シン 「え~と、今日の予定は……あ、そっか。今日はバレンタインなんだ」
アリサ 「バレンタイン? なんのことかしら?」
シン 「えっと、俺が住んでたところでですね……」
~1時間後~
パティ 「おはようございます、アリサおばさま! あれ? なんで店先にチョコレートを並べてるの?」
アリサ 「えぇ、私もはじめて知ったんだけど、東の国では今日はバレンタインっていう日なのよ」
パティ 「へぇ……詳しく聞かせてもらってもいいですか?」
~2時間後~
リサ 「おや? なんでこんなに大量のチョコを仕入れてるんだいパティ?」
パティ 「今日はバレンタインって日らしいからね、それに合わせていろいろメニュー作ってみようかと思って。 面白そうだし」
リサ 「バレンタイン? なんだいそりゃ?」
パティ 「え~っと、たしか女の子が男の子にチョコをあげるんだとか」
リサ 「なんでまたそんなことを?」
パティ 「たしか……相手に自分を好きにさせるため、だったかしら?」
トリーシャ「ねぇねぇ何の話? 私にも聞かせてよ!」
~さらに2時間後~
アレフ 「うわったったったった……ん? おいクリス、そんなとこで何やってんだ?」
クリス 「あ、アレフ君……なんかお姉ちゃんたちや由羅さんが無理やり僕にチョコを渡そうとするから、ここに隠れてるんだ」
アレフ 「そうか、そりゃ災難だな。いやこっちも女の子たちが揃いも揃って俺にチョコを渡そうとするもんだから、逃げてるんだけどな」
クリス 「なんでこんなことするんだろう……」
アレフ 「なんかみんな口々に言ってたぜ、『今日は女の子がチョコを渡した相手を好きにできる日だ』って」
クリス 「そ、そんな……」
アレフ 「ってヤバイ、見つかった! じゃあなクリス、お互い生きてたらまた会おうぜ!」
クリス 「じょ、冗談でもそんなこと言わないでよぉ~!」
~3時間後~
シン 「なんか今日は街中騒がしいな。何があったんだ?」
デス子 「そういえばさくら亭で今日限定のチョコメニューとか出てたです」
シン 「こっちじゃバレンタインはないんじゃなかったっけか……?」
――ガチャリ
トリーシャ「シン君! コレ受け取って!」
シン 「いきなりなんだよトリーシャ……って、これチョコか? まぁくれるっていうなら貰うけど」
パル子(剣)「大変だ元マスター……って、それを受け取ったら駄目だぁぁぁぁぁぁっ!!」
シン 「へ?」
トリーシャ「うふふ、それじゃあシン君、今日一日ボクとローラの言うこと聞いてもらうからね!」
……その後、シンはジョートショップから姿を消した。
しかしその翌朝、何故か頭にリボンを付けたシンが足元をふらつかせながら帰ってきたそうな。
最終更新:2008年07月11日 01:33