フランドール・スカーレットと古明地こいし
二人とも幻想郷上位の実力と地位を持つ姉が存在し、
実力だけなら決して劣らぬのだが、聡明な姉達とは違い妹らは天真爛漫な少女と何ら変わりがない。
「じゃあ、フランとこいしは一人で来たのか?」
「そうだよ。
お姉さまに遊んできてもいいって言われてるし」
「私もほとんど外にいるから」
『ねー』と合わせる様子からして以前から交流があるようだ。
地霊殿はともかく、紅魔館での仕事中にフランを見かけたことはあまりなかった。
レミリアからは『見聞を広めるために外に出でいる』と言っていたが、早い話が外へ遊びに出ていたのだろう。
まるで兄妹のような光景を見つめる少女が二人。
「正直あなたが外出しているのが意外よパチュリー」
「……まあ、否定はしないわ」
各分野に特化した魔法使いであるアリスとパチュリーだ。
「シンと何があったのか今は聞かないけど……」
「むきゅ……」
「顔を赤くして俯かれてたらこっちもやり難いわ」
これほど初心だとは思いもよらなかった。
「ね~ね~パチュリー」
「な、なにフラン?」
「この前読んでた本の通りにシンと手を繋が・・・・・・」
「あわわわわ・・・・・・」
必死にフランの言葉を遮るパチュリーを見るアリスは恋敵手ながら行き先が不安にならざるを得ない。
「しょうがないなぁ~」
フラン呆れながらパチュリーの右手を強引に左手に繋ぎ、空いている右手をシンの左手を繋いだ。
「どうしたフラン?」
「パチュリーずっと後ろにいるんだもん。
迷子になったら大変だから」
ね、と覗き込むように尋ねる。
もっとも更に顔を赤くしたパチュリーは僅かに頷くのが精一杯だったが。
「いいなぁ~、アリスお姉ちゃん」
「そうね、じゃあ・・・・・・」
フラン達と同じように、こいしの右手とアリスの左手、そしてこいしの左手とシンの右手を繋ぐ。
「まるで大家族みたいね。
この場合、やっぱりシンがお父さんかしら?」
「そ、そうなるか?」
アリスの発言に一瞬ドキッっとする。
自分が父親なら必然的にフランとこいしが娘になる。
では母親は・・・・・・?
「顔を赤くしてどうしたの?」
「あ・な・た」
「ア、アリス冗談にも・・・・・・」
「あ~、パパ慌ててる~」
「お父様恥ずかしいんだ~」
「か、からかうな二人とも!」
「ふふ、じゃあパチュリー、貴方が奥様の方がよかったかしら?」
「////////」
「う~む、フランの機転を自分にも効果を与えるようにするとは・・・・・・
アリス!おそろしい娘!」
「くぅ、早苗もはぐれなければ・・・・・・」
「どうやらアリスは姫様と咲夜同様『おせおせモード』のようね。
侮り難し・・・・・・」
シン達の後を追う吸血鬼と祟神と月の頭脳。
トップレベルの猛者たちがこんな様でよいのだろうか・・・・・・?
次回へ続く
「今度という今度は容赦しませんよ幽々子様!
二度と私の訓練から逃げないようにしますから覚悟してください!!」
「紫様!!天地が逆転せんばかりの緊急事態にこんなところで遊んでいるなんていい度胸です!!」
「妖夢!あなたは半人前なんだからまずは自分の修練をっあわわ!?」
「ま、待ちなさい藍!私はただ遊んでる訳じゃないの!ちゃんと解決の糸口はって危ない!?」
壮絶な弾幕鬼ごっこを繰り広げる幻想郷トップの主従
これでいいのか?
今回で完結って前回に書いたよな?
わりぃ、ありゃ嘘になっちまった
大人は嘘と間違いを犯しちまうからな・・・・・・orz
最終更新:2011年10月24日 04:44