言ったら文句がある人がたくさんいると思うんだ、具体的には冥王とか便乗とか蘭星とか、後特にyagamiとか」
シン「はー。でもま、俺は俺のやりたいようにやりますよ。それに」
キラ「それに?」
シン「俺、キラさんのこと嫌いじゃないですから」
キラ「だからなんでそう君は僕の命を危険でピンチに陥れようとするの、って、あ、なんか窓の外から桜色の光が」
ジュッ☆


「「「「………」」」」
レイ「よくやってくれました、それでこそ冥王です。
   あの程度ではキラ・ヤマトは百%死なないでしょうが、シンにはいい薬になる」
なのは「にゃはは、後でお話ししようね? えーと、とりあえずシンは悪くないような気がするの」
レイ「何を言いますか、ベーコンレタスなど非生産的な事を行おうとした罰です。気にすることはありません、俺は気にしませんから」
ティアナ「あれがBLなら、じゃああんたのは何なわけよ……?」
レイ「純愛だ。一緒にしないでもらおう」
はやて「あかん。私関西人失格やわ、つっこめへん」
フェイト「あ、いや、うん、気持ち分かる」
レイ「まったく……大体、フラグを立てるにしても何故よりによってあの男なのだ、不愉快な」
はやて「本人にその気がないことが何よりも何よりも恐ろしいと思うんよ?」
ティアナ「んじゃあ、興味本位で聞くけど、誰だったら許せるのよ」
レイ「………………………………腐った女は度し難いな………………ッ!」
ティアナ「放して下さいなのはさん! アレの頭をカチ割らせて! っていうか性別指定した覚えはないわよ!?」
なのは「落ち着こうね、気持ちはわかるけど。じゃあ、レイは女の子だったら誰なら許せるの?」
レイ「誰一人として許す気にはなりません」
フェイト「もうちょっと考えても罰は当たらないよ? それなら、男の人なら?」
レイ「ふむ…………そうですね、ユーノ・スクライア氏ならば、まあ百光年ほどは譲れないこともありませんが」
はやて「待つんやレイ、それは男かどうか定かやあらへん。大体それ譲ってへんし」
なのは「そ、そんなことないよ、ユーノ君は立派な………立派な、男の娘だよ?」
ティアナ「それ、逆にひどいと思いますよ?」
フェイト「そうだね、フォローになってないね」



「「ふう、死ぬかと思ったぜ」」

キラ「……………なんか、僕ら、段々ギャグキャラになりつつあるよね………」
シン「……………俺、今ならジェネシスくらっても包帯巻いただけで生きてけそうな気がします」
キラ「あはは………き、気のせいだからねソレ」
シン「分かってますって………ま、なんにしても。あんまり頼りないとは思いますけど困った時は頼ってくださいね、絶対に守りますから」
キラ「いやもうホントすいません勘弁して下さい僕命惜しいです」
シン「困った時は、呼んでくださいね?」
キラ「絶対にノゥ! つーか人の話聞いてよ、この歩く死亡フラグ!」

3

機体名:デスティニーエクセリオン
形式番号:ZGMF-X42E
武装:MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2
MA-M941 「ヴァジュラ」ビームサーベル×2
MMI-X340 「パルマフィオキーナ」掌部ビーム砲×2
専用ロングビームランチャー「レイジングハート」
EQFU-3X スーパードラグーン 機動兵装ウイング
その他:ハイパーデュートリオン機関
ヴァリアブルフェイズシフト装甲
ミラージュコロイド
ヴォワチュール・リュミエール
MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置×2
対ビームコーティングシールド
搭乗者:高町なのは
ZAFTがジェイル・スカリエッティの技術提供を受けて、造られた新型MS。
「デスティニーライトニング」、「デスティニーリィン」と並行して製造され、本機はデスティニーのコンセプトも言える。「あらゆる状況に対応」と言う点の中でも遠距離攻撃・砲撃戦に特化した機体となっている。
開発の陣指揮等はデスティニーやレジェンド同様にギルバート=デュランダルに加え、ジェイル=スカリエッティが行う。
動力炉は、デスティニーやレジェンドと同じく、「ハイパーデュートリオン(Hyper Deuterion:HD)」を主機関に加え、異世界により齎された特殊な技術による「魔力で動力を生み出す」と言う特殊な動力源が採用された。
なお、基本的な性能に関してはデスティニーとはほぼ大差がない。
武装に関してはロングレンジからの敵機をレンジ外からによる遠距離射撃・砲撃寄りの武装となっていた。
「デスティニーライトニング」、「デスティニーリィン」同様、「デスティニー」との連携が前提とした運用となっていたため。
ロールアウト後は機動六課スターズ分隊隊長、高町なのはが搭乗者となる。


