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エルレインはこの幻想郷に来る前…
C.Eにいた時の事を思い出していた。
神の卵でもう1人の聖女の選んだ英雄に敗れ時代の修正作用で精神体としてC.Eに飛ばされてきた。
自分の居た世界と比べ大地も人の心も荒んだC.Eを見てエルレインは何もできない自分を嘆いた。
そんな彼女にある転機があった。
それはシンのもうひとつの故郷オーブで起こった戦い…
第一次オーブ防衛線の時、エルレインは目の前で家族が死に、慟哭を上げるシンを見つけたのである。
その時に彼女はシンに幸せになってもらいたいと願い、シンを見守る事にした。
最もシンが生まれた時からバルバトスがシンを見守っていた事を知った時は驚いたが…
その後エルレインは彼の傍で自分以外に宿っていた魂達と共にシンを見守っていた。
プラントへの移民…
ザフトのアカデミーへの入学と友人達の出会い、そして、赤服として卒業…
当時の最新鋭機インパルスのテストパイロットへの大抜擢…
そんなシンを殺そうとする影…
アーモリーワンでの新型機強奪…
ブレイク・ザ・ワールド…
オーブの裏切り…
ガルナハンでの作戦…
2年前の亡霊との遭遇と新たな上司の死…
守りたい少女との出会いと別れ…
自分の大切な物を奪った者との激闘…
上司の裏切り…
ヘブンズ・ベースでの戦い…
オーブへの侵攻…
アルザッヘルでの戦い…
デスティニープラン…
親友の短すぎる寿命の真実…
裏入り者との戦い…
戦後にやらされていた過酷な任務と非人道的な作戦…
最後の作戦での裏切り…
エルレイン達はただ見守る事が出来ずに歯痒い思いをしていた。
エルレイン達は今ある力を使いシンを戦争とは最も無縁の地…幻想郷へ飛ばし、
その際に自分達は彼の相棒であったデスティニーの中に宿った。
そこでエルレイン達はデスティニーの中に宿っていた憑依神からある頼みを受けた。
自分の意思で動く事の出来ない私の代わりに私の主を守ってほしいと…
エルレイン達はこの頼みを承諾した。
この地に来たことで再び得た身体をシンと彼が愛する者達を守る為に使おうと誓った。
たとえそれによって再び自分が死んだとしても…
傷心の少年と天真爛漫な氷精
~異変調査の旅―大妖精編―~
シン「大分奥へ進んできたな…」
霊夢「あーもう!なんで飛べなくなったのよー!」
チルノ「これも異変による影響だって映姫は言ってたけど…」
シン達は大妖精が住んでいるという森の中を歩いていた。
今までの異変なら空を飛んで大妖精のいる家へ直行できたのだが
映姫の言う異変の影響によって霊夢は空を飛べなくなっていたのである。
霊夢「うがー!!いつになったら大妖精の居るところに着くのよー!!」
霊夢はいつになく苛立っていた。
何故なら彼女の持つ能力は【空を飛ぶ程度の能力】である。
そんな霊夢が空を飛べなくなり数時間の間延々と森を歩き続けているのである。苛立つのも無理もない。
チルノ「うーん…。もう着いてもいい筈なのになー…」
チルノはそろそろ大妖精の住む家に着いていると思ったのだが何故か着かない事に違和感を持っていた。
シン「(これは殺気…?)」
シンはこの森の違和感を僅かにだが悟っていた。
その違和感とはシン達の背後から強い殺気が放たれているのである。
そして、シンは自分達の後ろからこちらに突っ込んでくる気配を察知した。
シン「そういうことか!」
霊夢「シン?」
チルノどうしたの?」
シン「2とも伏せろ!!」
チルノ霊夢「「え?」」
チルノと霊夢はシンが伏せろと言った理由が分からなかったがシンの指示通りに伏せた。
チルノと霊夢が伏せた事を確認したシンは懐からナイフを取り出し飛んできた光弾を叩き落とした。
妖精×4「「「「ヒャッハー!!汚物は消毒だー!!!」」」」
霊夢「え!?あれが妖精なの!?」
チルノ「もしかして大ちゃんの家に着かなかったのはこいつらのせい!?」
チルノと霊夢は変わり果てた妖精を見て驚愕した。
今の妖精達の口調はどこぞの世紀末のモヒカンを想像させるようなものだった。
