Q1 免疫抑制剤FK506の標的酵素の役割について述べよ。
<解答>
FK506はFKBPを標的酵素としている。これはカルシニューリンと結合し、カルシニューリンはNF-ATなどの転写因子を脱リン酸化し、IL-2などのサイトカインの発現を誘導する。これによりヘルパーT細胞が活性化し、他のサイトカインの産生を促進し、NK細胞やCTLに働きかける。
Q2 実際の医療において行われている例をあげて、抗体療法について説明せよ。
<解答>
インフリキシマブやリツキシマブなどのモノクロナール抗体が現在の医療においてしようされている。リツキシマブはヒトB細胞のみに発現しているCD20に対する抗体をマウスから回収し、これを薬剤とした。そのためこれは、抗体が原因となる自己免疫疾患や濾胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫などの対応策として使われている。
最終更新:2011年01月29日 21:39