<サンフラワーヘッド>
シン 「……なんだこれ」
P 「なにって、植木鉢風な置物だけど?」
シン 「たまに思うんですけど、あきらかに需要がなさそうなものまで衣装やアクセサリーにしてませんか?」
P 「う~ん、言われてみれば確かに使いどころが難しいな……」
シン 「難しいとかそういう問題じゃない気もするんですけど」
P 「よし、わかった。それじゃこのアクセを最大限活かせるような組み合わせを考えてみよう!」
シン 「早くも今回のオチが見えた気がするんですが」
P 「俺もそう思った。けど倒れても前のめりの方が男らしいだろ?」
シン 「倒れることはもう確定してるのか……でもやるにしてもどうやって決めるんです?」
P 「ここにスロットを用意した。付けるアクセをこれでランダムに指定するんだ。頭はサンフラワーヘッド
で固定してるけどね」
シン 「誰が作ったんですかこんな使い道のなさそうなもの」
P 「律子だけど?」
シン 「……もうなんでもいいですから早く始めてください」
P 「よし、それじゃあスイッチオン!」
・アストロガール、S極とN極
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P 「(のヮの)」
シン 「(の_の)」
P 「ハッ!? 気付けば表情が引っ張られていた!」
シン 「いきなりとんでもないの引き当ててませんか?」
P 「むぅ、確かにこれはどれも使いどころが難しいものばかりだなぁ」
シン 「植木鉢の部分もメットに埋まってるから更に不気味な感じになってるような……」
P 「う~ん、でも個人的にはアリかな」
シン 「どのへんが!?」
P 「次、いってみよう」
・オールドスクールミズギ、デカぜんまい、ピンクのポンポン
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シン 「……これってプロデューサーがずいぶん前にゴリ押しした衣装ですよね?」
P 「苔の一念岩をも通す、さ」
シン 「カッコつけてるつもりでしょうけどむしろカッコ悪いです」
P 「それはさておき、ポンポンを持ってるからチアに見えなくもないけどやっぱり頭の花は違和感しか
ないなぁ」
シン 「なんていうかキワモノにキワモノを合わせてもやっぱりキワモノでしかないって感じが……」
P 「いや、諦めるのはまだ早い。次に賭けよう」
・エクササイズウェア、石こうアーム
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P 「……デートの前に病院行かないといけないな」
シン 「いろんな意味で病院に行ったほうがいいですね……」
- パンキッシュゴシック、水晶のペンダント、アナーキーグローブ
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P 「これは男でも濡れるわ……頭のがなければ」
シン 「全体的にまとまってる中でさらに異様な雰囲気を醸し出してますね……」
P 「まぁ、真なら喜んで付けそうな気もするけど」
シン 「さすがにそれは……」
――うわ~、これカワイイ! えっ? これ付けてもいいんですか!? やーりぃ! へへっ!
シン 「……ありえますね」
P 「解決の糸口も見えないまま次に行ってみようか」
・オトメサンバ、金のペンダント、金のブレスレット
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P 「今までよりは違和感はない……か?」
シン 「ここまで来ると「あぁ、そういうもんなのか」で流せそうな気もしますね」
P 「それはそれとしてこの衣装は実によく揺れ(ry」
シン 「これ以上死亡フラグ立てる前に次行きましょう」
・コスチューム765、銀のペンダント、ダイバー腕時計
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P 「地味員さんだ! じゃない事務員さんだ!」
シン 「全身から発する素朴なオーラで頭の花なんてどーでもよくなってきた……」
・エースオブクラブ、だっこヒヨコ、バスケシューズ
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P 「ド ン !」
シン 「……なんですかいきなり」
P 「いやなんとなく少年誌的なノリで」
シン 「まぁなんでもいいですけど。なんかやよいたちが付けてもそこまで変な感じはないですね」
P 「伊織は絶対に怒るだろうけどな。衣装の組み合わせというよりも年齢層の問題なのかもしれないなぁ」
シン 「次で最後ですね」
・ミニウェディング、ルビーの腕輪、真珠のアンクル
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シン 「なんか、浮いているはずなのにあんまり違和感がないですね」
P 「美希の性格もあるのかもしれないけど、結構ひとつにまとまってるな……」
シン 「これって美希だからってことですか?」
P 「他のみんなが未熟、ってわけでもないんだけどね。美希の場合は意識しなくてあんな感じだしなぁ」
シン 「結局、衣装やアクセサリーよりもそれを身に付けるアイドル次第ってことですか」
P 「ありきたりな結論だけど、そういうことになるね」
シン 「なんか変な機械持ち出しといてあまり得るものはなかったですね……」
P 「まぁいいじゃないか、別口で参考になったこともあるし」
シン 「それならそれでいいですけど……」
P 「さて、それよりシン君は準備はできてるかい?」
シン 「どうせ焼け石に水程度ですけどね……プロデューサーはどうなんです?」
P 「実は黙ってたけど、俺ってタイムリープが使えるんだ。2年前くらいまでならなんとか飛べる」
シン 「そうなんですか、実は俺も似たようなことできます」
P 「そうなんだ、あはははははは!」
シン 「あはははははははははははは!」
P 「ちなみにそれって狙ってできたりする?」
シン 「無理です」
P 「だよなー、俺もだよ」
シン 「ですよねー」
二人 『あはははははははははははははははははははは……』
P 「――生き残れよ、シン君」
シン 「プロデューサーこそ」
――そして二人は駈け出した。
背後に迫り来るは無数の尖兵となった春香さんs。振り向かずともその狂暴な笑い声から暗黒化していること
が分かる。
さらにスピードを上げる。隣を走る互いの姿が心の支えとなり、この苦境の中でなお力が沸き上がってくる。
目の前には窓。出入り口を封じられた今となっては唯一の活路だ。
P 「アイキャンフラァァァァァァァァァァァァァァイ!!」
シン 「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
両腕で頭を庇ってガラスを突き破る。
高さは二階、生身の人間でもなんとか耐えられる高さである。
プロデューサーとシンは着地と同時に受け身を取り、
二人 『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……!!』
ゆきぽの掘った深い深い穴の中へと堕ちていった。
――3時間後、彼らが穴の中から這い上がったときには集めたデータは機械ごと消失していた。
シン 「……どこに行ったんですかね、律子さんも穴掘りを指示したとこまでしか知らないって言うし
小鳥さんは何か知りませんか」
小鳥 「1ミクロンたりとも心当たりはないピヨ」
シン 「そうですか、妄想に飽きたらちゃんと返しておいた方がいいですよ」
小鳥 「何の話か分からないけどわかったわ……ダブルまことちゃんハァハァ」
シン 「前言撤回。今すぐ返せ」
最終更新:2008年10月25日 00:04