そして、元々妖精は悪戯で人を迷わせるという習性がある。
一方妖精達はそんなチルノと霊夢に構わず弾幕を撃ちながらシン達の方に突っ込んできていた。
シン「話は聞いてくれそうにないな!!」
シンは妖精達がこちらと会話する意思が無く、
先程から感じていた殺気の正体をあの妖精達だと特定すると妖精達の所へ突っ込んでいった。
霊夢「ちょっとシン!!いくらアンタでも今のあいつらの弾幕をよけながら倒すなんて無理よ!!」
霊夢は突っ込んでいくシンを心配して声を上げた。
しかし、シンは次々と襲いかかってくる厚い弾幕を必要最低限の動きで回避し、そのまま妖精達をすり抜けた。
妖精A「あん?何かしたの…!?」
妖精B「か、身体が!?」
妖精C「う、腕があ!!」
妖精D「ひ、ひい~!!」
妖精達はシンがすり抜けた後何もしてこなかったと思って隙だらけのシンに弾幕を放とうとしたが
自分の身体が異常な形に変化している事に気が付き、恐怖した。
妖精A「ひにゃあああ!!!」
妖精B「あわびゅ!!!」
妖精C「ちにゃ!!!」
妖精D「ひでぶ!!!」
そして、妖精達は四散していった。
シン「ごめん…。今の俺では痛みもなくアンタらを倒す事ができなかった…」
シンは四散した妖精達に詫びを入れ霊夢達の所へ戻ってきた。
シン「悪い、2人共…嫌なものを見せてしまったな…」
チルノ「シン兄…。ううん、いいよ。シン兄はあたいがみんなと戦うのが嫌だと思ったから代わりに戦ってくれたんだね…」
霊夢「私達が行ったところでアンタの足手まといになっただろうし…」
シン「わるい…先へ進もう…」
シンは顔を伏せながらチルノと霊夢の間を通って行った。
その時にチルノと霊夢はシンの変化に気がついた。
チルノ「シン兄…」
霊夢「あいつ何で泣いているのよ…」
そうシンの変化とは涙を流していたのである。
チルノと霊夢はそんなシンを心配しながらシンを追った。
10分後
チルノ「あ!ここが大ちゃんの家だよ!!
チルノの案内で無事に大妖精の家に辿り着いた。
シン「ここに大妖精って子がいるんだな…」
チルノ「そうだよ!」
霊夢「じゃあ早速大妖精から話を聞きましょうか…」
チルノ「大ちゃーん!!チルノだよー!!開けてー!!」
チルノは玄関の扉を叩くと緑の髪の妖精が出てきた。
大妖精「どうしたの?チルノちゃ…」
緑の髪の妖精はチルノの後ろにいるシンと霊夢を見て思わず後ずさった。
大妖精「ねえチルノちゃん?なんで霊夢さんがここにいるの?」
チルノ「実は…」
少女説明中…
大妖精「えーとつまり貴方方はチルノちゃんを守る為に異変を解決することになったんですね」
シン「ああ。だから君なら今妖精達に起こっている変化を知っているんじゃないかって思って尋ねたんだ」
大妖精「わかりました。私が知っているだけの情報でもお役にたつのなら…」
チルノから事情を聞いた大妖精は快く承諾し、事の始まりを語り始めた。
大妖精「みんながあんなにも変になったのは紅い霧のような物を吸い込んだからなんです」
シン「紅い霧?」
大妖精「はい。まるで紅魔館の異変の時みたいな紅い霧でした」
霊夢「じゃあこれで次の目標が決まったわね」
シン「ああ。その紅魔館という所へ行こう!」
チルノ「うん!!」
次の目標を定めたシン達は大妖精に礼を言って去ろうとしたが
大妖精はシン達を呼び止めた。
大妖精「あ、あの!」
チルノ「どうしたの?大ちゃん?」
大妖精「私も連れて行って下さい!!」
チルノ「ええ!?」
霊夢「なんですって!?」
チルノと霊夢はいきなり大妖精がついて来ると言いだした事に戸惑い、
シンは何故大妖精がついてくる理由を尋ねた。
シン「どうして君はついてくると言ったんだい?」
大妖精「チルノちゃんが危ないというのに自分だけ家で待ち続けるのは嫌なんです!」
霊夢「でも危険なのよ!?」
霊夢は大妖精がついて来るのは危険だと言ったが大妖精は引かなかった。
大妖精「私なら瞬間移動もできますし徒歩での紅魔館への行き方を知っています!」
チルノ「大ちゃん…」
大妖精の必死の訴え、シンは目を瞑りながら考えた末に結論を出した。
シン「わかった」
