傷心の少年と天真爛漫な氷精-04

1

霊夢は昨日から自分が変わったような感覚に囚われていた。
無論、その原因とは外来人のシンである。

―今の霊夢は博麗の巫女じゃなくてただの霊夢だろ?

その一言から霊夢は自分が変わったのだと思っている。

不思議と悪い気分にはならなかった。
もし、一昨日の自分が今の自分を見たら大いに驚くだろう。
そして、霊夢はもし、あのままシンと出会わずにチルノを退治していたらと考えた。
おそらく自分はチルノを退治した後、特に何も感じることなくそのまま去って
また何も変わらない日常に戻っていただろう。自分を【霊夢】としてではなく
【博麗の巫女】としてしか見られない日常に。
だから霊夢はシンとの出会いを感謝していた。
自分を【霊夢】と見てくれる人と巡り合えたのだから…。


傷心の少年と天真爛漫な氷精
~地獄の閻魔~

デスティニーを人里まで移動させた1週間後。
チルノは家に帰り霊夢も一度博麗神社に帰った。
シンは慧音と共に子供たちへの新しい宿題の作成をしていた。

シン「これでよしと…」
慧音「本当に君は凄いな…」
シン「そうですか?」
慧音「ああ。私だけの時はみんな宿題を出す者はほとんどいなくてな…」
シン「そうだったんですか…」
慧音「それだけではない。君が入ってから子供達の学力も著しく向上した」

慧音はシンが来る前の子供達の事を思い出し、少し暗い顔になった。
シンが来る前の子供達は授業を聞かない宿題は出さないテストの点数は赤点が多数という惨状だった。
それを聞いたシンも思わずドン引きする程である。

慧音「しかし、君が教師になってから皆一心に授業を受けるようになった」
シン「そこまで言ってもらったのなら俺も頑張った甲斐があります」
慧音「そうか。ではこれからも頼むぞシン」
シン「はい」

慧音にここまで絶賛されたシンも悪い気もせず素直に礼を言い。自分の長屋へ帰った。
実は明後日から寺子屋はしばらく休みになるのだ。
だからシンと慧音はその休みの期間中の宿題(5P)を作成していたのである。


翌日
いつもの授業が終わった後、シンと慧音は子供達に宿題を渡し、チルノはシンから宿題を受け取った後、
シンに解き方を教えてもらうためにシンの長屋へ向かった。
そして、シンの長屋の前でチルノは思わぬ人物に遭遇する。
その人物とは地獄の閻魔こと四季映姫・ヤマザナドゥである。

映姫「おひさしぶりですねチルノ。今日はあなたに話があって来ました」
チルノ「な、なに?」

いきなりのことで状況が掴めないチルノだが映姫は構わずに話を続ける。

映姫「前に会った時にも言いましたがあなたは妖精としての規格を超えた力を持っています」
チルノ「う、うん」
映姫「そして、ついには妖怪の山の秋姉妹に勝ちましたね?」
チルノ「それがどうしたの?」

チルノはイマイチ状況が読み込めなかった。
確かに妖怪の山の秋姉妹に勝った。しかし、それの何がいけないのだろう?と思った。

映姫「いいですか?今あなたが力をつけている事であなた以外の妖精達の力も以上に強くなっています」
チルノ「え…?」

これはチルノにとって初耳だった。
自分が力をつけている事に比例して他の妖精達が以上に強くなっている?
そういえば最近寺子屋で大妖精を見かけなかったがそんな事があったとは…
チルノはその話を聞いて激しく動揺した。
だが映姫の話は続く

映姫「それに比例して今幻想郷では妖精達に妖怪が殺されてしまって妖怪の数が激減しています」
チルノ「そんな…」
映姫「だから私は八雲 紫と共に霊夢にあなたを退治するように指示しました」
チルノ「確かに霊夢は地獄の閻魔と妖怪の賢者にあたいを退治しろと言われたとか言ってたけど…」
映姫「もっとも、霊夢は何者かの妨害に遭って失敗したようですがね…」

それを聞いたチルノは自分が霊夢に襲われた時の事を思い出した。
もしあの時シン兄がいなかったらおそらく自分は霊夢に退治されて死んでいただろう。
それによってシンも悲しむだろうと思った。
映姫は更に話を進める。

