<ミニウェディング>
シン 「また趣味に走ってとんでもないもの着せたいのかよ、アンタって人h……
あれ? 意外と普通だ」
P 「はっはっは、いくらなんでも裾を引きずるウェディングドレスをそのまま衣装にする
はずないだろ?」
シン 「……なんか逆にこっちが落ち着かないんですけど。それにプロデューサー」
P 「ん? なんだい?」
春香 (プロデューサーさんプロデューサーさんプロデューサーさんプロデューサーさん
プロデューサーさんプロデューサーさん プロデューサーさんプロデューサーさ(ry)
美希 (ハニーハニー ハニーハニー ハニーハニー ハニーハニー ハニーハニー ハ(ry)
シン 「……・・・いえ、なんでもないです」
P 「?」
あずさ「夢にまで見たお嫁さんの恰好、こんな形で実現してしまうなんて……
どうしましょ? どうしましょ? どうしましょったらどうしましょ~!」
真 「ブライダルの撮影じゃ着れなかったんだよなぁ。うわ、ヤバイ……顔がどんどん
ニヤけてくるよぉ~」
シン (あずささんも真も似合ってるのは似合ってはいるけど……挙動不審なせいか異様な
ふいんき(なぜか(ry)の方が目立つなぁ)
雪歩 (真ちゃんカッコかわいいなぁ。それに比べて私は……うぅ、穴掘って(ry)
シン 「雪歩、悪いけどこのスコップ(業務用)は没収だ」
雪歩 「はうっ!?」
亜美 「んっふっふ~、どうだシン兄(c)!」
真美 「真美たちのオトナな魅力にめーっちゃメロメロになれ~!」
シン 「ハイハイオコサマオコサマ……痛っ!? 脛を同時に蹴るなお前ら!」
やよい「うっう~! シンさん、どうですか? 似合ってますか?」
シン 「ぅ……あ、あぁ、似合ってるよ(なんでだろう、まるで嫁入りする娘を見るような妙な
感じがする……)」
律子 「ま、いつもの趣味全開な衣装よりは断然アリね。6月も近いから時期も良いし」
千早 「メイドやレースクイーンはどうかと思うけれど、これくらいならあまり抵抗はないわね」
伊織 「なんかもう感覚が麻痺してるカンジがするわね……こ、コラ! 何ジロジロ見てるのよ
シン!」
シン 「ジロジロなんて見てないだろ。プロデューサー、俺は良い感じだと思います。みんな
よく似合ってるし」
P 「ん、そっか。じゃあとりあえずこのまま踊ってみよう。まずは……」
真 「…………」
――数時間後、営業終了後の事務所前にて。
シン 「参ったなぁ、財布忘れるなんて。まだ事務所開いてるかな……ん? 明かりが点いて
る。誰か自主レッスンでもやってるのかな?」
――ガチャリ。
シン 「誰かいますか~、って真? 今日のドレス着たまんま何やって……」
真 「きゃっぴぴぴぴぴ~ん☆ みんなのアイドル、菊地真ちゃんナリよ~☆」
シン 「…………」
真 「それじゃ、いつものいっくよー☆ せーの、まっこまっこり~ん☆」
シン 「………………」(バターン!)
真 「わわっ、なんだぁ!? ってシン!? どうしてこんなところで倒れて……うわっ、
何か信じられないものを見たかのような表情で白目剥いてるっ! は、はやく救急車
を呼ばないと! えぇっと……あぁもう! 119番って何番だっけ!? シン! シーーーン!」
その日の夜の記憶を、シンは永遠(とわ)に封じた。
最終更新:2008年11月07日 00:25