大妖精「!ありがとうございます!!」
霊夢「ちょっとシン!本気なの!?」
霊夢はシンが大妖精についてきていいと許可したことに驚愕するがシンはそんな霊夢への答えを持っていた。
シン「俺達は紅魔館というところの徒歩での行き方を知らない。それに…」
霊夢「それに?」
シン「ここまで必死についていきたいと訴えている子を放っておくのは可哀想だろ?」
霊夢「それは…」
シン「霊夢だってもしチルノがついていくといったら断れないだろ?」
霊夢「う…」
大妖精「ダメですか…?」
霊夢「うう…。分かったわよ…」
霊夢はシンにいたい所を突かれ、大妖精の眼を見て断れなくなった。
シン「出発したいところだけどもう夜だな…」
チルノ「途中でかなり足止めをくらったしね…」
大妖精も加わりいざ出発しようとしたシン達だが
もう夜だということに気が付きどうするべきか迷っていた。
大妖精「よかったら家に泊って行って下さい」
シン「いいのか?」
大妖精「はい!一応4人分までならベットを用意してありますから!」
霊夢「やけに用意がいいわね…」
チルノ「大ちゃんの家は結構他の妖精や妖怪が泊っていくことが多いんだ」
霊夢「そーなのかー」
大妖精が自分の家で泊めてくれることになり、シン達は大妖精の家で一泊を過ごした。
翌日
大妖精「これで準備よしっと…」
チルノ「大ちゃんも準備できた?」
大妖精「うん。いつでもいいよ」
霊夢「さてっと…サッサと紅魔館に行きますか!」
シン「よし!それじゃあ行くか!!」
大妖精の家で一夜を過ごし、旅の準備を終えたシン達は紅魔館へ向けて出発するのだった…。
霊夢「ねえシン?」
シン「どうした?」
霊夢「シンって料理が上手よね」
シン「そうか?」
霊夢「どこで料理を習ったのかなあって思ってね…」
シン「俺は8歳ぐらいの頃から料理を作っていたからなそういう霊夢のつくる料理も美味いじゃないか」
霊夢「わたしだってそのくらいの時から炊事してたからそうなるわよ。そういえば昨日の大妖精の料理もおいしかったわね」
大妖精「私は昔からチルノちゃんにお料理をつくっていてあげていましたからいつの間にか上達してました」
チルノ「あたいはシン兄の料理も霊夢の料理も大ちゃんの料理も大好きだよ!!」
シン「ありがとなチルノ」
霊夢「ありがとねチルノ」
大妖精「ありがとうチルノちゃん」
チルノ「えへへ~」
昨日の夕食と各々の料理のうでについてシン達が和気藹々とした雰囲気で話している所を見ているものがいた。
文「あの外来人に取材したいけどあの雰囲気に突っ込んでいく自信が無い…。仕方ないから諦めましょう…」
射命丸 文は文々。新聞の記者である。
彼女は最近妖怪の山で話題となっている外来人「シン・アスカ」の取材をするために
来ていたのだがシン達の雰囲気があまりにもほのぼのとしているために取材を諦めた。
文「あや?なんか助かった気がするのは何故でしょうか?」
烏天狗A「あ、いた!よし、早速取材を…」
文が諦めた事をいいことに1人の烏天狗がシン達に接触しようとしたが突然現れた2人の男に掴まれた。
憑依神J「おい、おまえ」
烏天狗A「はひ?」
憑依神J「おまえ何をしようとした?」
烏天狗A「なにって取材を…」
フルフェイスのヘルメットをかぶった男が烏天狗Aに
何をしようとしたかを尋ね、烏天狗Aは取材だと答えた。
そこに銀髪の男が口を開いた。
憑依神T「やめておけ。命は投げ捨てるものではないぞ」
烏天狗A「取材をして何が悪いって言うんだアンタ達は」
憑依神J「ほう?いい度胸だ。おいお前俺の名を言ってみろ」
烏天狗A「な、なにを?」
憑依神T「仕方あるまい…。かかってくるがいい…」
烏天狗A「人間風情がなめやがt…」
烏天狗Aが先手必勝とばかりに弾幕を放とうとしたが
憑依神J「北斗羅漢撃!!」
憑依神T「北斗有情断迅拳!!」
烏天狗A「あべし!!」
いつの間にか2人の男が烏天狗Aの背後にいて、そのまま2人の技を受けて昇天した。
憑依神T「もういい。ここまでだ」
憑依神J「どうだ悔しいか?アハハハハ!!!!」
それを傍から見ていた文は顔を蒼くした。
