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シンと幽香2+A

「おぉっす、こんなところで一人さびしく晩酌かい?」
陽気な声を上げて魅魔は庭で酒を舐めている幽香に手を上げた。その手には妙に大きな、人が入ってそうな麻袋を引きずっていて。
普段から比べてもやけに陽気な魅魔に幽香はちらりと視線をやり、すぐにうっとおしそうな溜め息をついて視線を外す。
「おんや、愛想悪いねぇ。いつものことだけどちょいと傷つくよ」

言葉とは裏腹に全く気にした様子もなく柵に腰をおろして笑う魅魔に幽香は舌打ちを一つ打つと並みの人間、妖怪ならそれだけで逃げ帰りそうな表情で睨みつけた。
「おお怖い怖い。あんまり怖いからー、酒呑みたくなってくるね、こー、かっぱかっぱと空けたい」
「失せなさいよ。あんたに構うほど暇じゃ」
「いや暇でしょどうみても暇持て余してる」
飄々と笑いながら幽香の怒りを受け流す魅魔をしばらく睨みつけていたが、やがて諦めたのか舌打ちをしてカップを口につけて僅かに傾ける。
あからさまに機嫌の悪い幽香を見て魅魔は肩をすくめて。
「相変わらず怒りっぽいねー、余裕が無いって言うか。そんなんだから」
そんなんだから、何だというのだろうか。他人から悪く思われる? 誤解される? 友達がいない?
だったらどうした、他人からどう思われようが知ったことか、むしろ周りが静かでいいぐらい。

「シン・アスカから嫌われたーって頭抱えるんだよ」

「こぷっ!?」
むせる。というか思いっきり気管に酒が入ってしまってまともに喋れない。
涙目になりながらもなんとか言葉を出そうとするが。

「あんっ、た、なにを、ごほっごほっ、なに、なにぃっく、なに」
「あーあーあーあー、ほらちょっと落ち着きなよ、何言ってるかさっぱりだよ」
背中を優しくさすられながら呆れた声をかけられてしまう。口元を押さえてこんこんとせき込むことしばし。
ようやく落ち着くと魅魔を睨みつける。もっとも、涙目で迫力は半減どころか十分の一以下だったが。
「ん、別の破壊力はあるね?」

「何の話よっ、それより、何でそこでシン・アスカが、あの糞黒黒が出てくるのよ?」
「いや何でって。あんたがあれのこと好いてるのは見てれば分かるさ、気付いてないのは当人ぐらいじゃないかな?」
涙目のまま鼻を鳴らす。まったくこの幽霊はなにをトンチキなことを言っているのか。自分がシンに好意を抱いていることが周囲にバレバレだなんてそんなことはないはずだ。

だってチルノにはまったく気付かれていなかったし。

「根拠になると本気で思ってんのかい?」
「思ってるわよ! だって私と違ってチルノ可愛いし!」
何の根拠にもならんよ。心中でそう呟き魅魔は溜め息をついた。頬を膨らませて睨んでくる幽香の髪を見てまた溜め息。
「あによ」

「髪切ったのも、長い髪は可愛くなかったからかい?」
何も言わずにただ鼻を鳴らしてそっぽを向かれる。そんな幽香を見て分かりやすいなあと心中で苦笑してしまう。
「……私は」
そっぽを向いたまま、蚊が泣くような小さな呟き声。何も言わずにただ黙ることで続きを促す。下手に聞き返したりしたらまたそっぽを向いて、完全にだんまりだろう。
それなりに付き合いも長いのだ、なんとなくだが彼女のパターンは読めている。
「私は、あんたの弟子みたいに可愛くないのよ」
やっぱり。思わずくすりと笑いが出てしまう。
「……正直、髪長いの、似合ってたと思うんだけどな」
「可愛く、ないのよっ。背が高いのも、変に痩せてるのも、目つきが悪いのも、すぐ手が出るのも、空回りばっかりなのも、こうやって愚痴ばかり言ってるのもっ。ぜんぶ、かわいくないのよ」
「そういうとこは可愛いよ」

からかわれていると思ったのだろう、さらりと言ってのけた魅魔を涙目のまま思いっきり睨みつける。
「どこっ、がよ! そういうとこってどこよ、どこなのよ!?」
「だからそういうとこ。ま、落ち着いたらゆっくり考えてみるんだね」
ふよふよと浮かびながら立ち去ろうとする魅魔。しかし引きずっていた麻袋は置いたままで。
「ちょっと。荷物、持って帰んなさいよ。私の家はゴミ捨て場じゃないわ」
「ああ、いやいや。プレゼントだよ、あげる」

