<ゆく年くる年・1>
シン 「今年ももうすぐ終わり、か」
春香 「いろんなことがありましたよね~」
シン 「……あぁ、そうだな(刀とか大鉈とかのヮのとか)」
千早 「私はやっぱり、秋スぺに出れたことが一番思い出に残ってるわ」
美希 「あ、それミキも。はじめての大舞台だったし、なにより忘れられない想い出もできたの」
千早 「そうね。みんなには本当に感謝してるわ……もちろん、シンにも」
シン 「そんなこともあったな。もうずいぶん昔のことみたいだ」
伊織 「なによ、その年でボケでも始まったわけ?」
シン 「(ムカッ)あ~そうかもな! どこぞのデコがまぶしいお嬢様は相変わらずだってのは覚えてるんだけどな!」
伊織 「なんですってぇ!?」
真 「はいはいそこまで、本当に二人とも仲がいいんだから」
二人 『どこが!?』
真 「そういうところが。そういえばボクらも今年はいろいろあったよね、雪歩」
雪歩 「え? あ……う、うん」
シン 「? 二人とも何かあったのか」
真 「へへっ。簡単に言うと、ボクと雪歩は友達でライバルになったってことかな」
シン 「なんかよくわかんないけど……大丈夫なのかそれ」
真 「さぁ、どうなのかな? ねえ雪歩?」
雪歩 「うう~、真ちゃんのいじわる……」
やよい「うっう~! わたしも今年はい~っぱいがんばりました~!」
伊織 「そうね、やよいはよくがんばってたと思うわ」
やよい「うう~……でも私、おソバもおもちも買えません……」
シン 「や、やよい! 大丈夫だ! 俺が買ってあげるから!」
伊織 「そ、そうよ! お腹いっぱい食べていいんだからね!」
真 「あはは! やっぱり仲がいいなぁ」
千早 「はぁ……いつまでも変わらないわね」
春香 「う~ん、結構変わってきてると思うけどなぁ」
千早 「え? どういうこと?」
春香 「ふふ~ん、最近シン君と仲が良い子たち増えたよね~」
千早 「なっ!?」
春香 「伊織も自分でお菓子を作るようになったみたいだし……あ、千早ちゃんもやってみる?」
千早 「い、いいわよ別に! 私はそんな……」
春香 「そっか、そうだよね。千早ちゃんにはコーヒーがあるし」
千早 「だから……!」
シン 「二人ともどうしたんだ? さっきからヒソヒソ話してるみたいだけど」
千早 「な、なんでもないわ!」
春香 「(のヮの)ナンデモナイデスヨー」
シン 「? まぁいいけど……さて、そろそろ年越しそば作るかな。大晦日じゃないから気分だけになるけど」
やよい「あ、私手伝います!」
春香 「プロデューサーさんの分は私が作りますからいいですよ」
シン 「なんだその微妙な手伝いは……」
美希 「あ、ミキには年越しおにぎりをお願いね」
シン 「そんなものはない」
千早 「わ、私も……」
シン 「ん?」
千早 「私も……運ぶくらいは手伝えるから」
シン 「あぁ、それじゃ頼もうかな。あの数だから助かる」
千早 「ふふっ、わかったわ。作るのはお願いね」
春香 (……う~ん、主夫って感じだなぁ。私はやっぱりプロデューサーさんの主婦に(ry)
――2008年末、765プロは最後の余暇を利用して年越し気分を堪能していた。
<ゆく年くる年・2>
律子 「マズイわね……」
あずさ「あの~、律子さん? みんなは会議室に集まってるみたいですけど……」
亜美 「なんかシン兄(c)がおソバ作るみたいだから亜美たちも早く行きたいんだけど」
真美 「なんかあんのりっちゃん?」
律子 「りっちゃん言うな。そんな場合じゃないわよ。ここ一年のネタを振りかえって気付いたことがあるんだけど……」
小鳥 「気付いたこと?」
律子 「ここにいるメンバー、全員出るネタか誕生日以外で単独の出番がほとんどないんです!」
双子 『な、なんだって――→!?』
あずさ「あらあら~」
