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◆o77ehnrsws氏のアイマス小ネタ-03

1


<ある日の風景~紅い瞳~>
律子 「ねぇシン、あなたいったいどこの出身なの?」
シン 「(ギクッ!)ど、どこって……日本生まれの日本育ちですけど?」
律子 「じゃあ両親のどっちかが外国の人とか? なんか妙な訛りがあるし、その目だってカラコン
    じゃないんでしょ?」
シン 「う……そ、それは」
律子 「プロデューサーに聞いても分からないって言うし、社長や小鳥さんに聞いても露骨に話題
    を逸らされるし」
シン (……ま、マズイ! どう答えたらいいんだ!?)
律子 「ねぇシン、あなた本当に……」

 ――ガチャリ。

あずさ「おはようございます~……あら~? シン君に律子さん、お疲れ様です」
律子 「…………」
シン 「…………」
あずさ「?」 ←赤い目の人
律子 「その、ごめんなさい」
シン 「……いえ、いいですよ」
あずさ「話がよく見えないけど……今日もレッスン、がんばりましょうね~」
二人 『あずささん、もう夜です』
あずさ「あら~?」


2


<もしPが女性だったら:変態紳士編>
シン「おはようございま……したー」
P  「待ちなさい、なんで来て早々に回れ右して帰ろうとするのかしら?」
シン「主にアンタが持ってるその衣装のせいですよ!」
P  「これ? 『目指せ明日のトップアイドル第47号~ドキッ! 美少年だらけのプールサイド 
   当然ポロリも想定済み~』の試作品よ」
シン「うわぁ……」
P  「さぁ! 今すぐこれを持って試着室に行って」
シン「着火」(シュボッ!)
P  「きゃああああああああ! 私が三日三晩寝る間も惜しんで作り上げた血と汗の結晶が灰燼に~!」
シン「こんなもんのために三徹とか正気かよ!? アンタって人はっ!」
P  「……ちょっとした冗談よ、そんなに本気にならないで(チッ)」
シン「今舌打ちが聞こえてきたんですけど? というか、前々から俺はアイドルにはならないって
   言ってるじゃないですか」
P  「律子だって最初はアイドルになる気なんてなかったわよ?」
シン「それは……って、あのときとは全然状況が違うじゃないですか!」
P  「ほら、ウチって男性アイドルいないし」
シン「やる気もないじゃないですか。募集もかけてないし……そもそもプロデューサーの作ってる
   衣装は全部女物だし」
P  「似合うわよ? 律子特製のシミュレーター(という名のアイコラ作成ツール)で確かめてるから
   断言できるわ」
シン「消せ、むしろブッ壊せそんなろくでもないモン」
P  「む~」
シン「む~じゃないです。まったく……春香たちのプロデュースはスケジュール面以外じゃほとんど
   完璧なのになんでこんな悪ふざけをいつまでも続けてるんですか」
P  「……悪ふざけじゃ、ないんだけどなぁ」
シン「は?」
P  「一目見たそのときから私は虜になったわ。白磁のような白い肌、ワインのように紅い瞳、
   年相応の子供っぽさに加えて時折除く悲哀の表情! この感情、愛というものに他ならないわ!」
シン「愛ぃ!?」
P  「さぁ! そういうわけだからこの『目指せ明日のトップアイドル第44号~ちょ、これ放送コード
   とかヤバくね? 覚悟とは暗闇の荒野に進むべき道をフッヒー!~』を着用して」
シン「ファイヤー&そぉい!」
P  「キャー!? 衣装が! パソコンが! 私の想いが壊滅的被害をぉぉぉぉぉぉ!」
シン(……フ□ムA、今日発売だったっけなぁ)

 しかし何だかんだでこの仕事を離れられないでいるシンだった。

3

<春閣下の野望QPD~急にPが出て行ったので~>
 ――これは、一人の男(プロデューサー)のために世界を敵に回した少女の物語である……

春香『愚民兵の皆さん、私が……天海春香です!』
 ――ウォォォォォォォォォォォォォォォォ!!
 ――閣下! 閣下! 閣下!
春香『(右手を振ると同時に歓声が止む)ありがとう。私は争いを望みません。本当ならばこの手にはマイクを持ち、
   ステージの上で歌を歌っていたことでしょう。しかし……時代が、この世界が! それを決して許さなかった!』
 ――(固唾を呑んで見守る元ザフト・連合兵。春香の後ろには手錠と首輪を付けた呆れ顔のシン)
春香『今一度、貴方たちに問います……プラント最高評議会議長、ギルバート・デュランダルが示す世界を生きたいか!?』
 ――否! 否! 否!
春香『では、ブルーコスモスの盟主であり、ロゴスの一角であるロード・ジブリールが作る世界に生きたいか!?』
 ――否! 否! 否!
春香『では、平和の歌姫と賞賛され、世界に不要な混乱を招いたラクス・クラインの下で生きたいか!?』
 ――否! 否! 否!
春香『よろしい、ならば……戦争です! 私はこの手に銃を持ち、戦場という名のステージで次の時代のための
    鎮魂歌を謳いましょう、この命尽きるまで! そしてそのために、貴方たちの命を貰います!』
 ――ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!
 ――閣下のために! 閣下のために! 閣下のために!

