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『機動6課・多次元お悩み相談所』

タイトル『機動6課・多次元お悩み相談所』

はやて「やってまいりました、機動6課・多次元お悩み相談所。
司会は私、八神はやてと」
なのは「高町なのはでお送りします。」
はやて「ここは多次元に介入できる時空管理局の特性をフルに活用し、さまざまな次元世界からのお悩み相談を通して交流を深めていこう、という企画や。」
なのは「本当に唐突だね。」
はやて「細かい事はいいっこ無しや。とにかくいってみようや!」



なのは「それではまず最初の相談者さんから。」
はやて「相談者ネーム・MS世界の赤髪癖毛さんやな。」
なのは「相談者ネームっていうのは、相談者さんのプライバシー保護の為に、実名の代わりとして使われる名前の事なの。」
はやて「いってみればペンネームみたいなもんやな。」
なのは「さっそくだけど、その赤髪癖毛さんと通信がつながっているの。
はやてちゃん、応対お願い。」
はやて「合点承知や。このボタンをポチっと押して通信を繋げて……はい、こんにちは、貴方が相談者の赤髪癖毛さんやな。
今日はどんなお悩みなんやろうか?身近な事、生活の事、はたまた恋の相談、なんでもOKやよ。」
赤髪(仮名)『ありがとうございます。実はあたしには同僚のMSパイロットの友達以上彼氏未満がいたんだけど、急にいなくなってしまったのよ。』
なのは「いなくなった? それは失踪とか何かの事件に巻き込まれたとか?」
はやて「MSパイロットという事からして、戦闘中に未帰還とか、そんな感じやろうか?」
赤髪(仮名)『それに近いわね。あたしはその場にいなかったんだけど、なんでも一緒に行動していた同僚の話だと、
彼が乗っている機体が戦闘行動中、いきなり空間に大きな光が発生して、気が付いたら彼の機体が消えていたそうなのよ。』
はやて「それは怪奇な現象やな……。神隠しみたいなもんやろうか。」
赤髪『最初は何かの事故だろうと、みんなで念入りに探したんだけど、結局見つからなくて……その後いろんな場所をどれだけ探しても手掛かり一つみつからないのよ。』
なのは「てことは、ひょっとしたら次元転移の渦が突発的に発生して、それに巻き込まれたのかもしれないね。
だとしたら、そっちの世界をいくら探しても無駄かもしれないの。」
はやて「幸いこっちは時空管理局や。多次元を探す事も可能やからその彼氏さんの特徴を教えてもらえへんやろうか?」
赤髪(仮名)『ありがとう。まず彼は年の頃なら16、17くらいね。もう一年近くたってるから17、18くらいかしら。』


はやて「へー、うちにも同じくらいの年の子がおるな。MSパイロットっていうのも共通しとるし。実は私の夫なんやけど……」
なのは「はやてちゃん、妄想はやめとこう。」
赤髪『次に髪は純色の濃い黒髪よ。』
はやて「へー、これもうちの男子と同じやな。」
なのは「偶然だろうけど、凄いね。」
赤髪『全体的に勝気そうな顔立ちをしてるわ。赤い瞳が印象的ね。』
はやて「へ、へえ。偶然やな。」
なのは「す、すごい偶然だよね、きっと偶然だよね。」
赤髪『乗っていたMSの機体は訳してみると運命、っていう意味になる名前の、高性能の汎用戦闘機体ね。』
はやて「う、運命ってよくある名前やからなー。き、きっとたくさんあるんやろうなー。」
なのは「そ、そうだよ。意味は似ててもニュアンスが違う単語でfateっていうのもあるし、言語の違いでいろいろ変わるしね。」
赤髪『それでね、最近彼の夢を見る事もあるんだけど、
その夢の中だと彼は狸みたいな年上の部隊長とやらに亭主とかダーリンとか言われてたり、
冥王とか呼ばれるポニーテール女にまとわりつかれてたり、金髪ロン毛の執政官とやらに便乗されてたり、
ツインテールの銃使いにツンデレされてたり、いろいろ女とフラグ立てたりしてるみたいなのよ。』
はやて「ぐ、偶然、偶然、他人の空似やよ!」
なのは「そ、そうだよ、世の中にはよく似た人が三人はいるっていうからね。
きっとよく似た赤の他人に決まってるの!」
赤髪「あたしもね、彼とはアカデミーの頃からの付き合いで、自他ともに認める友達以上彼氏未満の仲になって、
彼からも俺が守る、とか言われてて、さあこれから彼氏彼女の段階に向けて着々と歩を進めて行こうとしてたんだけど、
それをなんか異世界召喚という反則技によっていきなり横からかっさらわれた感じなのよね。」
なのは「へ、へえ。でもまあ、彼と貴女はまだ恋人じゃなかったわけだし……」
はやて「ま、まあ、恋愛は個人の自由やし、彼にはすでに関西弁の美少女という妻がおるようやし……」
赤髪『い い 加 減 に 帰 し て く れ な い し ら?』

次の瞬間、ひきつった顔のはやてが神速で手を伸ばして通信のスイッチを切る。

はやて「おっと、残念ながらここで時間切れや。まだ話きれてないところもあったようやが、時間切れとあっては仕方あらへんな。」
なのは「そうだね。時間はちゃんと守らないとね。」
はやて「しかし、初回から結構ハードな内容やったなー。」
なのは「そうだね。次回からはもっとソフトな感じで進行していけたらいいね。」
はやて「そうやな。それとまだ少し時間があるようやから、最後にこのミッドチルダの世界からのお悩み相談を一つ紹介してお開きとしようやないか。」
なのは「うん。相談者ネーム・ツンデレ銃使いさんからの相談だね。通信をつなげて、と。」
銃使い(仮名)『すいません、私はとある管理局に勤めてるんですが、
同僚の彼と仲を進めたいのに、冥王のような鬼教官や、便乗大好きな執政官や、狸のような関西弁上司に邪魔されてうまくいかないんです。
こいつらを効率的に排除する方法ってないでしょうか?』
はやて「よ り に よ っ て お 前 か」

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最終更新:2012年04月23日 13:05
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