文「あの人に取材する時はアポイントをとっとこ…」
文はシンに取材をする時は事前に伝えておこうと思ったのだった…。
2
自分が認めた英雄に敗れ、神の眼に飛び乗って自害し、
2度目の死を迎えたが何故か生きており、バルバトスはその周りを調べた。
そこで出られないと絶望した。
しかし、自身が認めた英雄が神を倒し、バルバトスは歴史の修正作用で
当時最も狂気であふれていた世界…C.Eに精神体として飛ばされた。
この狂気の世界を見て回っていたバルバトスはある場面に直面した。
それはシン・アスカの誕生に偶々立ち会ったのである。
その時にシンを見てからバルバトスは何故か彼に惹かれる何かを感じ、彼の動向を追っていた。
そして、シンにとっての最初の悲劇に立ち会ってしまった。
第一次オーブ防衛線…
そう、シンが自分の家族を目の前で殺されてしまったのである。
バルバトスは今何もできない自身の身体を嫌悪していたが、
同時にシンがどうやって立ち上がるのかを楽しみにしていた。
その後、エルレインと合流しシンの戦いを見守っていた。
戦いが進むにつれてシンを見守る精神体が増えていた。
北斗神拳の伝承候補者達が
南斗聖拳の伝承者が
流派東方不敗の者が
ヴァルハラの長の神が
シンを見守っていた。
だが、シンは様々な思惑を持った人々に踊らされ、最後は裏切りにあって、世界から抹殺された。
その際にエルレイン達と協力して戦争とは無縁の地を目指し、その際にデスティニーの中に宿った。
そして辿り着いた場所こそがここ幻想郷であった。
この地に来てからシンは幻想郷に適応した。
しかし、この地にて平穏を崩そうとしている者がいる。
シンはそれを止めるべくこの地でできた新しい仲間達と共に戦うことを決意した。
だからバルバトス達もシンの助けとなるようにいつでも彼の呼びかけに対応できるように鍛錬を怠らないのだった…。
傷心の少年と天真爛漫な氷精
~異変調査の旅―紅魔館編前編―~
シン「ここが紅魔館か…」
霊夢「ホントにここはいつ来ても目が痛いわね…」
チルノ「ありがとね。大ちゃん」
大妖精「ううん。私はチルノちゃん達の助けになればいいと思って行動しているだけだから」
大妖精の家から出発してから3時間でシン達は紅魔館の門まで来ていた。
そこでシン以外の3人がある違和感に気がついた。
霊夢「あら?いつもここで寝ている門番がいないわね」
チルノ「そういえばそうだねー」
大妖精「確かにいつもならここにいますよね」
それはいつもならここで門番をしている妖怪…紅美鈴がいないのである。
そして、霊夢達が門を睨んでいる時に爆音が轟いた。
チルノ「な、なに!?」
霊夢「この音は爆音!?」
大妖精「あわわ!どうしましょう!?」
シン「!」
霊夢達が慌てている時、シンは何か懐かしい気配をこの紅魔館に感じ、
そのまま中に入り、そのまま全力疾走で駆けていった。
チルノ「シン兄!?」
大妖精「どうしたんですか!?」
霊夢「と、とにかくシンを追うわよ!!」
チルノ「う、うん」
大妖精「は、はい!」
シンの突然の行動に一瞬硬直したチルノ達だが我に返ってシンを追い始めた。
一方紅魔館の館内はというとパニック状態になっていた。
妖精メイド×12「ヒャッハー!!」
咲夜「クッ…まさかここまで妖精が強くなるなんて!!」
美鈴「ちょっとこの数はキツイですよ咲夜さん!!」
パチュリー「むきゅー…」
妖精の異常なまでの力を持ったのはここ紅魔館も例外ではなかった。
普段なら咲夜1人で対処できたのだが今は美鈴とパチュリーの手を借りて鎮圧にあたったのだが
パチュリーは喘息で早々に戦力外になり、彼女を守る為に防戦一方だった。
咲夜「このままでは…」
妖精メイド「ヒャッハー!!汚物は消毒だー!!!」
咲夜「しま…」
元々防衛に向いている美鈴はともかくむしろ攻撃が最大の防御である咲夜は苦戦し、
ついに1人のメイド妖精の放った光弾が咲夜を貫こうとしていた。
咲夜「(お嬢様…申し訳ありません…)」
美鈴「咲夜さん!!」
咲夜は自分の死を覚悟して目を閉じたが一向に痛みが来ない事に気がついた。