映姫「今あなたができる事はひとつあります」
チルノ「何?」
映姫「あなたが記憶を捨てるのです」


それは今のチルノにとってはある意味死刑宣告と同じだった。
チルノが今まで経験してきた全ての事を忘却…
つまりはチルノに今までの思い出を全て消し去ることであった。
おそらくそうすれば自分は普通の妖精に戻るだろう。
だがそうすれば別の意味で自分が死ぬこととなる。
だからチルノは

チルノ「イヤだ…」
映姫「なんですって?」
チルノ「みんなや霊夢と仲良くなった記憶もシン兄との思い出も忘れるなんてイヤだ!!」

明確に反発の意思を示した。

映姫「そうですか…。なら私にも考えがあります」

チルノに反発された映姫は悔悟の棒をチルノに突きつけた。

チルノ「あたいは別に死んだっていい!!だけどあたいはシン兄と霊夢、みんなの思い出を忘れたくない!!」
映姫「強情ですね!なら一度黙って…」
シン「おい」

映姫はチルノに先制攻撃を仕掛けようとしたらいきなり後ろから声を掛けられ出鼻を挫かれた。

映姫「なんです?私は今大事な仕事があるんです。話なら後に…」

映姫はいきなり出鼻を挫かれた事に不満の色を隠さない声で文句を言おうとして
後ろを見たらそこには【人修羅】がいた。


シン「俺の長屋の前で何をしているんだ?」

映姫はいきなり現れた少年の罪の重さを見て愕然とした。
今まで映姫は幻想郷の多数の死者を裁いてきた。
しかし、目の前にいる少年の罪の重さは今まで裁いた人間の全ての罪を合わせても遠く及ばない。
それだけではない。少年の背中からは憑依神が佇んでおり、その憑依神からも、とてつもなく重い罪を背負っていた。

映姫「あ、あなたは何者です!?」
シン「人に名前を聞く時はまず自分から名乗るのものだと学ばなかったのか?」
映姫「な、なにを!?」
シン「まあいいや。俺はシン・アスカ。この長屋の住人で寺子屋の教師をやっている」

映姫は一度深呼吸をして、自分の名を名乗った。

映姫「私は四季映姫・ヤマザナドゥ。地獄の閻魔をしています」

映姫は自分の名前を名乗れば目の前の少年の態度がよくなるだろうと思ったが

シン「それでその地獄の閻魔のアンタがどうしたって?」

特に意も介さずに要件を聞いてきた。

映姫「失礼な人ですね!まあいいでしょう…」

閻魔説明中…

シン「で、その妖精が異常に強くなったのはチルノが力をつけたからそうなったって?」
映姫「はい。だから幻想郷の平和を守るためにチルノの力を…」

映姫の説明を聞いてシンは映姫に復唱し、映姫はだから
今のうちにチルノの力を無くせば幻想郷のバランスは安定すると応えた。
それに対してシンの出した結論は

シン「却下」
映姫「は?今なんと?」
シン「却下と言ったんだ」
映姫「なっ!?」

無論、拒絶の意思だった。
映姫はまさか拒絶されるとは思わなかったらしい。

映姫「あなたは目の前の事だけで判断して幻想郷のバランスを崩すつもりですか!?」
シン「つまり大局を見てチルノを殺せと?」
映姫「妖精は不死です。それに一妖精が記憶を無くして幻想郷のバランスが戻るのなら安いのではないですか?」

しかし、映姫はシンに対して特大の地雷を踏み抜いてしまった。

シン「成程。アンタの言い分は分かった」
映姫「そうですか。なら…」
シン「なら俺はアンタを殺す!!」
映姫「!?カハッ!」

映姫は咄嗟に後ろに下がろうとしたがその寸前にシンに首を掴まれた。
映姫はありえないと思った。
改めてシンの背後の憑依神を見た瞬間シンの背後にいる憑依神の持つ力の正体を悟った。
その憑依神の力とは【神殺し】
幾多もの命を奪い、その魂を吸い続けた彼の憑依神は神をも殺す力を得ていたのである。
そして、その力をシンに供給し、シン自身も神を殺す力を持っている。
シンは徐々に映姫の首を絞める力が強くなっていく。
映姫はまさかこんなところで死ぬとはと思っていた。
しかし…


