雨の止まない街(あめのやまないまち)
街
文字通り雨が止まない街。
街に明かりは灯っておらず、人っ子一人居ない。雨雲の所為で昼でも夜みたいに暗い。
灰色のマンションが幾つか立ち並んでいるが、電気は点いていない上に全ての窓ガラスは割られていて、人が住んでいる気配は無い。
時雨曰く、街で1、2を争う高さを誇る高層マンションの屋上から見える景色は良いらしい(一面灰色で死んだ世界の様な風景だが)。
緋色と
永時は遠くからこの街を見ただけで戦慄し、害虫の様な気色悪さを感じた。雨が届く範囲外にも街並みは続いているが、其処にも人は住んでいない。
その街並みも含めて『雨の止まない街』なのか、雨が届く範囲内が『雨の止まない街』なのかで意見が分かれている(主に情報屋等の間で)。
長時間この街に居て、晴天の空の下にいきなり出ると感覚のズレの様な症状が起きる。
二巻のサブタイトルと同じ名前。正式名称は不明。
雨が止まない原因は
天宮の
実現(リアリティ)によるものであり、彼がもう必要ないと感じた時、街の雨は止んだ。
天宮によると、この街には最初から人など居なかったらしい。更に
永時の見立てではどう甘く見積もっても
二日帰り以前のものではない様だ。
高層マンションには地下室があり、小さな研究施設の様なものになっている。雨は止んだものの、謎が多い街である事に変わりはない。
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最終更新:2011年04月24日 09:39