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そろそろ氏の作品-07

「ねぇねぇ、私もデスティニーに乗りたいんだけどさ」
「しょっちゅう乗ってるだろ。この前も勝手にコックピットに入って計器いじろうとしてたし」
「いやそうじゃなくてさ、私もデスティニーの操縦してみたいって」
「無理だ。MSは簡単に動かせるもんじゃないだから」
「それじゃおまえが操縦して、私が後ろに乗るってのはどうかな?」
「自分で飛べるだろ」
「物に乗って飛ぶのとは別もんだと思う」
「そうかもしれないけど、乗せるスペースが無い」
「私は小柄だからさ、ちょっと隙間あれば余裕だよ」
「そういう問題じゃないって。姿勢保持もできないのにMSで飛んだら怪我するどころじゃすまないんだぞ」
「私は妖怪だからその辺は大丈夫」
「大丈夫じゃない、女の子に怪我させられるかよ!」
「むぅ…」
「むぅ、じゃない」
「ぐぬぬ」
「ぐぬぬ、でもない!」

「…いいよーだ。ステルス迷彩使ってお前が気付かない内に乗り込んでやるんだから」
「おい?! ったく…分かったよ」
「わーい、ありがとう!」
「飛ぶだけ…だからな。それと」
「ん?」
「これ」
「…ヘルメット?」
「いいから被ってろ、何かあったら困るんだから」

 ・ ・ ・

「へー、MSで飛ぶ時はこんな風に周りの景色が流れていくんだねー」
「にとり、計器が見えないから動くな。操縦ミスしたら落ちるんだから」
「えーっ?」
「人のひざの上に座らせてやってるのにその態度はなんだよ。嫌なら今すぐ後ろのスペースに入れよ」
「ごめんごめん。でも役得って奴じゃない? ほら、私が密着してるんだぞー」
「いいから集中させてくれ!」

「ねぇ」
「…何だよ」
「ごめんね、わがまま言ってさ」
「…別に、勝手に乗られるよりはマシだし」
「それでもさ。ありがとう、シン」
「…これっきりだからな、にとり」
「うん! それじゃ今回限りの出血大サービスでエクストリームブラストをはつど…」
「するかっ!」

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最終更新:2011年04月12日 13:17
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