チルノ「うえ…」
シン「!?」
映姫「ゴホッゴホッ!!」

映姫はシンに解放され、酸素を求めて咳き込みながらなぜ自分が解放された
原因を探すとそれはすぐに見つかった。

チルノ「シン兄も映姫ももうやめてよぉ…」

シンが映姫の首を離した原因…
それは泣き始めたチルノを見たからである。

チルノ「シン兄も映姫もあたいが知ってる人が目の前で死ぬなんてやだよう…」
映姫「チルノ…あなたは…」

映姫はチルノを見た後、改めてシンを見るとシンの表情は
後悔一色になっており、またシンの背後にいた憑依神も消えていた。

シン「ごめんなチルノ。もう喧嘩はしないから安心してくれ…」
チルノ「シン兄…」
映姫「シン・アスカ…」

シンがチルノを一度抱きしめた後チルノを安心させた後、映姫に呼ばれて向き直った。

映姫「いいでしょう。ただし、明日から2週間の間に原因を調べ上げて解決してください」

映姫は条件付きでチルノに手を出さないと約束した。
映姫はシンという人物に大いに興味を持った。
シンはあまりにも大きな罪を背負うと同時にとても大きな善を持っていたのである。
「彼ならこの異変を解決できる」
そう思った映姫はシンがどこまでできるのかが楽しみにしながら去っていった。

チルノ「シン兄…」

チルノは心配そうにシンに話しかける。
シンはそんなチルノを安心させるように笑みを浮かべて応えた。

シン「大丈夫だチルノ。チルノは俺が絶対守ってやるからな」

さらにそこへ事の一部始終を見ていた霊夢がやってきた。

霊夢「シンだけじゃないわ。わたしもチルノを守ってあげるからね…」
シン「霊夢…」
霊夢「大丈夫よ!わたしたちならどんな異変でも解決できるわよ!」
チルノ「シン兄…霊夢…」

そしてシンと霊夢は絶対にチルノを守ってみせると固く誓ったのだった…。


436 :シンチルの人:2011/05/06(金) 10:25:23 ID:xtFpEBNg
オマケ シンと霊夢がチルノを安心させている間の出来事

妖怪C「ここにあいつらを潰した奴がいる長屋だな」
妖怪D「なんだ。ただの人間じゃない」
妖怪C「あいつらも腑抜けたか。あんな奴に負けるなど…」
妖怪D「あたし達妖怪の面汚しね」

そんな事を言っている妖怪CとDだがそんな彼らに呼び掛ける声がした。


憑依神B「貴様ら。こんな所で長々と何をしている?」
妖怪CD「ゑ…?」
憑依神B「鼠のように逃げおおせるか!この場で死ぬか!どちらか好きな方を選べぇい!!!」
妖怪D「や、やばいよ!あいつ!!」
妖怪C「に、逃げるぞ!!」
妖怪D「ひえーーー!!!」

突然現れた青髪の大男の迫力で2人の妖怪は怯えて逃げ出そうとして
妖怪Cと妖怪Dは懐から煙玉を取りだした。
それがタブーとは知らずに

憑依神B「貴様等ぁ!!!」

憑依神Bがものすごい勢いで接近して2人の妖怪を掴み上げる。

妖怪CD「ヒィっ!!」
憑依神B「アイテムなぞ!!」

憑依神Bは2人の妖怪を上に放りあげ

憑依神B「使ってんじゃ!!ねええええええ!!!!!」
妖怪CD「うわらば!!!!」

持っていた斧で2人の妖怪を豪快に吹っ飛ばした。
そして憑依神Bは吹っ飛ばした妖怪にこう叫んだ。

憑依神B「畜生にも劣る下劣な行為ぃ!見逃すほどの腑抜けではないわ!!」


その後、憑依神Bの背後から彼を呼ぶ女性がいた。

憑依神A「バルバトスまたやったのですか?」
バルバトス「俺達の使命とはぁあいつを守るぅためだろぉう?」

バルバトスと呼ばれた憑依神は特に悪びれもせずに女性に返した。

憑依神A「それはそうですがやりすぎです。一応彼らと私達の姿は見えなくして音も聞こえないようにしましたが…」
バルバトス「そぉれぇなぁら問題なぁかろう?」
憑依神A「それもそうですね」
バルバトス「お前はあの時となぁんら変わりないなぁ?エルレイン?」
エルレイン「あの子に会ってから私の願いは唯一つです」
バルバトス「そぉうだったなぁ!まあこれからもあいつを見守ってぇやろぉうじゃぁないか」
エルレイン「ええ。そうですね…」

