<営業―コラボ企画―>
シン「へぇ、ライトノベルのコラボか」
貴音「はい。聞くところによりますと、あにめで使われたという曲を私たちが歌うようです」
響 「それに合わせて自分たちがその作品に出てくるキャラクターの服を着て宣伝するんだぞ。これ、コスプレっていうんだよな! 自分知ってるぞ!」
シン「なるほど、それで貴音たちは学生服を着てるのか」
貴音「そういうことです。恥ずかしながら、学び舎の服というものを初めて着たもので、少々気分が高ぶっているようです」
シン「はは、珍しいな」
美希「貴音たちはけっこう普通だね。ミキははじめてメガネなんてかけたからちょっとつかれたの。あふぅ」
シン「……っていうか、その耳はなんだよ?」
美希「知らないの? ネコミミだよ」
シン「それは知ってる。なんでそれを付けてるかを聞いてるんだ」
美希「ミキのキャラはねー、ネコさんで何でも知ってるけど知ってることしか知らない人なの」
シン「説明が端的すぎてさっぱり意味がわからない!?」
――ガチャリ。
伊織「アンタたちまだここにいたの。もうすぐ撮影が始まるわよ」
やよい「みんなを呼んでくるようにって頼まれましたー!」
シン「あれ? 二人は制服じゃないんだな」
伊織「年齢が離れてるからよ。マネージャーなら少しは知っておきなさいよね」
貴音「水瀬伊織、もう着替え終わっていたのですか。見えないところもこだわるというプロデューサー殿の指示で渡されたすくーるみずぎとやらを睨んでいたようだったので、もう少し時間がかかるものだと……」
伊織「ああああアンタは何余計なこと言ってるのよ!?」
シン(なんだ、いつものプロデューサーの病気か)
響 「やよいの服もかわいいな! いつもよりすっごく元気そうだし」
やよい「はい! 本はむずかしかったんですけど、かわりにアニメを見ていっぱいいーっぱい勉強して今日がずーっと楽しみだったんです!」
シン「だから元気があり余ってるってことか。やよいのはどんなキャラなんだ?」
やよい「――話しかけないでください。あなたのことが嫌いです」
シン「…………」
やよい「っていうセリフが有名な子みたいなんですけど……あれ? シンさん?」
――ざぁぁぁ……
響 「うわっ、崩れた!?」
貴音「なんと!? あなた様は砂に変化することができるのですか!」
美希「なんか昔見たライダーでこんなの見たことがあるの。ごーごーごーだっけ?」
シン「やよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに嫌われたやよいに(ry」
やよい「ち、違うんです! そういうセリフがあったって言いたかっただけで……あああああしっかりしてくださいー!」
灰のように崩れ去っていくシンの姿を見ながら、「あぁ、そりゃ砂にもなるわ」とちょっとだけ心の中で同情する伊織だった。
数分後、やよいの必死の呼びかけによりなんとかシンは一命を取り留めた。
貴音「では、私はあなた様の口の中にホッチキスを」
響 「じゃあ自分はカッパ着て腹を蹴り破るとこからだな!」
美希「ミキは……白くなっていろいろ絞り取る?」
シン「お前らなんでそんなに俺を殺しにかかろうとする!?」
いったいこの作品の主人公はどんな日々を送ってるんだとシンは頭を抱えた。
貴音「水瀬伊織は……ぶるまぁだけを穿いて身体を見せるのでしょうか?」
伊織「なっ!? なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ! この変態! ド変態! エクストリーム変態!」
シン「ちょっ!?(ドガッ!)なんでっ!?(バキッ)俺っ!?(グシャッ!)」
なんにしても、その主人公とはいろいろと気が合いそうだ、と思うシンだった。
最終更新:2011年01月04日 15:00