咲夜「(あれ?痛みが無い?)」
咲夜は恐る恐る目を開けるとそこにはナイフを持った赤い服装の少年がいた。
少年がナイフをしまうと
妖精メイド×12「ちにゃっ!!!」
自分達を苦戦させていた妖精メイド達を一瞬で倒したのである。
シン「大丈夫ですか?」
少年…シンは尻もちをついていた咲夜に手を差し出し、
咲夜も思わずシンに手を伸ばし、立ち上がり、美鈴と共に自己紹介をした。
咲夜「ありがとうございました。私はこの紅魔館のメイド長を務めております十六夜咲夜と申します」
美鈴「紅魔館の門番をしている紅美鈴です」
シン「シン・アスカです。人里の寺子屋で教師を務めています」
咲夜はシンという名前に聞きおぼえがあった。
元々⑨だったチルノを今では寺子屋でベスト3になるまで学力を向上させた教師と人里の話題で聞いた。
まさか目の前の少年がその教師とは思わなかったが。
チルノ「シン兄~!!」
大妖精「シンさ~ん!!」
霊夢「わたし達をおいてかないでよ!!」
シン達が自己紹介をしている間にチルノ達はシンに追いついた。
咲夜「あなたは霊夢じゃない!どうしてこんなところまで?」
霊夢「アンタ達が異変の原因と思ったから殴りこみに来たのよ!!」
霊夢と咲夜は会うやいなや手持ちの得物を構えた。
チルノ「ちょっちょっと霊夢!!」
シン「会っていきなり喧嘩を売るなよ!!」
霊夢「シンは黙ってて!!」
いきなり喧嘩腰で会話をする霊夢を嗜めるシンだが
霊夢はシンの言葉を無視していざ弾幕ごっこをしようとした。
しかし、シンは霊夢に対してのの切り札(?)を持っていた。
シン「なら霊夢は今日の晩飯抜きだな」
霊夢「!?」
シン「今日は霊夢が気に入った料理を作ろうと思ったんだがな~」
霊夢「ごめんなさい」
咲夜「変わり身早っ!?」
それは霊夢の今日の夕食抜きというものだった。
霊夢はシンの事が好きである。
そして、シンのつくる料理は彼女の大きな楽しみの一つである。
それを抜きにされるというのは霊夢にとっては苦痛以外なにものでもない。
一方咲夜は霊夢のあまりにもの早い変わり身に呆れていた。
美鈴「とりあえず異変について何が起きているか説明してもらったもいいですか?」
大妖精「は、はい。実は…」
少女説明中…
美鈴「なるほど。つまりはここの妖精メイドと同じ変化が他の妖精にも起きていて
それが原因で幻想郷のパワーバランスを崩しかねないというわけですね」
大妖精「はい」
霊夢「それだけじゃないわ!!」
美鈴「霊夢さん?」
霊夢「その異変の原因と間違えられて危うくチルノが殺される所だったのよ!!」
シン「(自分の事を棚に上げてるな…)」
美鈴がこの異変の概要をまとめて大妖精がそうだと言う前に霊夢がチルノの事を追加して、
シンは自分のことを棚に上げている霊夢を呆れた視線で見ていた。
咲夜「とにかくその大妖精の見た霧についてはお嬢様に聞くしかないわね」
シン「できればすぐにでも確認したいんですけどいけますか?」
咲夜「分かりました。すぐにお嬢様の所へ参りましょう」
シン達は事の顛末を確認するためにここ紅魔館の主…
レミリア・スカーレットのもとへ向かうのだった…。
オマケ シン達がレミリアの元へ向かい始めた直後の一幕
霊夢「ねえシン」
シン「どうした霊夢?」
霊夢「バルバトスとエルレイン以外でデスティニーの中に宿っている奴って何人いるの?」
シン「うーん。俺が確認できただけでもあと8人位は把握できてる」
霊夢「へー…どんなやつがいるの?」
シン「生身でMSを破壊できる人とか指先ひとつで敵を破裂させる事が出来る人とか
ヴァルハラって世界のトップだった人とか…」
大妖精「シンさんはその方達の力を借りる事が出来るんですね!」
シン「まあな」
チルノ「すげー!!」
大妖精「本当に凄いですよ!!」
シン「ありがとな」
チルノ「えへへ~」
大妖精「///」
霊夢「パルパル…」
咲夜「(やだなにこの空気…)」
美鈴「(凄く居ずらいです…)」
パチュリー「むきゅー…」
シン達の雰囲気にまったくついていけない咲夜と美鈴であった…。
最終更新:2011年06月07日 10:44