この2人は今シンのデスティニーの中に宿る憑依神の一角である。

バルバトス「(シン・アスカ…。私達はいつまでもあなた達の幸せを祈っていますよ…)」

エルレインは慈しむ目でチルノを安心させているシンと霊夢を見守るのだった…。

2

映姫は人里であったシンの事を思い出していた。
見た目はただ顔立ちのいい少年だと思ったら彼の罪の重さは
今まで自分が裁いてきた者達を合わせても及ばない位の罪を背負っていた。
それだけではない。彼は多くの善行も見えた。
あのような人物は今まで見た事がなかった。
だから彼女はシンに期待していた。
もしかしたら彼はこの異変を解決してくれるのではないかと


傷心の少年と天真爛漫な氷精
~異変調査の旅―出発編―~

シン「さてと、まずこれからどう動くか決めないとな…」

映姫が去った後シン達はすぐに異変解決の為の行動方針を決めていた。

霊夢「手当たり次第妖精を退治しまくるってのはどう?」
チルノ「今までの異変だったらいいかもしれないけど今回の異変の妖精は集団で動いてるみたいだから無理だよ~」
霊夢「妖精が数体束になってもわたしに勝てるわけないでしょ?」
チルノ「閻魔の話だと数十体に襲われたって言ってたよ?」
霊夢「ゑ?」
シン「現状では無理な方法だな」

霊夢はまず原因となっている妖精の退治を提案したがチルノに映姫が言った
妖怪が減った理由に集団で襲われて倒されたと聞いたため却下された。

シン「さすがにデスティニーを使うのはヤバいしな…」
霊夢「それじゃあどうすんのよ~!!」

いきなり手詰まりとなったシンと霊夢は頭を悩ませていたがそこでチルノはある提案をした。

チルノ「ねえシン兄、霊夢」
霊夢「なに?」
シン「どうかしたか?」
チルノ「大ちゃんに会いに行ってみるのはどうかな?」
シン「大ちゃん?」
霊夢「チルノの友達の妖精で妖精達のまとめ役よ」

チルノの提案とは妖精のまとめ役である大妖精に会いに行くというものだった。

チルノ「もしかしたら大ちゃんはなにか知ってるかも知れないよ」
霊夢「成程ね。妖精達のまとめ役をしている彼女なら何か知っていてもおかしくないわね」
シン「よし、じゃあ明日の朝に出発するか!」
霊夢「じゃあ明日の出発に備えて準備しましょう」

チルノの一声によって方針を決めたシン達は明日大妖精に会いに行くために準備をすることにした。

少年少女準備中…


シン「これでよしと」
霊夢「ちょっと疲れたわね…」
チルノ「こっちはオーケーだよー!」

シン達がしていた準備とは人里の大人達に異変が起きており、異変を解決する為に人里を出発することを伝えることと長旅になる予感がしたので食料と携帯調理器具の買い出しをすることであった。

シン「今日ももう遅いし2人とも今日は泊ってけ」
霊夢「ええ!?」
チルノ「そういえばもう夜だね…」

シンはチルノと霊夢に今日は泊って行くようにと言った。
霊夢は最初戸惑ったが明日から異変解決をするために出発するため、シンの厚意に甘えることにした。

シン「しばらくは人里に戻れないから少し夕食を豪華にしたぞー」
チルノ「わー!!おいしそう!!」
霊夢「これなんて料理なの?」

シンはしばらく人里に戻れないと思い、自分の持つ技術を総動員して夕食をつくりあげた。
ちなみに献立の内容はマーボーカレー、大根サラダ、プリン(オプションにりんご)である。

