アットウィキロゴ

変わってしまった日常EX ホワイトデー編

喫茶翠屋
地球にあるなのはの家族が経営している人気店であるが本日は休み…
のはずなのだが、現在六人、二人三組の女性がティータイムを満喫しているのが確認できる。少し覗いてみよう。

「ん~、幸せ…」
「食べ過ぎよ早苗」
一組目、まるで人形のような可憐さの少女、巫女のような少女

「ふむ、やはりレシピは欲しいわね」
(…外の世界の服装をした方が喜んでくれるかな?)
二組目、メイド姿の少女、ネグリジェの様な服装でファッション誌を読む少女

「姫様、師匠達の御土産の一つはこれで決まりですね」
「ふふ、思い切ってお店も買っちゃおうかしら」
三組目、ウサ耳ブレザーで真紅の瞳の少女、気品の高く美しい大和撫子と言える少女

私達は彼女達を知っている!
数ある並行世界でこの六人が一緒にいる世界を知っている!

『できたぁぁぁーーー!!』
そして厨房の奥から聞こえる三人の少女達の声も知っている!
そう!今日!!この日!!!
『バレンタイン』を受け取った者が御返しをする日!!
『ホワイトデー』なのだ!!!

「できたできたできました!私達の渾身が」
「ふふ、はしゃぎ過ぎよギンガ」
「おめでとうございますギンガさん!」

「さすがは翠屋二代目候補、と言ったところかしら?」
「御見事」
「ありがとうございます!咲夜さん!パチュリーさん!」

「くぅ!この私が愛する者にケーキを作ることができた以上、我が生涯悔い無し!」
「もう、それなら永遠に傍にいるくらいじゃないと身がもたないわよ?」
「多分それは姫様だけかと」

そう!ここにいる彼女たちこそシンと出会ったことで日常が変わった乙女達!
ギンガ、なのは、シグナムの三名と
アリス、早苗、咲夜、パチュリー、輝夜、鈴仙の六名である!!

何故、本来出逢うはずの無い二つの世界の乙女たちが出会い、ここにいるのかは
残念ながらまだ語るべき時ではない―――
今回はギンガ達三名の物語に注目しよう


変わってしまった日常EX ホワイトデー 

アリス達と別れ、現在地球での彼女たちの家へ帰る三人
無論シンが待つ家にだ(ヴィヴィオは本日高町家でお泊り)
「い、いかん…
 凄まじく緊張してきた」
「うう、よく考えれば私初めてだよチョコ渡すなんて」
「だ、だらしないですよ二人とも!まだ家にも着いてないのにどうするんですかその調子で」
「ギンガ、お前手足が右、左が一緒に動いてるのをわかっているのか?」
「はう!」
ケーキを持つなのはが真中で、左右にギンガ・シグナムがつく姿は護衛しているかのようだ。
「…ねえシグナムさん、ギンガ、やっぱり『あの人達』来るかな?」
「…正直来てほしくない時に限って頻繁に来るからな『奴ら』は」
「まったくです…」
一転してかなり不安に駆られる三人。
彼女達がそれほどにまで恐れ(?)させる存在とは…
「見えるなぁ…目がやられてしまうほどに幸せ空間が見えるなぁ…」
「うんうん、そうだね見えるね」
「ちょっとその幸せ空間分けてもらいたいなぁ…」
「私らが碌な成果が挙げられんのに他がうまくいってるなんて納得できるかい!」
この言葉で誰だか既に想像できたであろう。
ギンガ達三人の前に現れた四人とは!
『出たな四バカ!!』
『誰が四バカか!!』
そう、最も恐れていた存在とはシンであれば見境なく様々な意味で襲いかかるこの四人であった!!
「まあそんなことはどうでもええ。」
「我々も非常にどうでもいいな。貴様らと会うなど」
「酷いなぁ、別世界とはいえ主の私にそこまで言わんといてぇな」
「黙れ八神はやて!否、yagami!!貴様と我が主と一緒にするな!!」
「お、落ち着いてくださいシグナムさん」
「一応聞いておくけどはやてちゃ、ううんyagami、何しに来たの?」
大体は予想できるが…
「それはな、私らがシンにどれだけ愛を伝えても相思相愛にならんやろ?」
(本気(正気)で言ってるから性質悪いなぁ…)
「でもこの世界は信じられないくらい愛し合ってますよね」
「うんうんそうだね、羨ましいね!」
「だから私達がその愛を壊す…どうやって育むかOHANASIを」
「言った!今『壊す』っていいました!」
「ふえぇぇ、一応あれも私だからああなっちゃう可能性あったのかなぁ…」
「おのれ!そのような理由で!!」
「まあ私達もそのなのはちゃんが持ってるケーキを粗末にするような酷いことはせんよ。ただ…」
『私達が美味しく頂いちゃうからねぇぇぇぇ』
「ふぇぇ、悪魔だよぉ…」
「な、何て卑劣なことをするの!?」
「悪魔など生ぬるい、この外道どもが!!」
なのはの前に立ち、デバイスをセットするギンガとシグナム。
たとえこの身朽ち果てるとも、なのはの持つ三人の愛を詰めたケーキを渡すわけにはいかない。
だが実質2体4ではどれだけ非常識な4人でも実力だけは一流の相手である以上、
護りながらの戦闘ではあまりに分が悪すぎる。
「なぁははははは!私らが勝って強制的にホワイトデー編完!!にしたるでぇ!!」