「はぁ? あんた何言って」
「んじゃまあ今度こそお暇しようかねー、ごゆっくり♪」
止める間もなく立ち去られてしまった、どうしてああも急いで逃げるように立ち去るのか、と言うかゆっくりとは。
胡散臭そうに魅魔の背中と麻袋を交互に見るが答えは出ない。溜め息を一つついて麻袋の中を覗き見る。
実のところさっきから気にはなっていたのだ、一体何が入っているのか―――

「…………」
黒い髪に白い肌、全身黒ずくめの服装。
麻袋を閉める。しばし眉間を押さえて顔を上げる。
「そっか、私疲れてるのね。この中にあの黒黒が入ってるとか、そんなハハハ」
現実逃避じゃない断じてこれは現実逃避じゃないと現実逃避しながらもう一度麻袋の中を見て。

黒髪白肌黒ずくめ。シン・アスカが意識を失って放りこまれていた。

「搾乳するわよあンのクソ亡霊ーー!」
「はっ!?」
幽香の声に反応してシンが目を覚ます。やはり相当大声で叫んだからだろうか。
搾乳という言葉に反応したわけではないはずだ、多分恐らくきっと。
目が合い、思わず後ろに下がって距離をとってしまう幽香。そんな幽香に戸惑った視線を向けることしばし。
「………おはよう、ございます?」
「………もう夜よ」



「魅魔さんからお茶を勧められたんですけど……何か盛られたのかな」
「ふ、ん。呑気なものね、私の前にいるって言うのに」
剣呑に目を細める幽香に構うことなく、どこいったかなーと呟きながら麻袋の中を探るシン。
そんなシンの姿が幽香の気に食うはずもなく、苛々とした様子で腕を組み二の腕を指で叩きだした。
「ちょっと、お前人の話を聞いているの? 何よこっち向きなさいよ蹴るわよ踏むわよ叩くわよ」
「っと、あったあった。はい、幽香さんこれ」
「もぐわよ、って、何よコレ」

唐突に突きだされた紙袋に面食らった顔を浮かべる幽香。
そんな彼女にシンは苦笑しながらも、どうぞとばかりに幽香の手に紙袋を握らせる。
「バレンタイン、チョコありがとうございました。これお礼です、よかったら」
「……チョコ、ねぇ」
二月十四日、チルノに渡してくれと頼んだチョコの末路を思い出す。

大ちゃんだけじゃ飽き足りないのか黒黒なんか嫌いだバーカバーカと連呼しながらシンの顔面に叩きつけられ砕けて散ったチョコ。
ちょっとだけ泣きそうになる自分に何度も何度も頭を下げて謝るチルノと何も言わず、黙って地面に落ちたチョコを食べておいしかったですとだけ言ってくれたシン。
そしてどこからともなく湧いて出たフリーダムことキラ・ヤマト!
その気配を察知して空の彼方から突進するアスラン・ザラ!
全力で逃げるキラ、とてもイイ笑顔で追うアスラン、そして何かをあきらめたかのように遠くを見続けるシン・アスカ!
突如爆散するアスラン、空に浮かぶイイ笑顔、僕らの戦いはこれからだと言いたげなキラのドヤ顔、どうでもよさそうに花を眺めるシン!
そしてキラの足首を掴む地面から生えたアスラン・ザラ!


イ リ ュ ー ジ ョ ン !



そんな、ちょっと切ない記憶。変態どもなど見てないったら見てない。ただの気のせいだと心に強く念じる。
「あんなのをあげたなんて思えるお前は相変わらず面白い頭をしてるのね」
「まあそりゃそうですけどね。でもまあ、確かに貰ったわけですし? だったらお返ししなくちゃでしょうよ」
ふん、と鼻を鳴らす。貰ったから返す、それならば他からも貰っていた以上自分以外にもお返しを渡しているわけで。

つまり。自分が特別なわけじゃ、ない。

(………あ、れ。あれ?)
鼻の奥がツンとする。喉がカラカラに乾いて目頭が熱く、足はかくかくと震えて手の指を何度も意味もなく閉じたり開いたりを繰り返し。
やがて頬を熱いものがつたい。シンの顔が強張っていく、一体どうしたというのだろうか。
自分は泣いてなんていないのに。

「っ、幽香さん」
「うるさいっ、見るな!」
そっぽを向いてシンのこれ以上の追及から逃れようとするが、腕を掴まれる。
妖怪からすれば力なんて強くもない、無理やり振りほどけるはずなのにどうしてかそれが出来ない。
「なに、よ」
「……その、幽香さん泣いて、るから、だから」
「~っ、ハッ、私が泣いてるように見えるだなんて、お前は目がおかしいのかしら、ああそれともおかしいのは頭かしら?」
嗜虐的な笑みを浮かべながらも頬に涙の痕が残り、目が真っ赤に充血している幽香の言葉に、シンは唇をまっすぐに引き絞る。