シン「それじゃ2人とも手を合わせて」
霊夢「ええ」
チルノ「はーい」

チルノと霊夢は手を合わせてシンは合図をしようとした。
しかし、シンは自分の長屋の外に気配を感じたのでその気配の主に行った。

シン「よかったらアンタ達も食べてくか?」
霊夢「どうしたのよシン?」

霊夢が不審に思ってシンに話しかけると長屋の入り口から青髪の大男と
どこかの神官を思わせるような服を着た女性が入ってきた。


エルレイン「まさか私達の気配に気がついていましたとは…」
バルバトス「それでこそぉ俺達のぉ主だ」

やってきた2人は自分に驚いていたがそれよりも霊夢は2人の気配の正体を悟って驚愕した。

霊夢「この気配…まさかアンタ達ってデスティニーの中に宿っている憑依神!?」
エルレイン「そのとおりです。私達はシンの駆るデスティニーの中に宿りし者です」
バルバトス「ここに来てぇやっと身体を実体化でぇきるよぉになったがなぁ…」
チルノ「へー!つまり2人共凄いんだね!!」

エルレインとバルバトスは霊夢の問いに応え、それを聞いたチルノは目を輝かせていた。

シン「せっかく来てくれたんだしアンタ達もここで飯を食っていってくれ」
チルノ「みんなでご飯を食べたほうが絶対おいしいよ!」
バルバトス「そぉか、すまんなぁ!じゃあいただくとぉするか」
エルレイン「ではご厚意に甘えさせてもらいます」
シン「それじゃあみんな、手を合わせて」
5人「「「「「いただきます」」」」」

シン達は話をそこそこに夕食を食べ始めた。

チルノ「おいしい!!」
霊夢「この味を出すにはどうしたらいいのかしら…」
バルバトス「久々にぃ食ったがうまいのぉ!!」
エルレイン「なかなかの味ですね」
シン「みんなにそう言ってもらえたのならつくった甲斐があったな」

チルノ達はシンのつくった夕食に舌鼓を打ち、シンはそんなチルノ達を見て満足げにうなずくのであった。
翌朝

チルノ「今日はいい出発日和ね!」
霊夢「さあ今日も張り切って行くわよ!!」
シン「よし!じゃあ出発するか!」

シン達は各々に荷物を持ち、人里を出発したのだった…。

オマケ シン達が人里から出発して数分後の出来事
妖怪D「今日こそあいつらを一泡吹かせるわよ!!」
妖怪C「今日はあの大男がいないしあいつらも油断している」

人里のすぐ近くにある森に潜む妖怪が2体いた。
彼らはバルバトスにやられた後も懲りずにシン達を着け狙っていた。
しかし、そんな彼らの背後から男の声が聞こえた。

バルバトス「貴様等、こんなところで何をしようとしている?」
妖怪CD「ゲェッ!?あの時の大男!?」

妖怪CとDはすぐに逃げようとしたがそんな彼らに待っていたのは悲劇だった。

バルバトス「漢に後退の2文字はねぇ!!」

バルバトスはそう叫んで逃げ出す妖怪CとDに手にした斧を突き出した。

バルバトス「微塵に砕けろぉ!!ジェノサイドブライバー!!!」
妖怪CD「ぶぎゃああああああ!!!!」

バルバトスの斧から強大なエネルギーが放たれ
妖怪CとDはその光に飲み込まれて吹っ飛んだ

バルバトス「はぁ~失望させてくれる…」

バルバトスは吹き飛んだ妖怪CとDにため息を吐きながら去って行った。

妖怪D「ううう…」
妖怪C「なんで俺達がこんなめに…」

バルバトスが去った後、その場に残ったのは瀕死のダメージを負った妖怪CとDのみだった。
まあ頑張れ妖怪CとD。生きていれば何かいい事がある……ハズ…。


補足

シンの能力は依姫とほぼ同じ能力です。
映姫の時の神殺しの力は元々はシンのものではなくバルバトスのものです。
シンが無意識に自分の能力を使ったのでシン自身が持ってる描写になってしまいました。
あと何故バルバトス達がデスティニーに憑依している理由はしばらくしたらだします。
さすがの映姫も複数の神が相手じゃ分が悪いよね…

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最終更新:2011年06月07日 10:28
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