小鳥 「あの~……ひとついいかしら?」
律子 「なんですか小鳥さん」
小鳥 「私はたしか一回くらい単独の話があった気がするんだけど……」
律子 「それ以降はどうです?」
小鳥 「う……」
律子 「むしろ今の小鳥さんのポジションはほぼ出オチ要員なんですよ?」
小鳥 「で、出オチ……!? うう、ただでさえいろいろ言われてるのに(主に年齢で)」
あずさ「みなさん大変ね~」
律子 「呑気なこと言ってる場合ですかあずささん。このままじゃウチら空気姉妹予備軍とか言われますよ」
あずさ「それはそれでいいんじゃないかしら~」
律子 「……なんでこうこの人は危機感っていうのがないのかしら」
亜美 「ちょっとりっちゃんにしつも→ん」
律子 「りっちゃんゆーなって何度……まぁいいわ、何?」
亜美 「亜美たちの出番が少ないっていうのはわかったけど、つまりど→すんの?」
律子 「どうするのって……それはその、いろいろアピールするとか」
真美 「シン兄(c)に?」
律子 「そ、そういうことになるわね……」
亜美 「ん~、別に亜美たちにはいらないじゃん?」
律子 「え?」
真美 「んっふっふ~。真美たちは~、第二のはるるんポジションを狙ってるのだ→!」
律子 「えぇっ!?」
亜美 「だよね~、出番がないなら出番を作るべし! だもんね~」
真美 「そんじゃ、真美たちはおソバのとこに行ってくいんね→」
律子 「ちょ、ちょっと……!」
あずさ「律子さん、大丈夫ですよ」
律子 「あずささん……」
あずさ「私たちは私たちでやっていけばいいと思うわ……」
律子 「……はぁ、そうですね。少し焦りすぎてたみたいです」
あずさ「焦ってたっていうことは、律子さんもシン君のことが気になるのかしら~?」
律子 「そっ、そんなことは……って、ちょっと待ってください。今、律子さん『も』って……」
あずさ「うふふ……どうなんでしょうね~」
律子 「(こ、この人は本当に読めないわ……)小鳥さんはどうなんです?」
小鳥 「(これはつまり律子さんとあずささんが修羅場猛怒に突入するというわけでさらにそこに千早ちゃん
真ちゃん雪歩ちゃんが入り乱れるとこれ何角形?これ何角形になるのねえねえねえね(ry)
キタキタキタキタキタ―――――――――――――――――!!」
律子 (ダメだこの人……もう何にもできない)
――ガチャリ。
シン 「あ、こんなとこにいたんですか。もう蕎麦できましたよ? 熱いうちに早く食べてください」
あずさ「あらあら……それじゃ律子さん、私たちもいただきましょう」
律子 「そうですね……まったく、人の気も知らないで」
シン 「?」
<ゆく年くる年・3>
あふぅ 「ナノ!」
ちひゃー「くっ?」
あふぅ 「ナノ! ナノ!」
春香さん「ヴぁ~い」
こあみ 「とかー」
こまみ 「ちー」
あふぅ 「ナノ!」
まこちー「まきょー……」
ゆきぽ 「っ! っ!(フルフル)」
まこちー「やー?」
ゆきぽ 「(コクコク)」
ちっちゃん「めっ!」
みうらさん「あらあら」
まこちー「……へへっ!」
春香さん「かっか! はるかっか!」
あふぅ 「ナノ!」
ちひゃー「……くっ」
あふぅ 「?」
ちひゃー「くっくっくっ」
やよ 「うっうー!」
いお 「……モッ」
あふぅ 「…………」
ちひゃー「……くっ?」
あふぅ 「……ナノ」
春香さん「ヴぁ~い」
ちひゃー「くっ!」
こあみ 「にーちゃ!」
こまみ 「にーちゃにーちゃ!」
――ガチャリ。
シン 「……お、いたいた。蕎麦ができたけど、お前らも食べるか?」
全員 『!』
――ドドドドドドドドド……!
シン 「ちょっ!? 慌てるな! 量はあるから急がなくてもギャアアアアアアアアアアアアアア……!」
……まぁいろいろな人がいろいろあった年だったわけですが、
765プロはきっと来年も元気です。