赤風邪を引く

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716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 19:53:19.31 ID:5Ikmzks0 【赤風邪を引く】 白の部屋 赤「資料できてるか?白(ズズ・・・鼻水止まらないな)」 白「んー?資料ならそこに置いてあるから勝手に持っていって」 赤「そこって・・・本と紙だらけで、どれが資料なんだかわからないぞ」 白「面倒臭いわね。えーと、あった。はいコレ」 赤「頼むから、自分で出しに来るようにしてくれ(毎回取りに来させられる身にもなってくれ。ただでさえ調子悪いのに)」 白「(パシッ)何?風邪でも引いてるの?」 赤「大した事はないんだけど、少し頭が痛むんだ・・・」 白「少しって言うけど、顔色悪いわよ?ちょっとこっちに来なさい」コツン 赤「い、いきなり何すんだよ(し、白の顔が近い///)」 白「(パシッ)恥ずかしがらないの、おでこくっつけただけでしょ?」 白「熱いわね・・・ちょっと熱計って見ましょ。はい、体温計」 赤「大丈夫だって・・・ムグ」 白「えーと・・・39度もあるじゃない!あんた、よく平然としてられるわね」 赤「そんなにあったのか?(仕事終わったら、早めに休もう)」 白「(パシッ)ちょっと、仕事続けるつもりなの?」 赤「当然だろ?」 白「ダメね。仕事をやめて今すぐ休みなさい」 赤「でもなぁ・・・(終らせておかないと青達に怒られるし・・・)」 白「(パシッ)はぁ・・・、あの子達には私の方から言って話つけておくから」 赤「いや、でもっ!」 白「聞く耳持ちません。青の所に行って話してくるから、赤は私のベットで休んでて」 赤「お、おい、休むにしても自分の部屋でいいだろう」 白「あんたの部屋、隙間風酷い癖に暖房器具置いてないでしょ?あんな所じゃ治るものも治らないわよ」 赤「そうかもしれないけどさぁ・・・」 白「戻った時にいなくなってたりしたら、ただじゃおかないんだからね」 717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 19:53:46.40 ID:5Ikmzks0 青の部屋 白「と言う訳で、赤を休ませてもらえない?」 青「分かりました。手続きの方はしておきます(一緒にいたのに、赤の不調に気づけなかった・・・)」 白「(パシッ)気にしない方がいいわよ?あいつもそこまで酷いと思ってなかったみたいだし」 青「そうなんですか?まったく、赤はもう少し自分を気遣うべきだ。言ってくれれば私が・・・」 白「ほんとよね。でも、あなた達が赤に甘えすぎていたってのもあるのよ?」 青「(うっ・・・)し、しかし、赤と二人っきりで大丈夫なんですか?あれでも男ですよ?」 白「問題ないわ。赤のヘタレは筋金入りだから、襲い掛かる勇気なんてないでしょ」 青(赤は白先輩と二人っきり・・・、白先輩は魅力的だ。もしもの事があるかもしれない・・・そしたら私は・・・) 白「(パシッ)・・・なんなら替わってあげましょうか?青」 青「え・・・」 白「青なら赤もその気になって、襲い掛かってくるかもしれないわよ?」 青(赤が私に襲い掛かる・・・そんな事になったら///) 白「(パシッ)青、どうする?」ニヤニヤ 青「そ、それじゃ―――」 緑「・・・私が・・・替わる・・・」 青「緑いつの間に!」 緑「・・・青と赤・・・訓練の時間になっても来ないから・・・迎えに来た・・・」 青(くっ、忘れてた!) 緑「・・・白・・・私が替わる・・・赤の看病は任せて」 青「だ、ダメだ!認められない!」 緑「・・・青には聞いてない・・・」 青「隊長命令だ!反論は認めない!」 緑「・・・青・・・横暴・・・自分が看病したいからって・・・」 青「ち、違う!赤の看病は・・・し、白先輩に一任するんだ(折角のチャンスだが、致し方ない・・・シュン)」 718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 19:54:12.41 ID:5Ikmzks0 白の部屋 白「ただいま。言いつけどおり休んでるわね。いい子いい子」なでなで 赤「や、やめろって///」 白「青と話つけてきたわ。今日はもう休んでいいそうよ。それと、はい、緑特製の風邪薬」 赤「緑特製?」 白「赤が風邪引いたって言ったら手渡されたわ。愛されてるわね、赤」 赤「緑・・・」←感動中 白「風邪が治ったら、緑にちゃんとお礼言いに行きなさいよ?」 赤「勿論だ。白にも後でちゃんとしたお礼しないとな」 白「期待しないで待ってるわ。ねぇ、お粥作ってきたけど食べる?」 赤「ああ、すまないが貰おう」 赤(美味しい・・・。白って料理上手だったんだな。優しいし、綺麗だし、いいお嫁さんに成りそうだな) 赤(そんな女の子と部屋に二人きり・・・これなんてエロゲ?くっ、ダメだ。意識し始めたら落ち着かなくなってきた) 白「(パシッ)あんた・・・・私の能力忘れてない?あんまり恥ずかしい事考えないでくれる?」 赤「え、あっ・・・(せ、全部読まれていただと!)」 白「(パシッ)調子に乗って襲い掛かってきてもいいけど、その時があなたの最後よ」ニコ 赤「そそそ、その様な気持ち微塵もございまいません(笑顔なのに超こぇー)」ガタガタブルブル 白「(パシッ)そこまで、強く否定しなくてもいいじゃない・・・」ボソ 赤「え?」 白「食べ終わったんなら、寝なさいって言ったの。なんなら子守唄でも歌ってあげましょうか?」 赤「子ども扱いはやめろって!」 719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 19:54:41.50 ID:5Ikmzks0 白「薬飲み終えたと思ったら、すぐに寝ちゃったわねぇ」 赤「・・・むにゃむにゃ・・・青さん撃たないで・・・緑変な薬飲ませるな・・・Zzz」 白「憎らしいくらい気持ち良さそうに寝てるわね・・・」ツンツン 赤「・・・うぅ・・・やめ・・・zzZ」 白「眠っていても、あの子達の事ばかり・・・、私の事は気にかけてくれないの?」 赤「・・・Zzzz」 白「はぁ・・・なーんか私も眠くなってきちゃったわ。ベット一つしかないし、一緒でいいわよね?」 翌朝 赤「・・・ふぁ~・・・よく寝た。ムニュ・・・ん?何時の間に抱き枕なんって抱いてたんだろう」 赤「それにしても、この抱き枕柔らかいな。それにいい匂いがする」モミモミ 白「ん・・・あっ・・・やぁ・・・」 赤「え・・・鳴いた・・・?シーツの下に何が・・・え・・・えぇぇぇ!!!!」 赤「な、なんで白が一緒のベットで寝てるんだよ!」 コンコン 青「白先輩!赤の叫び声が聞こえたんですけど、どうかしたん・・・です・・・か?」 赤「あ・・・(終わった)」 青「赤・・・」カチャ 赤「青さん待って!こ、これには深い訳がっ!」 青「問答無用だぁぁぁぁぁ!!!」バンバンバン 赤「ぎぃぃぃやぁぁぁぁ」

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