シン「……またえらいことになったな」
春香「違いますよぉ。えらいことになるのはこれからなんですから」
シン「いやまぁそうなんだろうけどさ、さすがに洒落になんないぞこれ」
春香「仕方ないじゃないですか、これ以外に方法が思いつかなかったんです」
シン(……なんでラクス・クラインのプロデュースについたプロデューサーを取り戻すために
   第四勢力を立ち上げることになるんだか)
春香「でも予想以上に集まりましたねー、愚民兵の皆さん」
シン「ザフトと連合の半数近くがこっちに寝返ったんだっけか。もうギャグの領域だな」
春香「ミネルバちゃんもそのおかげで簡単に手に入っちゃいましたしね」
シン「まさか副長が隠れ愚民だとは思わなかったなー。レイはちゃっかり逃げたしー(遠い目)」
春香「ほら見てください――って中からじゃ見えないですけど――、ミネルバちゃんの色新調したんですよ」
シン「知ってる……ヨウランとヴィーノが空の赤ペンキ缶の山に埋まって全身痙攣しながら恍惚な顔してたから」
春香「でも、もうミネルバちゃんって呼ぶのもおかしいですね……そうだ! 今日からこの子はネメシスちゃんです!」 
シン「うわぁダサ……嘘です。ピリッとしたニクいプラント流のジョークなのでその棒近づけないでくださいお願いします。
   ビリッとくるから」
春香「分かればよろしい。念のため言っておきますけど変な気は起こさないでくださいね? その首輪爆弾ですから」
シン「わぁい、予想はしてたけど本当にそうだったとは思わなかったぜちくしょー」
春香「それと手錠もMSに乗るとき以外は外れませんから。無理に外そうとすれば首輪が以下略」
シン「わぁい、今日びの犯罪者よかよっぽど酷い扱いに絶望したぜこんちくしょー」
春香「なんでさっきから棒読みなんですか? 愚民兵の間じゃ羨ましがられるくらいの好待遇なのに」
シン「俺は愚民じゃない!」

春香「まぁいいです。とりあえずシン君にはデスティニーちゃんに乗って頑張ってもらいますから。エースですよ、エース!」
シン「なのにこの扱いか……いやもう諦めてるけどさ」
春香「む~、もっとやる気出してくださいよぉ。ウチの軍じゃエースキラーはシン君くらいしかいないんですから」
シン「エースキラーって言われると仰々しく登場したはいいけどあっさりやられそうな印象なんだが。というかさ、
   さすがに俺だけでフリーダムとかアスランとかレイとかと戦うのは正直キツイってか無理なんだけど」
春香「大丈夫です! そのために今日までコツコツとシン君の食事に……」
シン「何入れたのお前!? 何食べたの俺!?」
春香「安心してください、人間に使うのは初めてですけど中毒性はありません」
シン「どう信用しろと!? つか俺はいったいどうなるんだ!?」
春香「えーとですね、分かりやすく説明するなら覚醒ゲージとブーストが無限に」
シン「メタ的な発言禁止! つーか分かりやすすぎて反応に困るわ!」
春香「今のシン君ならメビウスに乗ってフリーダムを相手にしても勝てる気になります」
シン「気がするだけか! つか死ねってんだな!? 俺に死ねって言ってるんだな!?」
春香「いやだなーシン君、新しい時代は築かれた多くの屍の上に成り立つんですよ?」
シン「当初の目的忘れてるだろお前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
 ――ヴィーッ! ヴィーッ!
シン「……警報!?」
春香「状況を報告しなさい!」
オペ「アルザッヘルより打ち上げられる艦隊を確認! もの凄い数です!」
春香「ジブリールか……愚かな理想家ね、おとなしくこちらの言うことを聞けば苦しまずに済んだのに」
シン「『跪いて足をお舐め』って言われてそうする奴がいるのか?」
ブリッジクルー『閣下の御身足であれば喜んで!』
シン「……あぁそう」
春香「それじゃあシャキシャキ働いてきてくださいねシン君、それはもう馬車馬のように」
シン「いやだって言ったら俺の首が吹っ飛ぶんだろ? はぁ……分かったよ。シン・アスカ、これより全力で任務に当たります」
春香「物分りがよくて結構です。全軍、第一種戦闘配置! 艦隊による長距離砲撃の後にMS発進、ガナーと
   ランチャー装備の機体を優先させるよう通達!」
オペ「御意に!」
春香「よろしい、では……全軍、ごまえー!」
 ――ごまえー!! ごまえー!!

 ――これは、たった一人の男(プロデューサー)のために世界を敵に回したはいいが、どこかで道を誤ってしまっ
た少女の物語である……


小鳥「――というお話なのよ! でもそれはほんの始まりにすぎなくてね、ここから盛り上がって……」
シン「小鳥さん、この書類のチェックお願いします」
小鳥「あら、もうできたの? ちょっと待っててね」
P  (……シン君も小鳥さんの妄想にすっかり慣れてしまったんだなぁ。それにしてもいったいどこからあんな話
   を考えつくんだか)
春香「プロデューサーさん! おはようございまーす!……って、どうかしたんですか?」
P  「いや、なんでもないよ。じゃあ仕事に行こうか」
春香「はい!……うふふ」





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最終更新:2009年07月31日 04:45
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