「泣いてますよ」
「っ」

「ホントのことを言えば、泣いてる理由は分からないです。どうすれば涙を止めてやれるのかも分からない。それでも、それでも。せめて涙を拭うぐらいはしたいんですよ」
そう言うと、親指で幽香の目じりの涙を優しく拭う。
しばらくはシンにされるがままだった幽香だが、やがてぽつりと呟く。
「お前が嫌いで泣いてるとは思わないの?」
「ん? うーん、まあチョコくれるぐらいだから嫌われては無いと思ったんですけど………あの、もしかして俺のこと嫌いでした?」

情けない顔で幽香の表情をうかがう。自分やアスラン・ザラと戦った時の勇ましさとはまるで違う表情に幽香は抱きつきたい衝動に駆られるが、ぐっと我慢する。
嫌いなわけないでしょう心底好きよ。そう言ってやりたいけれど、言ったところで拒絶されるだけだということも幽香には分かっている。
「……別に。嫌ってるわけじゃないわ………でも」

(貴方は私のことが嫌いなんでしょうけど)

言葉を切った幽香の心境を知ってか知らずか、シンは幽香の言葉を待つ。
邪気のないその姿に幽香は溜め息を一つついて。
「でも、もういいわ」
「何がです?」

「嫌ってるわけではないけど、私に優しくするのは金輪際止めて頂戴」
きっと、これ以上優しくされると耐えられない。抱きしめてもらいたくなる、優しく頭をなでもらいたく、甘やかしてもらいたくなってしまう。
優しさに、溺れたくなる。そんなの自分じゃない、そんな夢見る少女のような思いなんて自分には到底似合わない。
何よりもそんな存在がシン・アスカの側にいていいはずがない、ましてやそれが自分自身だなんてこと、あってはならないはずだから。

幽香の言葉にシンは一瞬俯き、そして顔を上げて真っ直ぐに幽香を見る。
「それは、できません」

感情のこもらない瞳で見返す幽香に、シンは困ったような顔を浮かべるが、それでも決してひるむことなく。
「妖怪さんはどうかは知らないですけど、人間って他人に優しくするように出来てるんですよ。だから優しくしないなんてこと出来ないんです、それが涙を流してる人ならなおさら」
「………嘘、よ。そんなの」
「少なくとも俺の知ってる人達はみんなそうでしたよ。俺の家族、俺の恩人、俺の友達、俺の仲間、俺の初恋、みんな優しい人たちでしたよ。色んなもんを無くして、敵だったはずの俺に手を差し伸べてくれた人だっていました」
「それは……それは、お前がそれしか知らないというだけよ」
「かもしんないですね、人間自分が知ってることしか知らないのかもしんないです。それでも俺は俺が見てきた優しい人たちの方を信じたいですよ、人間ってのは元々あったかくて優しく出来てるんだって」
それが当たり前であるかのように他人に優しくする。それは人としては正常なことであり。コズミック・イラでは異常なことであり。どうしようもないのはシンなのか世界なのか。

「………っ、嘘よ、そんなの嘘っぱちよ。私のどこが優しくするに値するってのよ私にそんな価値があるとでも思っているの、お前馬鹿じゃないの馬鹿じゃないの馬鹿じゃないの馬っ鹿じゃない、の……?」

強く、抱き締められる。
……顔を見られなくてよかったと他人事のように思う。こんなぐしゃぐしゃになった瞳を見られたくなんてない。

「……ごめんなさい。正直に言えば価値があるかどうかは分からないです。でも………でも、だけど。嫌いじゃない人に辛い思いなんてしてほしくはないです、だから優しくするんだと、思い、ます」
「っ、何、よ、何よぅ。そんなんだから、お前がそんなんだから、貴方がそんなんだから、そうやって優しくする、か、ら―――!」

どうしようもなく、好きになるんじゃない。

言葉にすることはできず、ただ嗚咽しかできない。
「うう………うー、うぅぅううぅ、ふぅうううう――――」
何も言わずにただ抱きしめたまま頭をなで続けるシンの胸に顔をうずめ、駄々っ子のように背中をバシバシと叩きながら、幽香はひたすらに子供のように泣きじゃくり続けた―――


「―――まあったく。ホントに素直じゃないねぇ幽香は」
ひょいと肩をすくめながらシンの服にこっそりと張り付けた符から聞こえてくる音を聞き続ける魅魔、その隣にはキラが座っている。
「盗聴って……いやあ、素敵な趣味ですね?」
ニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべながら揶揄するようなキラの言葉にもう一度肩をすくめる。
「ま、そう言いなさんな。魔理沙にゃ悪いとは思うけど、ああでもしなけりゃ幽香があんまりだしね」
「それはまた……薄情な師匠さんですね?」
「それなりに付き合いも長いのさ、ちょっとぐらいは、な? ……に、しても」
「うん?」
「人間は他人に優しくするように出来てる、か。ああまで真っ直ぐならそりゃ魔理沙も惚れるわけだね、あんたはどう思う?」
何気ない言葉で言うなり、キラの方を見て。顔を強張らせて視線を逸らす。