「へえ、なら誰が今回の話の乙女を務めるのかしら?」



突如、空間が裂けた

「ホワイトデー、それは真心をこめてバレンタインの礼をする日」
「されど、断じて部外者の妨害を許してはならない」
「それでも行わんとする外道は」
「愛する者たちの代わりに、その報いを与えましょう」
「真心を冒涜する者達に裁きを!!」
この五人こそかつて多くの四馬鹿+αからシンと乙女達の恋を守りし守護神
レミリア!諏訪子!永琳!幽々子!紫である!!
『で、でたぁぁぁーー!!』
故に四馬鹿にはこの五人は既にトラウマと言っても過言ではない
「やれやれ、『こっちの仕事』を終えたら嫌な運命を感じて来てみれば…」
「まあいいじゃん。私達の『仕事』にも邪魔しかねないんだし」
「折角だからまとめて懲らしめましょう。新薬の被験者になってくれるなら許すけど」
『幻想郷のシンの嫁』関係者は既に戦闘態勢に入っている。
これだけでも並みの者なら気を失うほどの殺気を出している。
「さあ魔法世界の乙女三人衆、このスキマへ入りなさいな」
「そこへ入れば愛しい旦那様の許へ行けるとこの八雲紫が誓いますわ」
新たなスキマを三人の前へ作り出し、促す幽々子と紫。
「ありがとうございます皆さん!」
「忝い!」
「この御恩は必ず!」
すかさずなのは、シグナム、ギンガの順でスキマへと駆け込む。
実は似たような状況は過去何度も起こっているのだ。
「感謝の気持ちは旦那さまとお幸せにね~」
「紫、一応お前がリーダーだ。私達に命令するがいい」
レミリアの言葉を聞いた瞬間、四人は『ヒッ!』と情けない悲鳴を上げる。
理由はこれから起こる何度も繰り返されし惨劇(笑)
「ええ、勿論この無粋な四人の裁きを与えるわ。せーの…」


『純愛恋路を邪魔すんじゃないわよ大馬鹿者ーーーーーー!!!!!』

その日、巨大な五つの魔力砲による巨大な髑髏雲(ナイトキャップ?付)が確認された。


「シ~ン君!今回はシグナムさんも作ったんだよ」
「わ、私も不得手ではあるがその、良い出来だと思うぞ」
「でも一番大切なのはなのはさんとシグナムさん、そして私の気持ちがこもってることを忘れないでね」
ケーキは二段のケーキ
下の一段目はかつてバレンタインチョコを渡すことができず、三人力を合わせて作ったチョコケーキ
上の二段目はホワイトデーに合わせたホワイトチョコケーキ
そして丸太を模したロールケーキを乗せ、スライスしたホワイトチョコで雪のように演出している。
「え~と、すごく嬉しいんだけど・・・」
ケーキはまったくもって問題ないのだが、現在シンは右になのは、左にシグナム、後ろにギンガが密着状態なのだ。
所謂『当ててるのよ』状態。
「ほらほらシン君、あ~んして」
「あ、ずるいですよなのはさん」
「で、では私は口で・・・」
「あうう・・・」
さてさて、リリカル世界のシン君は幸せを見つけたようですが、ちょっとした女難が続きそうです。

え?この後どうなったかって?
それはヴィヴィオが今日シン達の家にいないことでお察し下さい―――

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年02月15日 17:03
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。