機体名:デスティニーライトニング
形式番号:ZGMF-X42L
武装:MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2
MA-M941 「ヴァジュラ」ビームサーベル×2
MMI-710 「エクスカリバー」レーザー対艦刀×2
MMI-X340 「パルマフィオキーナ」掌部ビーム砲×2
MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル×
MR-Q15A「グリフォン4」ビームブレイド×2
その他:ハイパーデュートリオン機関
ヴァリアブルフェイズシフト装甲
ミラージュコロイド
ヴォワチュール・リュミエール
MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置×2
対ビームコーティングシールド
搭乗者:フェイト=T=ハラオウン
ZAFTがジェイル・スカリエッティの技術提供を受けて、造られた新型MS。
「デスティニーエクセリオン」、「デスティニーリィン」と並行して製造され、本機はデスティニーのコンセプトも言える。「あらゆる状況に対応」と言う点の中でも高速接近戦に特化した機体となっている。
開発の陣指揮等はデスティニーやレジェンド同様にギルバート=デュランダルに加え、ジェイル=スカリエッティが行う。
「デスティニーエクセリオン」と同様に「ハイパーデュートリオン(Hyper Deuterion:HD)」を主機関に加え、異世界の特殊な技術により、実現された「魔力で動力を生み出す」と言う特殊な動力源が採用された。
なお、基本的な性能に関してはデスティニーとはほぼ大差がない。
武装に関してはビームライフルや機関砲等、基本的な武装以外は全て接近戦よりの武装となっていた。
「デスティニーエクセリオン」、「デスティニーリィン」同様、「デスティニー」との連携が前提とした運用となっていたため。
ロールアウト後は機動六課ライトニング分隊隊長、フェイト=T=ハラオウンが搭乗者となる。

機体名:デスティニーリィン
形式番号:ZGMF-X42R
武装:MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2
MMI-X340 「パルマフィオキーナ」掌部ビーム砲×2
MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル
RQM60F フラッシュエッジ2ビームブーメラン×2
その他:ハイパーデュートリオン機関
ヴァリアブルフェイズシフト装甲
ミラージュコロイド
ヴォワチュール・リュミエール
MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置×2
対ビームコーティングシールド
搭乗者:八神はやて
ZAFTがジェイル・スカリエッティの技術提供を受けて、造られた新型MS。
「デスティニーエクセリオン」、「デスティニーライトニング」と並行して製造され、本機はデスティニーのコンセプトも言える。「あらゆる状況に対応」であるが、他の2機に比べて、オールラウンドに特化した機体となっている。
他の2機とは異なる点はバックパックのラックは状況に合わせて武装の換装ができる点にあった。
このコンセプトは「デスティニー」の原型機、「インパルス」のシルエットシステムから来ている。
開発の陣指揮等はデスティニーやレジェンド同様にギルバート=デュランダルに加え、ジェイル=スカリエッティが行う。
「デスティニーエクセリオン」、「デスティニーライトニング」と同様に「ハイパーデュートリオン(Hyper Deuterion:HD)」を主機関に加え、異世界の技術による「魔力で動力を生み出す」と言う特殊な動力源を採用。
なお、基本的な性能に関してはデスティニーとはほぼ大差がない。
「デスティニーエクセリオン」、「デスティニーライトニング」同様、「デスティニー」との連携が前提とした運用となっている。
ロールアウト後は機動六課部隊長、八神はやてが搭乗者となる。


シン「……で、何ですか。この奇妙な設定集は?」
はやて「そんなの私ら専用のMSの設定にきまっとるやろ。」
シン「いや、何で行き成り、そんな物を……」
なのは「シン、もうすぐACER発売するよね?」
シン「えぇ、発売しますね。」
レイ「(俺はハブられた……orz)」
フェイト「そこで設定集を持って行けば、私達も参戦できる可能性があるからだよ。」
なのは「シンを主人公の座から引きずり落としたあの2人を降ろして、私達が変わりに参戦するの。」
はやて「心配の種のパイロットスーツも私らで用意した大丈夫やで!」(3人ともそれぞれのBJカラーのパイロットスーツを取り出す)
レイ「(どうやって、用意したんだそれは……)」
シン「(レイ、デスティニーって、コストって言うか、Gジェネ的に言うと、キャピタルってかなりかかるよな…)」
レイ「(あぁ…だが、数機だけ量産されたデスティニーをベースに改修すれば、出来なくはないだろうな。)」
シン「(うん……それよりも疑問なんだけど。この人達、MSに乗れるのか?)」
レイ「(…普通の常識では無理だろうが、彼女達には恐らく、不可能と言う文字はないだろうから乗れば、普通に戦力になりそうだな。)」
シン「(と言うか、あれ、質量兵器じゃないのか?時空管理局、どうするんだよ。)」
なのは「後、シンのインパルスを改修したと言う設定でヴィヴィオ専用インパルスもあるけど、見る?」
フェイト「後、エリオ専用ガイアとキャロ専用アビスもあるよ。」
シン「……いいえ、結構です。」
レイ「(議長にこの事を報告しよう。上手くいけば、「棚から牡丹餅」かも知れんな。)」





おまけ


女性陣一同『と言う訳で、デュランダル議長!私達もお願いします!!!!』(彼女達の手にはそれぞれ専用のMSの設定集が握られていた)
レイ「(まさかとは思ったが、他の連中までこんな事をするとは思わなかった。)」
スカ「ギル、どうにか、彼女達の「シン君の力になりたい」と言う強い願いを叶えてはくれないだろうか?」
ギルバート「いやはや、とんでもない食わせ物だね。レイ、どう思うかね?」
レイ「私は何とも言えません。ただ、戦力になるかどうか。」
女性陣一同『シン(君・さん・ちゃん・様)がインパルスに乗っていた時、砲台の役割しかやってなかった人に言われたくない!!』
レイ「(グサァァァッッッ!!!)ひ、人が一番気にしている事を……(チーン)」(消沈)
スカ「ふむ、彼女達も容赦ないね。」
ギルバート「だが、人数とコスト面を考えるとデスティニーではなく、インパルス等、セカンドシリーズの機体になってしまうが、それでもよろしいかね?」
女性陣一同『勿論じゃないですか!!』
ギルバート「(ふむ、これほどの大部隊となるとミネルバもそれに合わせて改修しなければならなくなるか……)」

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最終更新:2010年08月18日 22:14
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