<ドリームクラブ>
P 「……うーむ」
シン「プロデューサー、何を見てるんですか?」
P 「ああ、ちょっとこれをね」
シン「これ?……って何ホストクラブの広告なんて見てるんですか。春香に刺されますよ」
P 「はっはっはっ、雑誌ならちゃんと腹のところに仕込んであるから大丈夫だよ」
シン(手慣れてる……けど刀は防げるのか雑誌アーマーは)
P 「いや別に自分のためってわけじゃないんだ。この娘なんだけど」
シン「プロデューサーの好みなんて別に知りたくないで……あれ? この人って確か」
P 「双葉理保。ウチの娘たちよりもずっと前から活動し続けてるアイドルだね」
シン「そんな人がなんでまたホストクラブに?」
P 「さぁ? だけど、これが新たな活動の一環なのだとしたら、俺たちも黙って見ていることはできないな」
シン「じゃあなんです? 千早や春香たちに対抗させるんですか? メイド喫茶とかで」
P 「……メイド喫茶はよそう」
シン「え?」
P 「いやこう、なんていうか、トラウマ的な何かを呼び起こすからさ……」
シン(俺が来る前に何があったんだ765プロ)
P 「と、とにかく! これからの戦略を踏まえた研究をするべきだと思うんだよ!」
シン「具体的には何を? っていうか、研究対象がまだ開店もしてないのに何を研究しろと」
P 「……とりあえず行ってみよっか」
シン「結局そうなるんですか!?」
P 「ほらほら、シン君は気になる娘とかいる?」
シン「だからやめてくださいって! チラシ押し付けるのはやめ……あれ?」
P 「ん? どうした?」
シン「この子……真に似てません?」
P 「どの子?……確かに似てるな」
シン「本人、ってわけじゃないですよね?」
P 「まさか。だいたい真がこんな店で働けると思うかい?」
シン「そりゃそうですけど」
P 「でもそう言われてみれば……この娘なんか真美に似てないか?」
シン「この子ですか? いやさすがにこんな可愛げないですよ。髪留めの位置が一緒だからそう思うだけじゃないですか?」
P 「そう言われてみれば確かに……ならこの娘はどうかな?」
シン「そうですね、千早に似てなくもないですけど……(胸を見る)」
P 「(同じく胸を見る)」
シン「……まぁ顔だけなら似てるかもしれないですね」
P 「顔だけならね。それで、シン君はどの娘が気になるのかな?」
シン「いやだからそういう話は……」
小鳥「あの~、二人ともちょっといいですか?」
二人「「はい?」」
小鳥「彼女たちからちょっと、『お話』があるみたいですよ」
――そして二人が振り返った先には、憤怒の顔を宿した三人の姿が……
小鳥「よくよく考えれば、プロデューサーさんは入店条件の『ピュアな心』の時点でアウトだと思いますよ」
P 「ですよねー……春香さん、未練とか一切ないんで刀を首に押し付けないでくれませんでしょうか?
ベッドの上で身動き取れないから辛いんです」
シン「だから嫌だって言ったんですよ。あれ? なんで千早はそんな顔で俺のこと見てるんだ? いや違うから!
たしかに胸は見たけど別に千早と比べてなんかいなぎゃあああああデスおせちはいやああああああああ!?」