ニヤニヤとした笑みではなく、直視するにはあまりにも。あまりにもおぞましすぎる笑顔を浮かべていて。
「ま さ か で し ょ う ?」

「………悪かったよ。その顔を止めとくれ、見ただけで死にそうだ」
「………シンほど、夢を見るつもりはないですよ。現実ってのは概ね優しくないですから」
つまらなさそうな表情、そしてその中に混じっている感情は。
「あんたは………羨ましいのかい?」
「んー、何がでしょうか?」
再びニヤニヤとした笑みを浮かべ出す。その表情からは言外に話は終わりだと告げていて。

「……それじゃ、帰るとしますかね。あんたはどうするんだい?」
「どうしましょうかねー。恋する少女達に嫌がらせでもしようかなとは思ってますけどね?」
「そいつはまた……素敵な趣味だね」
そう言い残し、魅魔はこの、どことも知れない何もない場所から音もなく消え去っていった。
後に残ったのは静寂とキラのみ。やがて鼻を鳴らして歩き出す。

「………羨ましいわけないじゃない、僕は君と違ってなんだって簡単に出来るんだから。君と違って何だって出来るんだから、努力なんていらないんだから。だから………羨ましいわけが、ないんだ」
そう、ぽつりと羨ましそうな顔で呟いて消えて。
今度こそ、誰もいなくなった――――




おまけ
「そこをどいてくれ、キラ、早苗! あの太陽の畑でシンが緑色の悪魔に誑かされているんだ、それが何故わからない!?」
「いやなんでそんなこと分かるの………まさかアスラン、盗聴とかしてない?」
「馬鹿野郎、そんなことするわけないじゃないか、そんなことしなくても気配で分かるに決まってるだろう!?」
「盗聴のほうがまだマシですよ!?」
「くそっ、シン………待っていてくれ、今俺が助けに行くからな!」
「いやー求められてないんじゃないかなあ」

「キラ、どうしてお前はそうやって俺を止めようと………あ、もしかして。お前がシンを助けたくて、つまり俺に嫉妬してるのか? お前の心はシンの物だって、そうだっていうのか!?」
「ええっ、やっぱりそうだったんですkあぶなァァーーいッレールガンが!?」
「そうってなぁにそうってなぁにそうってなあに腐れ緑?<●><●>」
「あ、あのごめんなさい、私が悪かったのでその目を止めて下さい?」
「だけど、忘れないでくれキラ。俺の心は、お前だけの物なんだってことを」
「クスィフィアス、バラエーナ、ルプス、ドラグーン! 全弾叩きこんでやるぅああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「やめろ、キラ! 危ないじゃないか!?」
「なんでぜんぶ避けられるんですかこの人!?」
「チクショウ! もっとKOOLにならなきゃ当てられない!」
「それはダメなフラグですよ!?」
「落ち着くんだ、キラ。だけど……一生懸命なお前は、好意に値するよ」
「――――え゛?」


「好きってことさ(cv.石田彰)」


「斬艦刀持ってこい、この変態を叩き切ってやるんだ!!」
「落ち着いて、落ち着いて下さい! まだ幻想入りしてませんよう!?」
「放せ、放してくれ! HA☆NA☆SE!」



おまけ2
「…………………………なんか今、ツッコまなきゃいけなかったような」
「知らないわよ(サクサクサクサクサク」
「う、うーん……ところで、おいしいですかクッキー?」
「もっとがっつり甘い方がいいわ、まあおいしいけど」
「女の人にやるものだから甘くしすぎるのもどうかと思って……おいしいならなによりです」
「ええ、まあそうね…………」
「はい」

「……………シ、シン・アスカ」
「はい」
「………………………あ、あーん」
「あ、ありがとうございます(パクッ」
「………っ、………~っ………!」
「どうかしました幽香さん、顔赤いですよ?」
「…………………ベツニ」
「は、はぁ?」
「……………………おかしいでしょなんで貴方が平然としてるのよここは貴方が顔赤らめるとこでしょなんで私がこんなに赤くならなきゃならないのよおかしいでしょおかしいでしょおかしいでしょ」
「どうかしました、ブツブツ呟いて」
「別に。お前が馬鹿だって言っただけよ。この―――ばぁか」
「??????」

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最終更新:2011年04月12日 14:00
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